海外版の眼魔伝ガンダイス「JAGUN FIGHTERS」より、基本となるスターターパック。
2003年8月ころより発売。
当時の定価は9.99ドル。
世界観の背景となる物語は日本版と若干違いがある。
~バックストーリー~
「今から二千年以上の昔、古代の邪悪なる者が地上へと降りてきた。
人々は恐れ、皇帝に助けを求めた。
古い伝説を思い出した皇帝は、神話の守護者を5つの輝く石で召喚した。
召喚された守護者たちは、石には悪を征服するために必要な究極の力が含まれていると説明した。
運命を「目の力」に任せて、人々は侵入してきた邪悪を打ち負かした。
この伝説は今日、収集可能なアクションフィギュアとパワーアイストーンとして、古代の戦いを再現することができる。」
通常のキャラクターダイスは「Power Eye Stones(パワーアイストーン)」と呼ばれる。
呪術ダイスは「Spell Casters(スペルキャスターズ)」と呼ばれる。
武具ダイスもスペルキャスターズと呼ぶような記述もあるが、正式名称は不明。
MONSTROUS OGRES
日本版「鬼襲来の章」に相当するスターターパック
Rugi(イスルギ)
Koyo(鋼式竜)
Soga(爪牙)
Koki(甲竜亀)
Ra(羅)
このスターターのみ、バックカード背面が商品紹介ではなくパワーアイストーンの紹介となっている。
※参考記事
BANDAI U.S.A JAGUN FIGHTERS 「MONSTROUS OGRES」
TWIN HEAD DRAGONS
日本版「龍飛来の章」に相当するスターターパック
Shoen(雹蛇炎竜)
Gidan(ギダン)
Migara(美雅羅)
Shodo-ji(笑童児)
Ma-me(阿)
マ・メだけが英語名の法則性から外れている所が面白い。
カード背面が宣伝広告版に変更になっている。
このデザインは他のスターターパック共通のようである。
MAGICAL SORCERERS
実物未入手の為、バックカードの写真のみ。
「天降臨の章」に相当するスターターパック
Rikio(大力王)
Kinjin(巨機人)
Kubu(龍武)
Shoki(小翔鬼)
Hah(破)
本来は破の写真が載っていなければいけないのだが、甲竜亀の写真になっている。
HIDDEN COVES
開封品しか所持しておらず、パッケージなしのため写真無。
「妖来往の章」に相当するスターターパック。
Tangu(南蛮天狗)
Yamaru(闇丸)
Mega-oh(勾王)
Doji(水書童児)
Tsu(通)
※参考記事
BANDAI 眼魔伝「ガンダイス」 パート16
※Yamaruの指について
こちらは日本版の闇丸の写真。
左手は二本の指を立て、忍術をイメージさせるポージングとなっている。
Jagun fighters版のYamaru。
ブースターに入っている二体。
左手が握り拳に変えられている。
海外では指を立てたポーズはセンシティブな問題のため、金型ごと改修されたと思われる。
国内では2002年に闇丸はリリースされたが、海外版は2003年リリースなので、元の指立ポーズの型は残っていない可能性が高い。
こちらのYamaruは立てた指のみが綺麗に切り取られている。
おそらく、海外でHIDDEN COVESがリリースされた当時は、まだ金型修正が終わっておらず、このような「応急処置」がなされたのではないかと思う。
HIDDEN COVESを未開封で所有されているオオイム氏(@gin_nikotama)にご確認いただいたところ、やはりYamaruの指は切られていたとの事。
IRON GUARDIANS
Jagun fightersでは、「龍馬覚醒」にあたるスターターは発売されなかったが、海外版のみのスターターが2種発売されている。
こちらのIRON GUARDIANSは、日本版のブースター第一弾に収録されていたガンダイスで構成されている。
呪術ダイス、武具ダイスは龍馬覚醒からの流用。
ただし、各パワーアイストーンの名称は不明。
他の情報よりラゴウのみ表記が判明している。
Raoni(ラゴウ)
(吼竜)
(陽陰面子)
(妖霊狐)
(錬)
※参考記事
BANDAI 眼魔伝「ガンダイス」 パート19
FIGHTING SAMURAIS
こちらのスターターパックは、日本版のブースター第二弾、第三弾からのガンダイスで構成されている。
名称については鉄山のみ判明している。
Tetsuzan(鉄山)
(獅子鷲)
(妖布)
(鉄人歯車)
(道)
※参考記事
BANDAI U.S.A JAGUN FIGHTERS
※海外版と日本版の違いについて
左がJagun fighters版、右が日本版。
日本版は眼魔の虹彩部分の塗分けが、初期は単色のベタ塗り、後期はわずかにグラデーションが掛けられている。
海外版の虹彩部分は、楔形の小さな三角形が放射状に並んでいるように塗られている。
また、国内版は赤、黄、水色の三色のみだが、海外版では緑や茶など、カラーバリエーションが非常に豊富である。
パッと見は虹彩部分も白い場所が目立つため、日本版より明るく見えるのが海外版の特徴である。
.
ただしこれも、MONSTROUS OGRESでは日本版と変わらないベタ塗りとなっており、TWIN HEAD DRAGONSでは上記の特徴を備えた海外版になっており、どの時点で変更されたのか不明である。
また、ガンダイス本体の塗装についても、海外版での安全基準やコストの関係から、塗料を変更されている。
そのため、塗分けなどは国内版と変わらないものの、若干質感が変わっている。
MONSTROUS OGRESなどでは顕著で、国内版と比べ、JAGUN FIGHTERS版は艶消しになっている。
こちらの画像は、当時の店頭ポスターと思わしきもの。
海外でも知名度は非常に低く、マイナー玩具扱いだが、2021年現在も中古マーケットにはかなり出回っている。
若干のプレミア価格とはなっているが、フィギュアも含め購入は可能である。
■□■□■□■□ 2023/11/26 追記 ■□■□■□
海外のジャガンファイターズコレクターから問い合わせがあったので、せっかくなので一覧を作ってみた。
ジャガンファイターでは、発売されているにも関わらず、海外名が設定されていない物も多いため、海外コレクターが少しでも各眼魔の名称が分かるよう、英語表記と意訳を加えた。
※注意事項
・(no name)と表記されているのは、発売されたが公式名が公開されなかった眼魔。
・英語名は、英語圏の人が読みやすい名前の組み換えを行わず、なるべく日本語の発音に近くなるように表記した。
・種族名や意訳名も公式名称では無いので注意。
まとめ一覧へ↓
2003年8月ころより発売。
当時の定価は9.99ドル。
世界観の背景となる物語は日本版と若干違いがある。
~バックストーリー~
「今から二千年以上の昔、古代の邪悪なる者が地上へと降りてきた。
人々は恐れ、皇帝に助けを求めた。
古い伝説を思い出した皇帝は、神話の守護者を5つの輝く石で召喚した。
召喚された守護者たちは、石には悪を征服するために必要な究極の力が含まれていると説明した。
運命を「目の力」に任せて、人々は侵入してきた邪悪を打ち負かした。
この伝説は今日、収集可能なアクションフィギュアとパワーアイストーンとして、古代の戦いを再現することができる。」
通常のキャラクターダイスは「Power Eye Stones(パワーアイストーン)」と呼ばれる。
呪術ダイスは「Spell Casters(スペルキャスターズ)」と呼ばれる。
武具ダイスもスペルキャスターズと呼ぶような記述もあるが、正式名称は不明。
MONSTROUS OGRES
日本版「鬼襲来の章」に相当するスターターパック
Rugi(イスルギ)
Koyo(鋼式竜)
Soga(爪牙)
Koki(甲竜亀)
Ra(羅)
このスターターのみ、バックカード背面が商品紹介ではなくパワーアイストーンの紹介となっている。
※参考記事
BANDAI U.S.A JAGUN FIGHTERS 「MONSTROUS OGRES」
TWIN HEAD DRAGONS
日本版「龍飛来の章」に相当するスターターパック
Shoen(雹蛇炎竜)
Gidan(ギダン)
Migara(美雅羅)
Shodo-ji(笑童児)
Ma-me(阿)
マ・メだけが英語名の法則性から外れている所が面白い。
カード背面が宣伝広告版に変更になっている。
このデザインは他のスターターパック共通のようである。
MAGICAL SORCERERS
実物未入手の為、バックカードの写真のみ。
「天降臨の章」に相当するスターターパック
Rikio(大力王)
Kinjin(巨機人)
Kubu(龍武)
Shoki(小翔鬼)
Hah(破)
本来は破の写真が載っていなければいけないのだが、甲竜亀の写真になっている。
HIDDEN COVES
開封品しか所持しておらず、パッケージなしのため写真無。
「妖来往の章」に相当するスターターパック。
Tangu(南蛮天狗)
Yamaru(闇丸)
Mega-oh(勾王)
Doji(水書童児)
Tsu(通)
※参考記事
BANDAI 眼魔伝「ガンダイス」 パート16
※Yamaruの指について
こちらは日本版の闇丸の写真。
左手は二本の指を立て、忍術をイメージさせるポージングとなっている。
Jagun fighters版のYamaru。
ブースターに入っている二体。
左手が握り拳に変えられている。
海外では指を立てたポーズはセンシティブな問題のため、金型ごと改修されたと思われる。
国内では2002年に闇丸はリリースされたが、海外版は2003年リリースなので、元の指立ポーズの型は残っていない可能性が高い。
こちらのYamaruは立てた指のみが綺麗に切り取られている。
おそらく、海外でHIDDEN COVESがリリースされた当時は、まだ金型修正が終わっておらず、このような「応急処置」がなされたのではないかと思う。
HIDDEN COVESを未開封で所有されているオオイム氏(@gin_nikotama)にご確認いただいたところ、やはりYamaruの指は切られていたとの事。
IRON GUARDIANS
Jagun fightersでは、「龍馬覚醒」にあたるスターターは発売されなかったが、海外版のみのスターターが2種発売されている。
こちらのIRON GUARDIANSは、日本版のブースター第一弾に収録されていたガンダイスで構成されている。
呪術ダイス、武具ダイスは龍馬覚醒からの流用。
ただし、各パワーアイストーンの名称は不明。
他の情報よりラゴウのみ表記が判明している。
Raoni(ラゴウ)
(吼竜)
(陽陰面子)
(妖霊狐)
(錬)
※参考記事
BANDAI 眼魔伝「ガンダイス」 パート19
FIGHTING SAMURAIS
こちらのスターターパックは、日本版のブースター第二弾、第三弾からのガンダイスで構成されている。
名称については鉄山のみ判明している。
Tetsuzan(鉄山)
(獅子鷲)
(妖布)
(鉄人歯車)
(道)
※参考記事
BANDAI U.S.A JAGUN FIGHTERS
※海外版と日本版の違いについて
左がJagun fighters版、右が日本版。
日本版は眼魔の虹彩部分の塗分けが、初期は単色のベタ塗り、後期はわずかにグラデーションが掛けられている。
海外版の虹彩部分は、楔形の小さな三角形が放射状に並んでいるように塗られている。
また、国内版は赤、黄、水色の三色のみだが、海外版では緑や茶など、カラーバリエーションが非常に豊富である。
パッと見は虹彩部分も白い場所が目立つため、日本版より明るく見えるのが海外版の特徴である。
.
ただしこれも、MONSTROUS OGRESでは日本版と変わらないベタ塗りとなっており、TWIN HEAD DRAGONSでは上記の特徴を備えた海外版になっており、どの時点で変更されたのか不明である。
また、ガンダイス本体の塗装についても、海外版での安全基準やコストの関係から、塗料を変更されている。
そのため、塗分けなどは国内版と変わらないものの、若干質感が変わっている。
MONSTROUS OGRESなどでは顕著で、国内版と比べ、JAGUN FIGHTERS版は艶消しになっている。
こちらの画像は、当時の店頭ポスターと思わしきもの。
海外でも知名度は非常に低く、マイナー玩具扱いだが、2021年現在も中古マーケットにはかなり出回っている。
若干のプレミア価格とはなっているが、フィギュアも含め購入は可能である。
■□■□■□■□ 2023/11/26 追記 ■□■□■□
海外のジャガンファイターズコレクターから問い合わせがあったので、せっかくなので一覧を作ってみた。
ジャガンファイターでは、発売されているにも関わらず、海外名が設定されていない物も多いため、海外コレクターが少しでも各眼魔の名称が分かるよう、英語表記と意訳を加えた。
※注意事項
・(no name)と表記されているのは、発売されたが公式名が公開されなかった眼魔。
・英語名は、英語圏の人が読みやすい名前の組み換えを行わず、なるべく日本語の発音に近くなるように表記した。
・種族名や意訳名も公式名称では無いので注意。
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