どうしてDHT=ジヒドロテストステロンが作られるのでしょう?男性ホルモンのテストステロンが5αーリアクターゼの還元作用によりDHT=ジヒドロテストステロンが作られるだけでは薄毛になりません。DHT=ジヒドロテストステロンが角化細胞抑制する方に働くには、遺伝子の影響が必要だからです。反対に、DHT=ジヒドロテストステロンは遺伝子の影響で角化細胞の成長促進に働く場合もあるのです。
抑制して毛の成長を阻害するのか?促進して毛の成長を促すのか?これには遺伝子の影響があるのですね。5αーリアクターゼの還元作用だけが問題ではないのです。
(これは私が言っているのではありません。「毛髪科学最前線」に記述されていた内容です)
遺伝子の影響はその人の環境により発現するのですから、環境次第ではホルモンの影響による薄毛を防ぐことも可能だと言えますね。
と言うようなことを考えていたら、相談室移転後にメールでのご相談が2件続きました。
ちなみに、相談室の移転は4月5日に無事完了し4月6日より通常通りご相談を承っています。本当のことを知りたいとか、体に負担のないケアをご希望の方は、まずはご予約を入れて下さいませ。
美容外科では薄くなればプロペシアとミノキシジルご相談者2名のうちお一人は、美容外科に行ってプロペシアを処方されたらしいです。過去何人かのご相談者も同様にプロペシアを処方されています。それも、ロクに検査もせずに「男性の薄毛」と言うだけで薬が処方されているのです。
とても不思議です
薄毛の原因なんて山ほどあるのに、たった一つの原因に特定してしまって、薬を処方するだけの病院って本当に医療機関なんでしょうか?そりゃ、効果に繋がる人は少ないだろうと推察しますね。その上後遺症付きで、かつ毛を無くすかもしれないなのですから目も当てられません。
ところで、いつも医師絡み・病院絡みの時に思うことがあります。それは、DHT=ジヒドロテストステロンが男性の体内で生成される理由は何か?です。そしてもっと言うなら、5αーリアクターゼが前頭部だけでなく精嚢に存在する理由は何か?です。
性欲はテストステロンの影響だから、「DHT=ジヒドロテストステロンを抑制しても性欲減退やEDになるようなことはない。」と毛髪科学最前線の医学者の方は書いているのに、DHT=ジヒドロテストステロンが何の為に生成され、5αーリアクターゼが前頭部だけでなく精嚢に存在する理由の記述がないのです。
たぶん、多くの医師も同様に言わないし・書いていないと思いますね。ネット上の情報も同じです。誰もDHT=ジヒドロテストステロンが何の為に生成され、5αーリアクターゼが前頭部だけでなく精嚢に存在する理由を言わないのです。
平気で処方する医師と病院・平気で飲む人たちとても危険の匂いのする薬なのに、医師や病院側は平気で処方しますし、飲む人も医師が安全だと言っているからと平気で飲む人が多いです。
ところが、今回ご相談下さった方はプロペシア・フィナステリド・高濃度のミノキシジルを1年以上も使っていて、今毛が無くなりかけているような相談内容です。
こんな方のご相談をお受けするのが一番つらく、また承りたくない究極のご相談です。
薬の影響を抜く為のケアが必要ですし、取り組んでも抜けるまでにはかなりの月日がかかりますし、その間は薬の影響で育っている毛は抜けてしまい中々生え変わってこないからです。
そんな方を何人も見てきているので、本当に薬に頼る治療は考えた方が良いです。
| Trackback ( )
|