シャンプーだけでなく、育毛剤やそれ以外の化粧品を選ぶ時に、よく言われる言葉があります。
それは、「あなたの状態に合ったものを選びましょう」と言う言葉。
それに合わして、「脂症用」「普通肌用」等の状態に合わしてシャンプーが販売されています。
疑問に思いません??
脂症って、どの程度のことを脂症って言うのでしょう?
実際、私の相談室にいらっしゃる方は、10人いれば8人くらいまでの人は、自分を脂症だと思っています。
でも、実際に見て触ってみると、ほとんどの人は普通です。
かと言えば、普通以上にカサカサの人までいますが、そんな人に限って普通肌だと思っています。
そう言った自分では脂症だと思っていても、実際はそれほどでもない人が「脂症用」のシャンプーを使ったらどうなるのでしょうね。
まぁ、実際は何もないと思います。
元々、多くの人は、いろんな情報から自分の状態を類推しています。その情報自体が非常に怪しげなものなのですから、客観的に判断するなんてできないのです。
そう言った前提がある上で、シャンプーを脂症用とか普通肌用とか分けても全く意味がないのですから、本当は普通の人が脂症用のシャンプーを使っても何もならないのです。
もし、何かあるとすれば、脂症のシャンプーの目的が、皮脂を取り除くことを目的にしている場合です。
と言うことで、
「自分にあったシャンプーなんて本当は存在しない」
「自分にあった育毛剤も存在しない」
存在するのは
「どう言った目的のシャンプーなのか」
「どう言った目的の育毛剤なのか」
だけで、この目的があなたに必要な育毛法に必要なのかどうかだけです。
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