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アウトドアといっても、キャンプよりもBBQが好きな珍しい部類の自分ですが・・・
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BBQの時に手放せない調理器具が「スキレット」。
世界的にはロッジ社の物が有名ですが、国内では数年前に「ニトスキブーム」が起きて、写真映えするという理由から認知度が急上昇しました。
しかし、もともとカウボーイ文化から生まれた調理器具である事、焚火料理に向いた性質である事、そしてとにかく肉を美味しく焼けると言う訳で自分も購入しました。
写真の右側の物はニトリの19センチサイズ。
人気があるのはこれより小振りな15センチサイズの様ですが、実物を見たらステーキを焼くのにも苦労しそうなサイズだったのでこちらを購入。
左側のは、出かけ先の雑貨店で衝動買いしたノンブランド物。
見た人からは「タコ焼き機?」とよく言われます。
実際に使われているのも、タコ焼きかアヒージョが殆どの様子。
本来はエイブルスキーヴァという北欧パンケーキを焼く為の形状なんです。
どちらも一つ千円もしない安価な物です。
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そして、後から買い足したのがこちら。
フチが浅めで底面に凹凸があります。
グリルパンと呼ばれる種類で、お肉を焼いた際に余分な油を下に流しだす構造になっています。
こちらはイオンのトップバリュオリジナル商品。
残念ながら2018年1月現在では廃番品の様ですが、店頭在庫はたまに見かけたりします。
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グリルパンのサイズは18センチで、ニトスキとほぼ変わりません。
そして、スキレット料理で重要なのはリッドと表現される「蓋」!
写真奥に映っていますが、スキレット本体と同じく鋳鉄で出来た重い蓋が重要なんです。
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グリルパン購入時に一緒に買った、18センチサイズのリッドですが、御覧のようにニトスキにも問題なく使えます。
ただし、スキレット本体横の油切りなどに使うくちばし状の出っ張り部分までは蓋されないので、使用には注意が必要です。
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自分が使っているのは、これまたトップバリュブランドの物。
これ以外ではイシガキ産業の物をよく見かけます。
どちらも構造はほぼ同じですし、燻製作りなどにも使える金網がセットで入っています。
・・・欠点はスキレット本体より高額な事ですかね。
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リッドがあれば、蒸し焼きはもちろんのこと、このように蓋の上に炭を乗せ天火での加熱調理が可能になります。
家庭内での利用の場合、スキレットごとオーブンに入れて調理する事もありますが、蓋をすることでさらに一段階熱を柔らかく加えることが出来るようになります。
ただし、ダッチオーブンなどと違い、上に炭を乗せることを前提とした造りにはなっていないので、上手くバランスを取らないと炭火がころころと転げ落ちます。
足などに落として火傷しないよう注意して下さい。
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こちらはグリルパンで鳥モモ肉を焼き、ニトスキでリッドを使い野菜を蒸し焼きにした物です。
写真では野菜にまだ火が入りきっていない状態ですね。
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エイブルスキーヴァ用のスキレットではちびソーセージを使い、一口サイズのアメリカンドックを焼いています。
ユニフレームのファイアグリルなら、このサイズのスキレットは三つくらい乗りますね。
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以前に紹介した自作のウッドガスストーブでも、もちろんスキレットは使えます。
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牛肩ロースのステーキ。
グリルパンの波目を上手く使うと、このように焼き目がキレイについておいしそうに見えます。
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もちろん、底が平面の普通のスキレットでも、ステーキを美味しく仕上げることが可能です。
自分のやり方では
1.お肉は常温に戻し、多めの岩塩と胡椒をまぶす。
2.スキレットはカラ焼きで十分に温める。
3.お肉を買う際に牛脂を忘れずに貰い、ステーキを焼く際にはたっぷりの牛脂を使う。
という風にしています。
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また、スキレットとリッドがあれば、ちょっとしたオツマミも一段上の味わいにすることが出来ます。
こちらは冷凍品ではない生の枝豆。
通常は茹でて食べますが、ざっと洗った状態でそのままスキレットに放り込みます。
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蓋をして炭火で蒸し焼きにします。
枝豆のサヤに生えているうぶ毛は、事前の水洗い時についた水分が程良く蒸し上げに効くのでそのままにしています。
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ときどき蓋を取り、様子を見て蒸し焼きにします。
サヤは焦げ易いので、あまり強い火力ではやらない方が良いですね。
こうして出来上がった枝豆は、茹でて食べるより味が濃厚で、香ばしさもプラスされた絶品料理に仕上がります。
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アウトドアでの料理なら、ダッチオーブンをオススメする人も多いと思いますが、より気軽でお試しで使えるのがスキレット。
買った最初のシーズニングと呼ばれる慣らし焼きや使用後のメンテナンスなど、面倒に感じることも多いです。
しかし、実際に使って焼いた料理を頂くとその欠点を補って有り余るメリットを感じると思います。
まあ、ぶっちゃけ安い調理器具ですし、手入れなんてテキトーです。
サビさせなきゃ良いだけ、と思って使っています。
これからスキレットにチャレンジしようと思っている方、ぜひ蓋も一緒に買うことをオススメします!
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