皮脂を取って頭皮がトラぶっている年末年始にかけて皮脂を取ることをやってきて、頭皮が荒れて、赤くなって、フケが出て、痒みが出ている人からのご相談が非常に多かったです。
年末年始は約10日間ほどお休みを頂いていましたが、その間にご相談のメールを下さっているのですね。いやはや驚きました。これほど多くなっているとは・・・。
毛髪診断士なる人たちも毛穴詰まるとおっしゃっていますから、皮脂を取らないと駄目と思わされている人が多いのだと思いますね。
ちなみに、何度も書いていますが、毛穴は皮脂で詰まりません。詰まったらエライことで、育毛どころの話ではなく、生きるか死ぬかくらいの危ない状態になっているのです。でも、薄毛の人の中に、そんな人はいませんよね。
1990年頃から続いている私が、育毛を仕事として取り組み始めるずっと以前の1990年頃から、皮脂を悪者扱いして、取ることを推奨する情報ばかりだったのですが、この間薄毛人口が減ることはありません。
減ったという情報は聞いたことがないだけでなく、ご相談にいらっしゃる人の頭皮はこじらせてしまっていて、なかなか正常に戻らない頭皮の人が増えているのです。
脂漏性湿疹・皮膚炎だと育毛はできないこのブログの検索される言葉を見ていても、脂漏性湿疹だけど、ミノキシジルやリアップを使っても大丈夫?と言うようなものがあります。
そんな頭皮にしてしまっているくらいですから、相当皮脂を取って頭皮を削るようなケアをしている人が多いのだと思いますね。そりゃ毛が無くなっていくので、世間の効果情報を見ているとミノキシジルやリアップを使いたくなります。
頭皮を痛めてきたことが薄毛の大きな問題なのに、病院に行けばプロペシアを薦めるし、平気でプロペシアを飲もうとしたりするのですから、相当やばい時代になってきたと感じています。
こんな話から平成23年がスタートしますが、今年もよろしくお願いします。
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