
今回、再びガソリン価格の話です。
この所、ブログ記事に対するコメントも頂いておりますので、この場を借りてお礼申し上げます。
また、弊社SSにつきましても、ご愛顧賜り誠にありがとうございます。
さて、ガソリンがSS店頭で販売されるまで、こんな商流になっています。
ENEOSや出光、コスモなどの元売が、中東などから原油を輸入し、国内でガソリンを精製して、特約店、販売店へ卸されます。
(例外もありますが)
原油輸入コストの変動は、
中東のドバイ原油及びオマーン原油の平均指標価格に為替価格を乗じ、159で除したものが基本的な元売のコストになります。
何故159で除するかと言うと、原油価格はバレルが単位になっているため、リットル換算にするためです。
1バレル=約159リットル
原油指標も為替も毎日変動しますが、国内元売はそれを1週間単位での変動コストを算出します。
そのコストの増減が、特約店や販売店に対する週毎の仕切価格に反映されているのです。
厳密に言うと、サウジアラビアが油種毎に需給環境に応じて設定する調整金などもコストに反映されています。
そうなんです。
ガソリンの卸価格は、毎週通告され、変動しているのです。
SSのアイランドスペースに蝶が舞い降りました。
今回はこの辺で。
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