一番大事な育毛の効果とは?
そんなの簡単じゃん!毛が増えれば良いわけでしょ!発毛すれば良いわけでしょ!抜け毛が減れば良いわけでしょ!なんて考える人が大多数だと思います。
ところが、本当はこんなことを一番大事な効果だとしていると、育毛には成功しないのです。
ここのところ、こんなことを理解せずに、毛を無くすようになっている人からのご相談が多いので、感じることです。
毛が増える確率100%なんてありません
たいていの人は、何らかの育毛方法や育毛製品を選ぶときに考えたり、検討したりするのは、「これだけお金を使うのだから、これだけの効果が出てくれないと詐欺みたいなものだよな」と考えるでしょう。
要は、使った費用に見合う効果が出ないと全てダメな方法とか製品だと思っているのですね。あたり前と言えば当たり前の感覚ですが、元来生き物を扱うのは機械やロボットと同じようにはいきませんし、人により価値感が大きく違いますから、使った費用に見合う効果を望むこと自体に問題もあります。
また、自分は、失敗したくないので、無駄なお金を使いたくないので、口コミや掲示板での評判を見てみたりして、一番確実に、かつ、一番安く済む方法や製品を探すわけです。
プロペシアやリアップ、ミノキシジル製品を使おうとするのは、日本の皮膚科学会がエビデンスが確立されていて一番薦められるとしているからですね。
ところが、私のところにご相談にいらっしゃる方々のお話を聞いていますと、このエビデンスが確立されていると言われるプロペシアとリアップ・ミノキシジルのご相談が一番多く、次に多いのが口コミや掲示板で一番良いと薦められている製品や方法なのです。
一番薦められている製品・方法が何故駄目なのか?
何故、一番薦められる製品や方法が駄目なのかと言えば、効果が高い分、副作用や後遺症もひどいからなのです。副作用や後遺症がひどいと、その状態を改善している間に毛が無くなっていきます。
その後に回復できるものは、限定的になってしまいます。
100%求めること自体に間違いがあるので、この考え方自体を治さないと、日本人には男女お構いなしに、薄毛の人が大多数になってしまうかもしれません。
どんな方法を採っても、どんな製品を使っても、100%戻るものは有りません。残念ですが、これが事実です。Aランク評価されるプロペシアでさえ6割~8割くらいの人にしか効果がないのですから、皮膚科学会が薦めているから良いなんて理論は話になりません。
いろんな育毛方法を提供したり、製品を売っているところに聞けば、どこでも確率は高いことを言うはずです。ですから、提供側・売っている側に聞いても意味ないし、掲示板や口コミにしても「どこの、誰で、どんな状態から改善したか?」が客観的には分かりませんから、信じるには足りません。
例えば、A方法とB方法と言う育毛法があった時、以下のような可能性だったとしましょう。
A方法:100人のうち80人の人が改善する方法
B方法:100人のうち20人の人が改善する方法
客観的に証明されていれば、たいていの人はA方法と採りたがるでしょうが、20人は上手く行かないのです。
B方法を採らない人が多いでしょうが、20人は改善するのです。
A方法でたまたま上手くいかなかった20人に入ってしまった人は、B方法に素直に取り組めないと毛を無くしてしまうかもしれないのです。A方法・B方法のいずれでも上手くいかない人がいれば、他の方法を採れないと毛を無くすことになるのですね。
と言うことは、可能性を高めたければ、いろんな方法を採れると一番良いわけです。
Aの方法で駄目だったけど、そのままBの方法に取り組めれば良いのですね。
と言うことは、どんな方法・製品を使っても、どれが上手く行くかは取り組んでみないと分からないけど、一番大事なことは、頭皮・体・心を痛めたりせず、後遺症を残さないで、健康な状態を維持できることだと言えますよね。
そうなっていることで、いろんな方法や製品を使えるので、改善できる可能性が100%に近づくと言えます。
だから、育毛の効果で一番大事なことは、上手く行くかは取り組んでみないと分からないけど、頭皮・体・心を痛めたりせず、後遺症を残さないで、健康な状態を維持できることなのですね。
そういった意味で、医薬品の育毛の効果は一番薦められるものかもしれないけど、一番駄目だと言えますね。
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