20歳前後のご相談者の中には、暇をもてあまして悩んでいる人が多い。暇だから、ちょっとしたことが気になるので、調べてみると、そのちょっとした悩みを煽る情報が多いので、知らぬ間にノイローゼのような悩みに変質してしまう。
何もしない方が良いのにこうして、何かしないと不安で不安で仕方がないので、効果を求めて「さまよう育毛人」の誕生に繋がっている。
DVDを見せてもらったこんな「さまよえる育毛人」に行き着くところが、飲む育毛剤と塗る発毛薬だ。たまたま、ご相談者がTVの番組をDVDに焼いて送ってくれたのを見たが、非常に危ない情報だと感じる。
良い事しか言わないこんな情報を見ると「TVでやっているのだし、医者や大学の教授が言っているのだから大丈夫だろう」と誰でも信用する。DVDを見たが、時間が限られているからだろうが、副作用の話や疑問に思われることに少し触れただけで、「若い時から予防の為に薬を飲めば良いのだ」なんて馬鹿げたことをコメントしているのには、開いた口がふさがらない。風邪を引かない為に、前もって風邪薬を飲む人います?いないですよね。理由は何?これが、分かれば予防で薬を飲むことの馬鹿らしさが分かるはずだ。
テーマからかけ離れるがついでなので、副作用と疑問について書いておきます。
- 性欲が減退したり、勃起不全になるだけで済むの?
- たんぱく質が髪に変化するのは、酵素が触媒として働いているはず。たぶん5アルファリアクターゼもその一つだと思うのだが、どうして頭だけで薄毛になる方に働くの?どうして男性ホルモンが頭でのみDHTに変化して、他の部位では変化しないの?
- 1年2年くらいのお写真は分かるが、私のところにご相談にいらっしゃる人はみんな4年以上飲んでいて付けている。みなさん「最初の1年2年は良かったが、あとは急激に抜けてしまい今急激に進行している」とおっしゃいます。最初だけじゃないの?
- 薬で脱毛因子を阻害しているのだから。止めると再発する可能性が高いですよね。じゃ、10年20年と長年飲み続けているとどうなるのだろう?どんな副作用があるのだろう?
暇をもてあましているならいろんな人に出会い、いろんな人の話を聞き、いろんな本を読み、運動して汗をかくことだ。どんな本を読めば良いのか分からないのなら、以下3冊お奨めします。暇をもてあましていると薄毛になりやすい理由は、・・・・末尾に
- お奨め本その1:プレゼンテーション専門のコンサルタントの方が書いた本。自分をプレゼンできない人が多い現代の若者にぜひ読んで欲しい。
「あなたが変わる「話し上手」の法則」
- お奨め本その2:20歳前後~30歳くらいまでの人が、世間でどう見られているのかを知ることも必要ですよ。
「社員を働かせてはいけない」
- お奨め本その3:決算書なんて読んでいると眠くなる。が、そんなところにお宝が隠れているかも。お金を稼いでいる人は決算書を読んでいるもの。
「 有価証券報告書を使った決算書速読術」
暇をもてあましていると理由は簡単。暇をもてあましてぶらぶらしていると、汗をかかなくなり、血の巡りも悪くなるからだ。暇をもてあまして薄毛になる人は、男性型脱毛症やAGAを全く関係ないのだ。
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