近所のスーパーが改装閉店セールをやってて、半額になっていたので購入。
アタック変形ウルトラビークルからバルタンビークルとゴモラビークルです。
他にも種類があって迷ったのですが、怪獣としてベーシックなこの二体を購入。
まあ、まだ理由はあるのですが、後述します。
まずはバルタンビークルから。
キャラクター造形をミニカーに落とし込むデザインは、日米問わず色々とやられていますね。
特にディズニー系はマテル社もトミカブランドもハイクオリティでハイセンスなデザイン車をたくさん出しています。
バンダイはミニカーに関しては、一時はマテルと提携し、ホットウィールブランドとして数種の展開をしていました。
国内ではキャラウィール、海外メインではロボウィールを展開しましたが、やはりノウハウの少なさなどが要因なのか、イマイチ大きなヒットにはなりませんでした。
そのバンダイが、再びミニカー玩具、しかもウルトラマンブランドで出してきたという、ある意味挑戦的な玩具ですね。
国内定番ブランド、トミカとの大きさ比較。
いわゆる1/64サイズに近いですが、ギミックが入っているためか一回り大きめです。
ミニカー好きは、ホイール・タイヤにこだわる人が多いのですが、ウルトラビークルではプラ素材のホイール一体型タイヤをはめ込み式にしています。
見た目はショボいんですが、ちゃんとくるくる回る精度の高い造形ですし、コストダウンにも役立っているので、これはまあ仕方ないんじゃないでしょうか。
シャーシ裏。
このシリーズのギミックは統一で、このシャーシ裏はフィギュアモード時の正面になります。
プロモーション映像では、両足が開いてアクションするシーンがあるのですが、どのキャラも実際は両足が一体成型になっています。
フロントバンパーを押し込むと、頭部と腕のロックが外れ、飛び出します。
これでバルタンビークルのフィギュアモード完成です。
他の可動、ギミックは一切ありません。
ウルトラマンシリーズのオリジナル変形玩具といえば、ウルトラエッグがありましたが、あちらは変形で使う可動部分がフィギュア後にも間接になってポージング出来たりする物もありましたが、これは一切そうした要素もありません。
バルタン星人はセミのような特徴的なデザインのためか、頭部も割としっかりと表現されています。
お次はゴモラビークル。
バルタンのスポーツカー的なデザインと違い、明らかなパワー系の4駆っぽいデザイン。
こちらのタイプは尻尾を手動で引き出す必要があります。
ビークル状態で尻尾を出したままでも、ゴモラの鼻の角っぽいので違和感ないですね。
このままアタックモードとか設定つけちゃえば良いのに・・・
まあ、ほかの怪獣の場合、うまいこと角のあるデザインばかりとも限らないのでしょうがないですね。
フィギュアモードも体躯がどっしりとした、いかにも怪獣体系。
先ほどの尻尾の展開があるので安定性も高いです。
頭部の造形は、かなりゆるキャラ系。
いや、割と作りはしっかりしてるのに、目の彩色で全体的にゆるく感じちゃうんですね。
このシリーズ、他にも人気のレッドキング、エレキング、ゼットンなどもリリースされていますが・・・
正直、どれもこれも同じギミックで代り映えしないので、購入意欲があまり湧きません。
ウルトラエッグでは割と怪獣ごとに変形ギミックを変えていたのですが、さすがにバリエーションが無さすぎですね。
ウルトラエッグのキングジョーとかナースとかは素晴らしいギミックだったのに・・・
まあ、同じように複雑なギミックを入れていたら、今は玩具も価格高騰が激しいので、おそらく定価が跳ね上がるんでしょうね。
今やワンコインで買える玩具なんて殆ど無いですから、1000円以下で発売しているウルトラビークルはかなり頑張っているとは思います。
いっそ、デラックスビークルとか名付けて、分離合体キングジョービークルとか、フルアクションゴモラビークルとか出してくれないですかね!
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