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ボトルマンは、2020年に第一弾商品が発売され、通しナンバーでBOT-01からBOT27までの商品が、いわゆる第一世代(プロトタイプシステム)と呼ばれています。
自分が買い集めているのは、通しナンバーBOT-28から始まる第二世代=DX(ドリンクロスシステム)シリーズとなります。
主人公機であるコーラ丸を始め、いくつかの機体はプロトタイプシステムからリニューアルされDXシリーズでもリリースされています。
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今回レビューするタンサターンDXも、そうしたリニューアル品の一つ。
プロトタイプシステム時は「スパーキングナイト」というボトルマンと2体セットで発売されましたが、DXシリーズでは単体での発売となりました。
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パーツ一覧。
黒を主体としたカラーリングと、大きな翼が特徴で、その分かりやすいビジュアルは「人気が出ないはず無いだろう」と感じるオーラがあります。
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星獣アーマー状態。
炭酸水というモチーフ化しにくいドリンクですが、星座モチーフにデザインを振ることで独自性を出しています。
そのモチーフはやぎ座。
キリスト教的な考えですが、ヒツジは神様サイドの象徴なのに対し、ヤギは悪魔サイドの象徴とされています。
同じ家畜なのに面白いですね。
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ヤギとしての角や、翼の形状を生かした細長い前足など限られたパーツ数のなかでモチーフをうまく処理しています。
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アロサイダーDXと同じく無色透明のコアボトル。
タイプはパワータイプになります。
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コアボトルに星獣アーマーを纏わせ「タンサターンDX」の完成。
フットパーツの高さがない=低空ショット可能、なのでちょっと短足イメージですが、やはり大きな翼をもっていると迫力があります。
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レバーの先端がコウモリ状になっているのもいいですね。
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他のボトルマン同様エンブレム付きのキャップを頭頂部に嵌めておく他、タンサターンは翼のくぼみ部分にキャップを嵌められるようになっています。
これにより、マガジンパーツを付けずとも予備弾保持が出来るようになり、バトルでも優位に立つことが出来ます。
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ボトルコアはパワータイプなので、ホールドパーツ先端にはゴムパーツが付いています。
ホールドパーツの外側には突起が付いていますが、タンサターンの腕パーツとは干渉しないため、「しめ撃ち」が出来ません。
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そして、タンサターンの一番の特徴が、翼と足裏に装備されたローラー。
アースローラーDXは機体に対して横に移動できるローラーでしたが、タンサターンは前後に動かすことが出来ます。
これまた、単純構造なのに思った以上にスムーズに転がります。
つまりこれで「押し出しショット」が出来るわけですね。
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翼の取付位置は、フットパーツの高さに合わせ2段階に調節できます。
コーラマルDXのフットパーツを取り付けた場合の例だと、右側の低位置設定ではローラーが設置していますが、左側の高位置設定だとローラーが宙に浮いてしまっています。
カラー、デザイン、機能と、これまたどれを取ってもカッコいいボトルマンです。
また、ブースターパックに該当するランダムコレクションでは、この機体のリデコ機体として「ヴァルハスDX」が存在します。
そちらは頭部がまるまる新規造型になっているほか、ドリンクモチーフは「いろはす」、星獣アーマー形態と星座モチーフがおとめ座となっています。
黄道十二星座のボトルマンを揃えたい自分としては、いつか手に入れたいボトルマンです。
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