皆さん、こんばんは。ここのところ薬膳、薬膳、としきりに薬膳のお話しをしていますが、なぜ私が薬膳を広く皆さんに知っていただきたいかというと…。
体の不調のメカニズムを知っていれば、そうならないように予防することができるからです。
例えば下痢や、特定の時期に毎年外耳炎になる犬も少なくありません。それにはそうなる原因があります。
このセミナーでは、季節の薬膳で温度や湿度の変化がどのように体に影響を与えるか、それによって起こり得る不調やその予防の仕方をお話ししています。
また中医学、薬膳で欠かすことのできない陰陽五行のバランスが崩れた時にどんな食材を使ってそれを建て直すかというのもとても重要なポイントです。
五臓の不調は体のどこをどのように見ればわかるのか、それがわかれば大きなことになる前に予防することができます。
様々な感情が、五臓と密接に関係しているというのもとても興味深いですね。
現在抱えている体のちょっとした不調がどのようなメカニズムで起こっているか、それを探って施膳するのが薬膳です。
よい状態ならそれを長く保つために薬膳を用います。
不調の原因を探り建て直す、そのために薬膳では、「補う」「取り去る」「調整する」というたった三つの原則に従って施膳(献立を作ること)します。とてもシンプルですね!
補う、取り去る、調節するのは「陰陽」であったり、「熱(あるいは冷え)」であったり「気」であったり。
その個体の現状に対して何をすればよいのかがわかるのがこのセミナーです。
6回シリーズにしているのには理由があります。
中医学では季節は五つありますし、五臓六腑の特徴とあれもこれも…、何千年もの知恵をたった1回で説明できるものではありません。本当は6回でも無理なのですが(^^ゞ
プライベートセッションでは私が個々の現状をうかがいながら食材の提案などもさせていただいていますが、このセミナーでは飼主さんご自身がパートナーさんの現状を見て食材を選べるようになっていただくのが目標です。そのために、最低6回は必要なのです。
6回のベーシックコースを終えられた方には修了証をお渡しし、今後ご一緒に薬膳を広めていただくお仲間を募るセミナーなども開催していく予定です。
また修了証をお持ちの方には、具体的な病状の中医学的なメカニズムを理解していただき、そうならないために予防する施膳を具体的に一緒に考えるセミナーなども開催の予定です。
「パートナーにも薬膳ご飯!-愛犬と飼主さんのための薬膳セミナー-」(詳細は下線をクリックしてください)は、パートナーだけでなく、飼主さんだけでなく、双方が元気に暮らせるお手伝いをします。ドライフードも薬膳の考え方を取り入れて、美味しく元気になるご飯に変えましょう!
手作りご飯派の方も生食派の方も、ドライフード派の方もぜひご参加ください!!
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