SHOUT! リキリキリッキー絶叫部屋!

リッキー・りさ・ニシザーのお部屋。
うた歌いで、ライダーで、庭師エッグです。

『この世は冗談だ』

あやしいひと

2011年06月13日 22時01分56秒 | リキ日記
えーと、昨日のことです。

夜、小雨が降り始めた中…
お家へ帰ってきました。

にいにいとねえねえは、
何処かへお出かけのようです。

いいんです、
鍵持ってますからアタシ…
そう、
アタシ鍵持ってますから…
アタシ…


あり?


鍵が無い。!?(・_・;?



あ、そうだった。
土曜日に新宿行くのになるべく軽量化しようと思って、
ちびっこいリュックへ詰め替えたんやった…
て、ことは


きゃー!
鍵が無いのね!
ヽ(;▽;)ノ


裏口へまわる。
裏の戸が開いてる奇跡を信じて!


ガッカリ…
しっかりあるそっく。
(アルソックには入ってません)


困ったな…
お家の人帰って来るの待つか。

ん~でも、おなかもすいたし、
雨も降って来たし…
いったい何時帰って来るんだろう。



立ち尽くすアタシ。



玄関の向こうで
チェリーがこっちに向かってないてる。



おーい!
チェリーさん!
開けておくれよぉ~






…無理。






火事場のハンドパワー、
出ないかしら。

鍵穴に、手をかざす。
かなり真剣にイメージしてみたりなんかしている…
マヌケなアタシ。

むむむ!
開け~!!!!






…無理。






とその時、

そういえばこの前アタシ、
部屋の網戸閉めた時、
窓の鍵は閉めへんかった氣ぃする…

淡い記憶が浮上、
そして…




一か八か、窓から入ろう。
( ̄ー ̄)




と、即決しました。




でも、入れるかしら。
つーか登れる?

あたしの部屋は二階で、
窓は路地側についていて、
向かいは鈴木さんちです。

窓の下にちょびっとやねがある。
その下に塀があって、
でもけっこう離れている。

周りをぐるぐるまわって、
どこから攻めるか作戦を練りながら、
お家の防犯性の高さに安心するのでした。

うん、どっからも入れそうにない。
安全だ!



でも今は困ります。
アタシ不法侵入するんですから。



しかしサバイバーリキリキ。
こういうにっちもさっちもいかへん状況ってのには
昔から、めっちゃ強いねん♪



電柱がある。
あれを足場にして登ろう。

ちびっこい電柱です。
塀の脇にたってます。
屋根に対しての角度は良くありませんが、
他に方法は無し!
雨が強くなる前に決行だ。


時間はありません。
なるべく迅速に行わないと、
目撃されたら通報されかねない。

鈴木さんなら手をふって
ご挨拶しますけど、
他の人はわかんないもん。

塀に登るのは簡単でしたが、
やはり屋根はかなり高いし
幅も距離がある。

電柱の足場までも一発では足届かない。

右手左手右足左足、
あっちへ突っばって、コッチへひっかけて、
ほんで組み替えて…

「ROCKクライミングってこんな感じかしら…」

などと考えつつ、
なんとかベストポジションを見つけた。

後は、左足を思いっきりけって、
勢いで上がりきるしかない。

もし、失敗したらたぶん落ちて怪我かなぁ…
うーん、そんなマヌケな仕事の休み方すんのヤダなぁ。

しかし、
じっとしてたら体力消耗するばかり、
失敗の可能性が高くなる。

ええい!
いったれ!


とおぅ!
(脳内仮面ライダー)



しゅた!

無事に成功しました。
( ´ ▽ ` )ノ



でもさ、
これで鍵開けてるの勘違いやったら…
絶対おりられへんし、
お家の人帰ってくるまで、
ずーっと不審者やっとかなあかんねんで。

だいたいアタシの部屋の窓の外から呼んでも、
聞こえるんやろか。

「アルソックの吉田さんにビームされる」

一瞬頭をよぎりましたが…


するるるる~~~~


わーい♪
窓あいた~♪
( ´ ▽ ` )ノ( ´ ▽ ` )ノ( ´ ▽ ` )ノ

よっこらせ♪
最後の力をふりしぼってよじ上る。
へんな体勢で靴を脱いで、
ベットの横へ着地!
んー、部屋の匂い。



ただいま♪




ほどなく、
音をたてる程に雨が強くなったのでした。



セーフです、
ありがとーーーー!


歓喜のコーヒーをいただく
アタシでありました。




鍵の忘れ物には
ちういしましょうね。


おわり。