☆ナギの日記☆

家族5人。
両親と私と娘と、おっさんの日常を綴ります。

親戚とは仲良く☆

2017-09-30 09:57:25 | その他女性日記
父方の祖父は戦前、横須賀の海軍に入隊していました。
詳しい事はわかりませんが出身地の北海道へ戻ってきて室蘭という所の新日鉄さんで
働きだしました。室蘭で結婚して子供は6人生まれたのですが2人、幼い頃に病死して
元気だった父の弟も3人の子供を残して自動車の事故で亡くなり、
今は、父と妹2人の3人になってしまいました。

父は長男なので家には仏壇があります。
毎月、月命日には仏花と、お菓子などをお供えしています。
父だけ生まれ育った土地からポンと離れた所に住んでいるので(山の中)
祖父が亡くなった後、知人のいない山の中へ祖母はやってきました。

父は若い頃から自分は長男だから、いずれ室蘭に帰ると言っていたのですが
自分の家を遠方に建ててしまったので祖父母が高齢になってから、誰が預かる
か、預からないかで親戚と、もめました。
その時は叔父も元気でした。父は仕事が忙しいと言い、すべて母に任せ父の代わりに母が話し合いをしていました。
祖父は心臓を患っていたので発作をおこしたら山の中だと病院まで間に合わないと思い
母は快く祖父母を預かれないと言っていたようです。祖父は結局、病院で叔母たちに看取られて室蘭の病院で亡くなりました。

祖母は乳がんの手術をうけていたので一人暮らしは無理なのですが地元を離れたくないと頑なでした。
でも、やっぱり無理だと思ったのでしょう。長男の家に来て日中は嫁の母と二人の生活が始まりました。
父も私も弟も働いていたので寂しかったのではと思います。
礼儀正しく気丈な祖母でした。ガンが転移して亡くなりましたがよく頑張ったと思います。

今は叔母たちが気を使ってか時々、いろんな物を送ってくれます。
なかなか食べられないとても美味しい高級なフルーツや、食品、センスの良い衣料品や本など…etc
ドイツ旅行の時の素敵なお土産などもいただきました。
遠くからお線香をあげに時々、遊びに来てくれます。やっぱり、お土産をどっさり持って☆
山の中に住んでるからなかなか祖父母を預かることができなかったのだと
わかってくれたのではないかと母がいつだったかポツリと言っていたのを覚えています。
最近は、いとこも、家庭を持って頑張っていて、時々、お線香をあげにきてくれます。

いろいろありましたが今は平和です。
今日も仏壇には庭のお花が飾られています。
親戚とは仲良くしてほしいと天国の祖父母が思っているのではないかと思っています。