<懐古園の紅葉>
紅葉の信州;上田・小諸地区周遊(3):懐古園(小山敬三記念館・藤村記念館)周遊
2017年11月11日(土)~12日(日)
第2日目;2017年11月12日(日) 晴れ
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/89d5372c480d0adbb74025eff47a6908
<小諸の朝>
■今日も寒そうだ
昨日は上田城址公園,東御市丸山晩霞記念館を一回りしたあと,小諸市郊外にあるビジネスホテルに一泊した.
今日は快晴.
朝方,かなり冷え込んだらしく,窓がら一面に朝露が付いている.その向こうに朝日を浴びた浅間連山が見えている.
天気予報では,今日の小諸の最低気温はマイナス4℃と報じていたが,天気は良いものの大分寒そうである.
7時頃,ホテル1階にあるレストランで朝食を済ませる.バイキング形式である.
■某寺院へ
8時頃,ホテルを出発.
小諸市内の某寺院の墓地に眠る父母に挨拶してから,懐古園に向かう.
時間があれば,回りたいところが沢山あるが,今回は急ぎ旅なので,懐古園を一回りしただけで神奈川の自宅へ戻る予定である.
ちょっと残念.
<懐古園に到着>
■駐車場とC56
懐古園駐車場に到着.
まずは駐車場入口に保存されている常時機関車C56を懐かしさを込めて写真を撮る.
同行の家族が,そんなものの写真を撮っていないで,早く行きましょうとボデーランゲージで私にプレッシャーをかける.
その昔,小海線を走っていた機関車である.何とも懐かしい.今でも機関車の汽笛の音を鮮明に覚えている.
■懐古園入口
懐古園に入る.
まずは,左手の坂道を進む.突き当たりの石垣に小諸義塾木村塾長のレリールが飾られている.周囲の紅葉は今が見頃である.
<懐古園入口付近>
<藤村記念館へ>
■振り返って入口付近を望む
緩やかな坂道を登る途中で振り返る.紅葉が見事.
<坂の途中で振り返る>
■弓道場付近の紅葉
まだ時間が早いためか,弓道場で練習をしている人は居ない,弓道場周囲の紅葉に見とれる.
<弓道場>
■忠魂碑付近の紅葉
この辺りは小学生の頃,しばしば写生に訪れたところである.今も昔も紅葉が見事だ.
<忠魂碑付近の紅葉>
■藤村記念館付近の紅葉
モミジの向こうに見える建物が藤村記念館である.
画面左側の大きなケヤキは私が小学生の時代からほとんど変わっていいない.
<藤村記念館付近の紅葉>
■城趾石垣付近の紅葉
この辺り跡の紅葉は特に素晴らしい.沢山の観光客が写真を撮っている.
<城趾付近の紅葉>
■苔むした石垣
苔むした石垣には何とも言えない風情がある.
<苔むした石垣>
■藤村記念館
藤村記念館の建物.島崎藤村の小諸時代の資料類が整備されている.島崎藤村は小諸義塾の教師をしていた.昨日東御市丸山晩霞記念館を見学したが,丸山晩霞も小諸義塾の教師をしていた.
<藤村記念館>
<寅さん記念館と小山敬三記念館>
■橋を渡って鹿島神社へ
橋の途中から谷間の紅葉を眺める.
<谷間の紅葉>
■寅さん記念館
残念ながら休館中.
<寅さん記念館>
■小山敬三記念館
続いて小山敬三記念館を訪れる.
浅間山の絵画,物凄い迫力である.私は小諸に帰省すると,必ずと言って良いほど小山敬三記念館を訪れている.展示されている絵を一枚一枚時間を掛けて見て回る.
残念ながら館内の写真は撮らなかった.
小山敬三記念館の見学を終えて往路を引き返す.斜め欲から日光を浴びた紅葉が一層美しく見えている.
<日光を浴びて輝く紅葉>
<藤村碑と千曲川の展望>
■藤村碑
再び橋を渡って馬場に戻る.
馬場の片隅にある藤村碑を見物する.”小諸なる古城のほとり…”で有名な歌詞が刻まれている.
<藤村碑>
■千曲川を望む
藤村碑のそばにある展望台から千曲川を望む.
ここからの風景を描いた小山敬三画伯の絵が小山敬三記念館に飾られている.
<千曲川の展望>
■富士見台からの展望
馬場の一角にある富士見台へ.
ここか快晴の日には富士山が見える筈である.遙か前方に広がる台地は南佐久の川上村とその周辺である.
<富士見台からの展望>
<動物園>
■吊り橋を渡る
馬場側から深い渓谷に架かる吊り橋を渡る.
橋の上から谷間の紅葉が見える.
昔は,この谷間を千曲川まで下れたが,今はなぜか通れなくなっている.
<谷間の紅葉>
■動物園を通り抜ける
動物園に入る.と
時間が教え居るので,ゆっくり見物する余裕がないので,ザッと眺めながら通過する.
途中,ライオンの檻の前を通過する.人集りがしている.ライオンが物凄いうなり声で鳴いている.ど迫力がある.ライオンの檻を通過するとフラミンゴが目に付く.その先には小さな檻が並んでいる.
<ライオンの檻>
<小諸義塾校舎>
■懐古園入口へ
動物園を通り抜けて,懐古園入口方面へ向かう.
<懐古園入口へ>
■小諸義塾の校舎
懐古園料金所を出てから,右手の坂道を登る.
坂を登り切ったところに小諸義塾の校舎が建っている.
2階建ての小さな木造校舎である.中に入ると当時の教員の紹介や教科書などが陳列されている.
”どの科目も,ずいぶんと程度が高いな…”
というのが率直な印象である.
<小諸義塾校舎>
■惜別の歌歌碑
小諸義塾校舎の脇に惜別の歌の歌碑が立っている.有名な”遠き別れに耐えかねて…”の歌が刻まれている.
<惜別の歌歌碑>
<自家用車と電車を乗り継いで帰宅>
■早めに出発
同校の息子が夕方休日出勤するというので,懐古園見物を早めに切り上げる.
10時15分頃,懐古園駐車場から出発する.懐かしの信州さようならである.
小諸ICから高速道路にはいる.進行方向左手に浅間山連山を眺めながら快調に走る.佐久ICを通過して長い二つのトンネルを潜ると,もう群馬県である.
■ボリュームたっぷりの昼食
途中,某PAで少し遅めの昼食を摂る.
私が選んだのは980円也の欲張り丼とやらである.結構なボリューム.
”年寄りにしては,少々食い過ぎるかな…”
と思ったが,まあ,いいやで全部平らげてしまう.
<私が選んだ昼食>
■東京駅から電車で…
東京駅で息子の自家用車から下車する.息子はそのまま金岬へ.
東京駅で下車した私たちは,それぞれ公共機関を使って自宅へ向かう.私たち老夫婦は東海道本線の電車で大船駅へ.大船駅からは路線バスを利用して,無事,帰宅する.
”なんだか分からないが随分とくたびれたな…”
明日から神奈川美術協会会員展が開催される.私ごときペーペーは会場設営のお手伝いをするために,朝から会場に詰める予定である.
”なんだか多忙な一週間になりそうだな…”
(おわり)
「関東・上信越の山旅」の次回の記事
(なし)
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