91歳の母親が昨年の盆前に肺炎になり2ケ月程入院し、要介護5で車椅子になってしまった。
その後、リハビリ施設や老人ホームを何箇所か回ってやっと近くの特養に落ち着いた。
母は入院初日に90万円ほどした補聴器を捨ててしまう程ボケが進んでいた。
冬になり田舎のお墓は寒いので皆に気の毒だから暖かくなったら死ぬと言うのが口癖になった。
現在の特養は看護もしっかりしていそうだし良さそうな施設です。
特養の暮らしにも慣れ、最近は割合しっかりしてきた。
3月になって、お父さんが夢に出てきて、『いつまで生きているんだ』と言われたと言い、
家の仏壇でお父さんを拝んでくれと言う。
そこで、家の仏壇で久しぶりに灯明を灯し、父に、母は良いところで暮らしているので
しばらくこちらにいさせてくれと拝んで母にその旨報告した。
そうしたら、母親が・・・・(私の名前)が拝んでくれたたのでお父さんが出てこなくなったという。
母はさっき何を食べたか覚えてないぐらいボケているので定かではない話ではあります。
大体、夢なんかすぐ忘れてしまうものですが、どうやら母親はオヤジが夢に出てきたのを
はっきり覚えているらしい。
面白いので何度、母に聞いても『あれほど『来い来い』と言われたのに出てこなくなった、今まで仏壇やらのことは半信半疑だったが本当にあるんだと思った。』と言う。
息子(68歳)の方もお迎えが近そうなので順番に早く逝ってもらわないと困るようになってきた。
別の話ですが、老人ホームに偏見を持っている人もいるようです。
私どもはケアマネさん等に今はそういう時代ではないと言われた。
但し、特養は要介護3以上なので有料老人ホームに比べ重症者ばかりで頭がしっかりしている人にはかわいそうです。私の母は他の人に比べボケ具合は良いのですが要介護5だし何より近所なのでしょうがないと思っている。
妹は未亡人で姑の介護、看取りで苦労したし、病院勤務経験があるためか、クールで延命処置は真っ先に反対した。
兄の私に母より先に死なれたら困るので順番を間違えるなと言っているし、早く死んでもらわないと困るとも言っている。
偽りのない正論ですね。
私はほとんど毎日、母のところへ行って、寝たきりにならないよう歩行補助器を借りて歩かせています。
頭がしっかりしているが車椅子の人はうらやましがっている。ボランティアでやったら喜ばれると思う。
母は右手が弱く車椅子は自分では動かせない程度ですが、
トイレで手すりにつかまり立ちあがれるので介護職員も助かるらしい。
リハビリ施設でも年寄りは運動する気が無くリハビリにならないので家族が無理に歩かせないとだめです。
こちらも大問題です。→ あなたはGHQにより洗脳されたままです。 ケントギルバートの解説