オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

蝶が舞う雪原 GW鳩待峠から尾瀬ヶ原1日探検

2010-04-02 | 山歩き

 平成23年の様子。 http://ozenavi.blog85.fc2.com/ 
 h5月7日から至仏山が登山禁止になるようです。 ttp://www.oze-info.com/~info/oze/kotu/touki_tuko.html
 道路状況 http://www.pref.gunma.jp/07/m04300004.html

  冬の尾瀬を見たかったのでゴールデンウィークの5月4日に鳩待峠から行ってきました。尾瀬ケ原は大部分雪原で木道はほとんど雪に覆われています。雪原をのんびり行くと竜宮の手前辺りで蝶が一匹舞っている。天気は午前中ピーカンで暑くもなく寒くも無く爽やかで景色も良く最高でした。但し木道の踏み抜きによる怪我の可能性があるので十分な注意が必要です。2007年5月4日、晴れ、単独、車

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                  至仏山と下ノ大堀川

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   至仏山と雪原  雪原の状態はこんな感じ、登山靴でどこでも歩ける。

  鳩待峠駐車場に前日夜11時頃着いた時は車が一杯、車中泊している人も多いようだ。寝袋にもぐり込んで寝るが3時半頃寒さで目覚める、ダウンコートを2つもってきたのでかぶり熟睡。5時10分頃目覚めると駐車料を徴収していた、朝5時には駐車場の門番が来ていたようだ。駐車料金2,500円は高いが需要は多い。

  至仏山(至物山ではない)に登る人が多いので登ろうとも考えたが、今日は冬の尾瀬ケ原を隅々まで見たかったので自重する。

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                 山の鼻から望む至仏山

  サングラスを忘れてしまった。山の鼻に出るといきなり目への刺激が強い、雪目が心配になり帽子を目深にかぶる。雪目にはならなかったが雪面からの照り返しによる日焼けの被害が重かった。

  ヨッピ橋で景鶴山から下りてきた人に出会う。景鶴山は今の時期しか登れないと聞き、時間が無いと忠告されたが少し登りたかったし時間は十分と思ったので景鶴山に向かう。11時半頃、降りてきた人に時間を聞くと大目に見積もって6時間と言われたので諦め東電小屋に向かう。

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              東電小屋の前はフキノトウが一杯

  水芭蕉は尾瀬が原の手前と山ノ鼻の先、および東電小屋付近に咲いている。東電小屋付近は雪解けが進み春が来ていて黄色い花(リュウキンカ)も咲いている。水の中にリュウキンカらしき球根が一杯転がっている。

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                  東電小屋付近の水芭蕉

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                 山の鼻手前の水芭蕉

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                 山の鼻の水芭蕉

 途中の雪原で蝶(確かビジターセンターで見た赤い斑だったと思う)が飛んでいるので尾瀬の春はそこまで来ているのでしょう。雪原の上をダイナミックに飛ぶ蝶を見たときは大丈夫かなと心配になりました。水芭蕉は霜で痛み先が黒ずんでいるので写真には難しい。東電小屋のトイレは閉まっている。東電小屋から先の踏跡は無い、静かな林間の路に暫く踏み跡をつけたが熊に出会ってもいやなので戻る。

  午前中は尾瀬ガ原を隅々まで歩いたがヨッピ橋の橋板が無い以外は歩行上の問題は何も無かった。東電小屋で昼飯を食べヨッピ橋を渡った辺りで木道を踏み外した。木道の近くは空洞になっているが、午後になると雪が緩むので木道の近くは反って危険だ、ということを理解するまで何度も木道の脇を踏み抜く。コースに沿って真面目に歩く場合は、木道の踏み跡から1~2m離れた所に踏まれている踏み跡の上を歩くとOK。川と橋の付近は雪が解けて木道が露出している。竜宮付近まではスノーシューやスキーで歩いている人もいたが東電小屋で出会ったプロカメラマンは長靴だったしヨッピ橋を渡って景鶴山に登る人は登山靴で歩いていた。

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                    燧ケ岳とシラカバ林

  ヨッピ橋から牛首に向かう木道は1ケ所水没していたのがわかっていたので拠水林に沿って迂回したが距離が足りなかった、木道に戻ると水没箇所に出会ってしまったのでもう一度大迂回する、これで時間がかかった。こちらのコースは人が歩いていない、大方の人は山の鼻から竜宮辺りまでをのんびり歩いている。

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 木道の水没箇所、向こう側に座っていた人たちにさっきの人は濡れちゃったと言われたので戻って大回りした。

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                       拠水林

  鳩待峠からの山道は雪道で滑るが運動靴で歩いている若者もいた。アイゼンを付けていない人も多かったが軽アイゼンはあった方が良いでしょう。

  今日は自由に歩いたので歩き過ぎか木道の踏み抜きのせいか、膝が痛くなり鳩待峠までの登りはやっとだった。雪の尾瀬ケ原を一日中、隅々まで堪能できたのでストレス解消には役立ったと思う。

  下界の戸倉は桜が満開で春真っ盛り。戸倉から沼田までの一般道はいつもに比べ空いている。高速は前橋辺りまで空いていたが高崎ICから花園ICまで渋滞していた。


 6:20pmさいたま市発-7:50東松山IC-関越-沼田IC-11pm着、鳩待峠駐車場、5:40発-山の鼻7am-竜宮十字路9:40-竜宮小屋-ヨッピ橋10:50-11:30着、東電小屋、12:30発-3:30着、山の鼻、3:45発-鳩待峠5pm-沼田IC-関越-東松山IC-さいたま市10時頃 単独 晴のち曇り 車

  初心者、初めての方への装備や心がけ等のアドバイス;尾瀬の天気予報が良ければ大丈夫でしょう、悪ければ行くのは止めた方が良いと思います、快晴なら行くしかない。持ち物の必携品は手袋、帽子、サングラス、滑らない靴。念のために防寒着、地図、雨具上下。あった方が良いものはスパッツ、アイゼン。車中泊する場合は防寒対策。後は鳩待峠から山の鼻までの山道で滑らないことと木道を踏み外さないこと。

  尾瀬の通行状況を調べて行く事 http://www.oze-fnd.or.jp/main/access/access1/toukiheisa.html



 ☆20010年5月2日 5時に鳩待峠を出発して9時頃から景鶴山を登り始めました。しかし股関節が痛くなり途中であきらめ引き返しました。股関節痛は段々ひどくなりヨチヨチ歩きしか出来ない。追い越す人はあっという間に小さくなってしまう。少し休むと良いが5分もすると痛くなる。山の鼻に着いたのが4時過ぎていた。途中で登れなくなる可能性があるので山小屋に泊まった。

  翌朝、鳩待峠を登ったが痛みは前日と同じで2時間以上かかった。

  5月2日の尾瀬は木道はほとんど出ておらず、水芭蕉はまだだった。ヨッピ橋のあたりでは水の中に水芭蕉が咲いていた。

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                   水中に開く水芭蕉

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               2010年5月2日下ノ大堀川

 その後、確か2015年月25日頃行きましたが水芭蕉は終わっていました。ビジターセンターで聞いたところ、いつも今頃なのですが、今年は雪が少なく水芭蕉は3週間前に終わった閉まった、GWの頃が一番良かったとのことでした。確かめていった方が良い。

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静かな雪景色の尾瀬沼 、初心者注意

2010-04-01 | 山歩き

 平成23年の様子。http://ozenavi.blog85.fc2.com/ 尾瀬沼ビジターセンターは5/1にオープンしたそうです。


  2009年4月19日 大清水の駐車場で車中泊し尾瀬沼まで行ってきました。天気は無風快晴で最高、静かな林間コース、尾瀬沼湖畔を楽しみました。今年は雪が少なかったようですが、木道付近は雪が緩んでいて落とし穴が多く何度も落ちました。コースは相当長く中途半端なコースではありません。

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 静かな尾瀬沼湖畔のパノラマ写真。付近には我々2人の他に2、3人いた。往復全行程で抜かれたり出会った人は8人程でした。

   2009年5月3日、このコースで横浜市の男性が行方不明になり、5月6日に登山道から400m離れた沢付近で遺体で発見されたそうです。雪面上は登山道が見えず、燧ケ岳が見えた所で判りにくい場所がありました。慣れない方は足跡や目印に注意し、目印がなくなったら見つかるまで戻り慎重に登ってください。私達も同行者が先に行ってしまったので後で考えれば危なかった。天気予報が晴れマークで無ければ行かない方が良いと思います。

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     6am大清水のゲート 雪は無い。帰着は4pm、行動時間は10時間。

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 少し歩くと雪が出てくる。林道では鶯の鳴き声が聞こえる。この林道は長いですよ!

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     一の瀬休憩所 隣のトイレは使用できない。でも誰もいないから山道で‥。

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                三平橋の欄干と積もった雪の様子。

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  小さな雪崩跡の上を横切る。直撃を受けたら無事ではすまないだろう。

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 木道の脇は空洞になっているが、木道の位置が判らないので何度も落とし穴に落ちてしまう。

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 この先の急斜面でアイゼン無しで尾瀬沼まで往復してきたという中年ペアに出会いました。雪は柔らかいので蹴り込めばアイゼンが無くとも滑らないが軽アイゼンぐらいは持って行った方が良いでしょう。

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      三平峠の積雪の様子、ここまでは長いが後わずかです 

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        尾瀬沼が見えたところでスキーヤーが追い越して行った。

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                  尾瀬沼湖畔から見た燧ケ岳

水芭蕉の尾瀬

草紅葉の尾瀬はこちら   
晩秋の尾瀬燧ケ岳はこちら
癒される静かな盛夏の尾瀬沼

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