つい先日だが、皮脂の分泌の少ない若い男性の薄毛の人が相談室にいらさしゃいました。
この人は、何年か前に某育毛サロンの無料相談に行かれたらしいが、そこでは洗髪前と後のマイクロスコープを見せられて、「まだまだ毛穴に皮脂が残っていますね」と言われたらしい。
でも、ご本人の目には、洗髪前も後もさほど変わっているとも見えず、かつ、毛穴に皮脂が残っているのも見えなかったらしい。
「どう見てもおかしかったので、契約はしなかった」とおっしゃっていました。
さて、この人の頭皮を還元水を温水にて、洗ってみました。
案の定、皮脂が押し出されてくる量は、平均以上に少ないのです。このような人は、皮脂を取るケアを行うと毛を本当になくします。
この人の場合は、皮脂が少ないには少ないなりの理由があり、その理由が毛が生育しづらい要因だったのです。
世の中、「皮脂が皮脂が」と言う情報が多いですが、皮脂がないと毛は生育しません。
皮脂腺学説とは、「わき毛」の脱毛処理の研究からきている学説ですが、「皮脂腺が存在することで発毛する」と言うことだったように思いますが、間違っていますか?
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ちなみに山田さんの言う皮脂をあまりとりすぎない洗い方とはどのような洗い方なんですか?
昔は誰にでもあるつむじを自分で初めて見て、「あぁ後頭部がうすくなったのかなぁ・・・」とか髪を短く切ったときに頭皮が見えて「あぁ髪薄くなったのかな・・・」とか不安になってました。それに体毛も濃いのでこのままでは男性ホルモンではげてしまうと鬱にもなっていましたが、気にしないことにしました。よく考えて周りをみてみると確かに体毛が薄いのにはげてる人が多いですね。僕もインターネットで軽く洗脳されてたことに気がつきました。この先あきらかに髪が薄くなったらまた相談させていただきます。
あと無料の育毛相談がエラーでできなくなってますよ笑。
皮脂を取るのが良いのか悪いのかは、どこにPointがあるのかを、それぞれの主張者の内容をよ~く吟味してみて下さい。そこで、自分で考えてみることです。
自分で考えずに、人の主張を鵜呑みにしているとわけが分からなくなります。
ただ、私は極端から極端になってしまっている考え方の方が怖いですね。2者択一ではなく、白と黒の間には、違う色が人の数だけあるのですから。
修正しました。