タランチュラナイトがカッコいい!→でもDX玩具の値段を出すほどには・・・→ならミニプラは買うぞ!→じゃあミニプラタランチュラナイトの装備品として他のシュゴッドも必要だよね?
っていう流れで、10年以上ぶりに手を出した、キングオージャーのミニプラですが、パワーアップアイテムとも言える三大守護神もミニプラで発売されたので、早速購入してみました。
今回も、キングオージャーセットに続き、6種のラインナップを一つにまとめたセット箱を購入しました。
ちょっとスペースは取りますが、ミニプラは基本的に各箱の裏が組立説明書になっているので、モデル完成後に仕舞っておく箱が無くなるんですよね。
このセット箱なら、かなり余裕を持って完成後のミニプラを仕舞っておけるので便利です。
もちろん、見た目の良さも重要です。
大箱を開ければ、通常のボックスで6種類が入っています。
この辺は前回のキングオージャーと同じですね。
ラインナップとしてはゴッドカブト、ゴッドスコーピオン、ゴッドホッパーの三機が、それぞれABの箱に分割されている構成です。
ちなみに、第一弾のキングオージャーでは一箱¥390(税込:¥429)だったのが、今回のレジェンドシュゴッドでは¥410(税込:¥451)になっています。
ただ、中身のボリュームは、第一弾のキングオージャーと比べると・・・正直「え、これしか入っていないの?」と思えてしまいます。
まあ、近年の物価上昇を考えると、そりゃそうだよな、と思える妥当な金額なのですが、これなら倍の価格で1箱で1機が完成する仕様でも良かったんじゃないかと思います。
今回のラインナップは、第一弾のキングオージャーを持っていないとまともに遊べないので、無理に分割販売する必要を感じられません。
まあ、最近のバンダイ食玩は何でも分割販売して、1個あたりの価格設定を抑えるというのが定番ではありますが・・・
ゴッドカブトBセットも開封して、ランナーを並べてみました。
やっぱこれで1箱で良いんじゃないかな?
今回の3機では、ゴッドカブト、ゴッドスコーピオンはそれなりのボリュームですが、ゴッドホッパーはパーツ数も少なく、これ以上に割高感があります。
さて、今回の組み立てで一番悩んだのが「金色の表現」です。
DX玩具では、金色成型のパーツ(正確には金色というよりパール入黄土というような色)とメッキで表現されたパーツの2色で金色が分けられています。
ミニプラでも、この金色成型のパーツでほぼ色分けがされているのですが、一部は黒成型のパーツの上からシールで色分けを再現しています。
同じく、DXではメッキになっている部分もホイルシールで再現されるようになっています。
つまり、そのまま説明書通りに組みたてると、成形色の金、ホイルシールの金、メッキ再現のホイルシールの金、の三色になってしまいます。
そこで、この金色の表現を統一感出すために、金色マーカーを数種用意し塗装する事にしました。
使ったのは
・GSIクレオス ガンダムマーカーEX ホワイトゴールド
・GSIクレオス ガンダムマーカーEX イエローゴールド
・ゼブラ マッキーペイントマーカー 極細金
の3本です。
特に、本来メッキになっていたパーツは、他の金色より色味が薄めの白っぽい金なので、ホワイトゴールドが最適かと思いました。
実際にゴッドカブトを塗り分けてみたところです。
使い分けは・・・
ツノの先端部分→黒成型にマッキーペイントの金
ツノの側面&目の周囲→金色成型のパーツにイエローゴールド
体側面のパネル(メッキパーツ)→金色成型のパーツにホワイトゴールド
という風にしてみました。
・・・正直、ほとんど色の変化が無いです。
いや、どの塗料もホントに素晴らしくて、キレイな金色に仕上がるんですが、なかなか思った通りの色になってくれません。
特に、ガンダムマーカーEXの2種は下地の隠蔽力が弱いため、金色成型プラの色に大きく左右されるため、イエローとホワイトの違いが出にくいようです。
ちなみに、これについてはTwitterでアル。さん(@aru1011paka)が実験してみてくれました。
ご存じの方も多いと思いますが、ガンダムマーカーの塗料は「アルコール系」と呼ばれるタイプのため、下地、上塗りのどちらも他の塗料を溶かすので、単体塗りでしか使用が出来ません。
しかし、黒サーフェイサーを吹いて下地を作った上から、ガンダムマーカーエアブラシシステムで吹くと、しっかりとイエローゴールド、ホワイトゴールドの色味の違いを表現することが出来ていました。
自分はガンダムマーカーエアブラシシステムを未所持であるため、素材にマーカーで直塗り&数度の重ね塗りで、なるべく色の差を出すようにしてみました。
そんな色塗りで完成したレジェンドシュゴッド3体です。
最初に作ったゴッドカブトは金色の違いが薄めですが、ゴッドスコーピオン、ゴッドホッパーはそこそこ色味の違いが出せたと思います。
ゴッドカブト
個別のギミックなどについては、このブログを見られる方なら説明不要かなと思います。
しかし、まさか王道のカブトムシを武装用キャラに持ってくるとは・・・
ゼンカイジャー、ドンブラザーズと型破りな戦隊が続いたおかげで、今回のキングオージャーは王道感を感じますが、実際はかなりの型破りですよね。
変形させて武装させることでカブトキャノンの完成です。
この状態では名称がカブトキングオージャーになります。
あまり目立ちませんが、ゴッドカブトのカラーの差し色は草色です。
ここは個別の塗料を用意するのも難しそうな色合いだったので、付属のホイルシールを余白を切り取って使っています。
ゴッドスコーピオン。
三体の中では一番金色の部分が多く、かつ本来メッキである部分も多いので、派手な印象があります。
やっぱり写真だと分かりにくくなっていますが、両手のハサミと尻尾の先端部分はホワイトゴールドで塗装しています。
武装させるとスコーピオンクローになります。
この両腕のハサミと尻尾を並べて、三本爪を形作るというのは斬新なアイデアですね。
ちなみに、この状態での「親指」にあたる小さいクローパーツは、シュゴッド状態での見た目を優先した一回り小さいパーツも付属しています。
差し色は、TVや資料を見た時には水色だと思っていたのですが、付属のシールを見ると藍色っぽい濃い青でした。
こちらもホイルシールを使用しています。
本体の小ささ以上に、劇中でのシュゴッドとしての扱いが雑な印象を受けるゴッドホッパー。
やっぱり、バッタの活躍の場は仮面ライダーで充分だからですかね?
差し色のマゼンタが非常に目立つデザインです。
ガンダムマーカーでもメタリックピンクって単品で売ってないんですよね・・・
武装させるとホッパーアーマーに。
キングオージャーの胸周り部分は、ゴッドクワガタの頭部を折り曲げた部分をベースに、前にはゴッドクモ、後ろにはゴッドトンボがあるので、ノーマルでもボリュームがあります。
そこに更にバッタの装甲なので、前後の厚みが半端ないです。
このアーマー部分は一番目立つところなので、しっかりホワイトゴールドを重ね塗りしています。
そして、三大守護神を全部装備したレジェンドキングオージャー。
下半身がホッパーの膝アーマーだけなのが、ちょっとだけ寂しく感じます。
いや、それ以外のボリュームがデカすぎるのか!
前作のドンブラザーズに続き、今回のキングオージャーでもDX玩具では可動を売りにしておりますが、もちろん、もっと前からフル可動に挑んでいたミニプラなので、本当に良く動きます!
ただ、個人的には動きすぎるというのが正直な感想・・・
一つのポーズを取らせるのにも「可動しない=妥協」が出来ないので、ビシっと立たせるにはあちこち角度を調整しないといけません。
とは言え、今回の個人的テーマとしては金マーカー塗装だったので、とりあえず満足はしています。
家庭環境などの問題で大掛かりな塗装が出来ない人にとっては、玩具やプラモデルの塗装が気軽に出来るマーカー類はとても助かるアイテムです。
また、塗料もどんどん進化し、特にメッキ調塗料など特殊塗料でも、こうしたマーカーを使うと気軽に塗装が出来ます。
通常の基本色マーカーは最近、セリアやキャン★ドゥでも売られているみたいですが、ガンダムマーカーではメッキシルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールドは本当にお勧めです。
ホログラムマーカーも気になるけど使い所が・・・
あ、ゴッドトンボとゴッドハチの羽根に塗ると良いのか!?
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