ゲームルールについては別項にまとめた「眼魔伝ガンダイス ゲームルール編」を参照の事。
ここでは、個人的見解に基づく、ガンダイスのゲームとして勝率を上げる方法を考察する。
なお、基準となるのはオフィシャルバトルとなる「テンダイスバトル」である。
デッキの構築について
ダイスバトルは交互にお互いのキャラダイスを攻撃、防御し、先に相手のキャラダイス全てを倒した方の勝ちとなる。
つまり、デッキのライフはmin1~max10であり、オフィシャルの推奨デッキではライフ4と心許ないデッキになってしまう。
後述するが、進化ダイスは使い難く入手しづらいため、正直、デッキに組み込む必要は無い。
その分、通常のキャラダイスを増やす=ライフを増やす方が勝率が良い。
攻撃時の選択について
キャラダイスが特殊目になった場合、呪術ダイス、武具ダイス、小札絵の使用が「可能」となる。
つまり、使わずとも良い。
呪術ダイス、武具ダイスはロールし、通常目が出た場合はキャラダイスの目にプラスしてバトル判定となる。
この時、アイテムダイスで特殊目が出れば「追加効果」が発動される。
武具ダイスについて
武具ダイスは特殊目が出た場合、底面に書かれている数値を更に出目に加えられる。
この状態になる場合、キャラダイスの特殊目=「3」と武具ダイスの特殊目=「3」がベースとなり、そこに+2、もしくは+3となる。
武具ダイスの多くは+2なので、合計値は8になる事が多い。
当然、追加効果+3のダイスが有利となるので、もし+3の武具・錬や武具・通を持っていれば積極的にデッキに組み込んだ方が良い。
武具ダイスは攻撃、防御に関係なく使えるので、デッキに多く組み込んでも安定して使える。
+2の武具ダイスであっても、積極的にデッキに組み込んでいきたい。
※イレギュラー武具ダイス
武具・道は武具ダイスにも関わらず、特殊目で発動する追加能力が「呪術・反射」になっている。
呪術ダイスについて
呪術ダイスも、通常は出た目をキャラダイスの出目に追加して使えるので、武具ダイスと同じ感覚で使っていける。
武具ダイスとの大きな違いは、特殊目が出た際に発動する「追加効果」である。
呪術ダイスには底面に能力を表す紋章があり、能力は固定化されている。
攻撃時に有効な能力
「裏切り」
相手の好きなキャラダイスを自分のデッキに強制的に組み込める。
相手の攻撃選択肢とライフを減らし、自身のライフも上げることが出来る能力。
「即死」
特殊目が出た時点で、相手のキャラダイスを強制敗北させる。
防御時に有効な能力
「お払い」
相手のデッキに取り込まれた「裏切り」のダイスを元に戻せる。
しかし、「裏切り」が発動されたダイスが存在しない場合は効果が無い。
「反射」
相手のすべての攻撃を反射し、相手を倒す。
出れば相手を強制敗北させるので、「即死」とほぼ違いが無い。
「無効」
相手の攻撃、特殊能力、アイテムダイスの効果、その全てを無効化する。
対戦が強制あいこになる。
オフィシャルのルールを読む限り、攻撃側が特殊目を出したら、その場でアイテムダイスの使用を選択するように見える。
つまり防御側は相手の出目に合わせてアイテムの選択が出来る(特殊目が出ればだが)ので、呪術ダイスは防御との相性が良い。
ただし、「お払い」だけは効果が限定されるため、わざわざデッキに組み込む必要は無い。
また、小札絵は1バトル中1回しか使えないが、武具・呪術ダイスは「双方が使い切った場合は墓場から戻し使用可能」という復活ルールがある。
これを逆手に取れば、相手がアイテムダイスを使い切った時点で、自分のデッキにまだ1個でもアイテムダイスが残っていれば、それをずっと使わずにゲームを進め、復活を意図的に止めることが出来る。
小札絵について
自分のデッキに組み込んだキャラダイスと同じキャラクターの小札絵があれば使用できる。
小札絵を使用する場合は、再度キャラダイスをロールし、特殊目を出さなければいけない。
特殊目が出ずともバトルが有利になるアイテムダイスを使うか?特殊目を出さない限りメリットが無いが、その分ダイス消費を抑えられる小札絵にするか?と使い分けが出来る。
しかし、小札絵はスターターパックでは入手できず、ブースターにランダム封入されているのみ。
自身の使いたいキャラダイスに対応した小札絵が、何弾のブースターに入っているかも把握しなければ、お目当ての札を手に入れることが出来ない。
加えて、小札絵にはキャラクター紹介の側面もあるため、ゲームでは使用しない呪術ダイス、武具ダイスの札も存在する。
小札絵の使用は、対戦時に特殊目を出し、小札絵の使用を宣言した後、さらにもう一度特殊目を出した場合のみに効果を発揮する。
小札絵の特殊能力は攻撃時、防御時、その両方に使えるものがあるが、入手難易度と使用難易度のコストに見合うほどの効果があるかと言われれば微妙。
よって、勝利を目指すデッキ、気軽に対戦したいデッキに組み込む事は不要である。
進化ダイスについて
バトル判定で勝利し、かつデッキに進化ダイスを入れている場合、そのキャラダイスを進化ダイスと交換することが出来る。
その必要は無いと思うが、不可逆交換である。
進化は、同じ種族のダイスであれば同キャラで無くとも構わない。
妖眼は南蛮天狗と妖布しかいないため、進化させにくい。
同じ種族の多い鬼眼、獣眼、天眼を中心としたデッキであれば進化できる確率を上げることが出来る。
※竜眼メインのデッキ例
進化ダイスは最初からは出せず、必ず進化ナシのダイスを使わなければならない。
スターターのキャラダイスについても「妖来往の章」「龍馬覚醒の章」のダイスは進化ダイスである。
ブースターの彩色ダイスはほぼ進化2ダイスなので注意が必要。
入手の難しさ、使い勝手を考えると、わざわざデッキのライフを減らしてまで組み込むメリットは無い。
目の数字の大きい進化ダイスを使ったところで、特殊目や「立ち」を出す方が効果的である。
まとめ
・小札絵、進化ダイスはデッキに入れる事自体が難しい!
・アイテムダイスや進化ダイスをデッキに組みすぎるとライフが低くなる!
・運次第だが結局最強は「立ち」を出すこと!
なので、デッキ構築はキャラダイス6、アイテムダイス4がバランス良く、そこから自分なりに調整する方が良い。
デッキ例
イスルギを中心に、キャラダイスを6個入れている。
呪術ダイスの笑童子、甲龍亀は特殊能力が「裏切り」なので、攻撃時にガンガン使う。
武具ダイスの羅と錬は防御メイン。錬は+3なので、相手が武具ダイスを使い特殊目を出した際へのカウンターとしても有効。
そして、お勧めダイスは、ガンブクロ、ガンジキ付録のダイスである。
紅蓮のイスルギと水鏡の炎蛇雹龍。
どちらも裏の目は5である。
進化ダイスでは無いので、ゲーム最初からデッキに組み込んで戦うことが出来る。
ガンブクロ、ガンジキは比較的在庫が出回っており、容易に入手可能なのでガンダイスで対戦バトルを考えられている人は是非入手してほしい。
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