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BANDAI ユニトロボーン ブルドーザーバーガー&ビートルスチームトレイン

2022-08-05 13:35:18 | ロボット玩具


発表後、その斬新すぎるコンセプトで話題沸騰だったユニトロボーン。

7月末に発売になり、購入してみたのですが、なかなか開ける暇が・・・

ようやく開封したのでレビューです。


第一弾では全7種が発売されましたが、購入したのは4種のみ。

その中から、特にデザインの気になっていた2種を紹介します。





まずは「ブルドーザーバーガー」

合体するものがそのまま名前になっているというシンプルな設定。

パッケージは箱ではなく、90年アメトイ好きには呪いともいえるブリスターパッケージ。

ブリスターは台紙に糊付けされたタイプではなく、スライドで台紙が外せるので、遊んだ後にきれいに戻すことも出来ます。







名前の通り、ブルドーザーとハンバーガーのフィギュア。

入っているのはこれのみ。

説明書も台紙裏面に書いているのみ、と徹底したコストカットでシンプルな商品構成になっています。








ハンバーガーは掌に乗せてみるとこんな小ささ。


でも、最初にユニトロボーンの商品発表を見たときには、全体的にこのくらいのサイズ感だと思ったんですよね。

実際は割とでかい!

細かい部分のリアルさにはこだわっているらしく、塗装はされていませんがバンズにはセサミのディティールもあるし、はさんでいる具材もしっかり再現しています。

スライスチーズが熱で垂れている具合がリアルですね!







ブルドーザーは、さすがにこういう物は作りなれているバンダイ。

手堅く、しっかりとした造形です。

クローラー部分など、塗装されていない部分も目立ちますが、印象に残るウインドウ部分などポイントを絞った塗装をすることで、全体の雰囲気を損なうことなく成立させています。

エンジンブロック横に張り出した蝶番部分ですら、何かそういう装置を積んでいるのかと思わせます。








肝心の合体は、それぞれに設けられた共通のジョイントをはめわせることで行います。

ユニトロボーンは合体の法則として「同じ色の物同士」という決まりがあるようでハンバーガーは茶色と思いつつ、黄色のカテゴリー。

合体用ジョイントも形はすべて共通ですが、色はカテゴリーごとで決められているようです。

ブルドーザーとハンバーガーは受け側ジョイントが菫色になっています。







ジョイントの凹凸をそれぞれ合わせ、押し込むと・・・







スプリングによる自動変形でここまで展開します。

ハンバーガー側は頭部が展開するだけなので、自動変形と言って問題ありませんが、ブルドーザー側は手動で動かす部分が多いですね。







手動で手足を伸ばし、角度を整えることでブルドーザーバーガーのロボット形態が完成。

第一弾で発売されたユニトロボーンの中では一番ヒロイックなロボットだと思います。

シルエットのほとんどがブルドーザーなので、マシンロボらしさを一番感じるデザインですね。







他のユニトロボもそうなんですが、可動はほぼありません。

ブルドーザーバーガーは腕の付け根と肘が曲がるので、若干ポーズ付けが可能ですが、基本は棒立ちロボです。

まあ、昔のマシンロボ600シリーズだって、ほぼ動かなかったし、そこは同じですね。


ところで、名前についてなんですが、ざっと見た限りだと公式でも解説されていないのですが・・・

ユニトロボーンはシリーズ名で、ロボットを表す言葉は「ユニトロボ」になるんですね。

ユニット+ロボ+ボーンの造語ですかね?








もう一つ、ユニトロボーンのコンセプトとして「歌」があります。

購入していませんが、ウタゾーというキャラが音楽を流す(歌う?)とあり得ない物同士が合体するという設定です。

各ユニトロボには、音楽をイメージしたデザインが盛り込まれており、目の部分は音符になっています。

また、各所にシールが貼られていますが、音楽のイコライザーを思わせるデザインになっています。










つづいてはビートルスチームトレイン。

長い名前ですがゴロが良くリズム感のある名前ですね。








蒸気機関車とカブトムシ。

こんな組み合わせで玩具で遊ぶなんて、トランスフォーマーくらいしか無かったですよね。

しかも造形はメカ系ではなくリアル系ですからね。






カブトムシに関しては大きさもリアル。

実物よりは一回り大きいかな?くらいのサイズ感です。






不思議な模様はあるものの、肢の形とかちゃんと造形されています。

写真で見た時にはもっと黒っぽく思えたのですが、実物は割と茶色が強いです。







蒸気機関車。

そもそも、列車の玩具といえば今は新幹線が主流なので、なかなか蒸気機関車を現行のシリーズに組み込むのは勇気がいると思います。

だって、メインターゲットの子供なんて、蒸気機関車なんて見たこと無い子がほとんどでしょ?







鉄道は詳しくないので、どの機種がモデルだとか細かいことはよくわかりません。

が、非常によくできていると思います。







こちらも合体は共通のジョイント。

それぞれに凸と凹の2個のジョイントが設けられており、互い違いに組むことではめ合わせます。

黒系合体のジョイントは橙色。








ケガれた大人が見ると、まるで巨大カブトムシが列車をメスと間違えて・・・みたいなポーズで、お互いの凹凸をドッキング!!






蒸気機関車の上半分がパカっと割れて展開します。

しかし、このままだと何に変形しているのか、よく分かりません。








車輪部分など手動で展開する事で、ドラゴン型ユニトロボの完成です!!

ちなみに、尻尾部分は本当はもっと長いです・・・

先端部分が折り畳まれているのを後から気づきました。








それでも、車体が倍くらいに伸びるので、かなりのボリューム。

しかしこれ、キャラ設定もよくわかんないけどどう見ても悪役キャラですよね・・・








こちらも目の部分は音符で、各所のシールはイコライザー模様。

この顔、ほぼエイリアンじゃん・・・

でも、カブトムシを頭部にって考えた時に、特徴的なツノを前にするのが普通だと思うのに、あえて反対側を使うという発想が素晴らしいですね。

複雑な変形にしてよりドラゴンらしい顔にすることも出来るのにあえてこれだけシンプルな設計にこだわっているんですね。




ブルドーザーバーガーも、ビートルスチームトレインも、遊んでいて感じるのは、合体ジョイントがすぐに外れる事。

凹ジョイント側にギミックを発動させるため機能を持たせているのですが、どうやら内部にテンションをかけるパーツ(バネ?)があるようで、ジョイントを差し込んでも押し戻されるため、ちょっとした衝撃ですぐに外れてしまいます。

ユニトロボーンは大きいサイズと小さいサイズがありますが、大きいサイズは特に外れやすいですね。



他の二種も、次回レビューしたいと思います。



















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