日々是口実~引っ越し版~

Yahoo!ブログから引越してきました。更新の予定は。。。

場所前夜

2010-07-10 23:55:09 | 大相撲
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明日は大相撲7月場所初日。しかしこんなに失意の場所前は初めて。

もし白鵬が全勝優勝すると、様々な記録の目撃ができません。

あ~ぁ、賜杯授与もないとすると場所を開催する意味がないよね。

悶々とした15日間が始まりそうです。

名古屋、見に行こうかな・・・。

TV桟敷ファンの入場お断りします

2010-07-06 23:25:10 | 大相撲
NHKは本日「大相撲7月場所」の生中継を中止を発表した。

本場所開催の次に、注目度があったこの問題。TV桟敷ファンは「暴力団」同様、入場を断られた。

場所開催は決定したのだから、中継はして欲しかった・・・、残念至極である。

協会方は、なんとか放送してもらえるよう提案は無かったのだろうか。

一説によると、大相撲の放送権料は一場所数億円だという。この放送権料を辞退という手もあったのではと思う。

また報道によると、親方衆も放送中止の申し入れもしていたとか。

協会がそんな考えでどうする。こんな事件があったからこそ、大相撲をもっと真剣に見てもらえる努力をするのが、あなた方の「仕事」なのではないのか。

遠くにいる家族に見てもらえることを励みにやっている力士がいるし、それを待っている家族や土地の後援者、そしてファンもいる。また裏方の呼び出しや行司も然りだ。

場所は開催なのだからーーー、中継はして欲しかった。

そしてNHK。代替としてダイジェストを放送する?

入退場する力士の表情や、拍子木の音、呼び出しや行司の声。仕切りを重ねるごとに合っていく呼吸等々、そのような「過程」味わえないダイジェストなんてやらなくて結構。

今まで通りやっていた深夜のダイジェスト番組で十分です。

大相撲は「日本料理」のように味わって見るもの、ファストフードではないのだ。

まだまだ言いたい事はいっぱいあるが、決定したものはしようがない。協会はこの決定を肝に銘じてもらいたいものだ。

そこで協会に提案。テレビ中継も無いので「仕切り制限時間」をこの一場所無くしてみては?

昭和3年のNHKのラジオ放送に合わせて設けたこの制度。

双方の気力が高まるまで、延々と仕切るかつての本来の相撲を、復活させてみてもいいかも。

男 貴乃花

2010-07-05 23:39:38 | 大相撲
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ここ一ヶ月近く何度も臨時理事会が開かれ、対応が協議されていた。

その理事会が開かれる前の映像が幾度となく流されていたが、その映像の中で一際目立っていたのが貴乃花理事の態度だった。

ずうっと俯いたまま、何かを考えているかのような表情に私は興味を引かれた。

貴乃花グループと言われる中から、大量の処分者を出したから顔を上げられない・・・なんてのは全くの邪推。全理事の中で一番真剣に解決策を模索していたのでは?、と私は考えたい。

それは以下の発言からも伺い知る事が出来ると思う。

まずは「阿武松部屋全体の謹慎」勧告での発言。

これは特別調査委員会が6月27日に出した勧告案。これに対し同理事は「野球賭博をやっていない力士もいる。そういう力士は救済すべき。」と発言したという。

この発言はもっともだ。このような当たり前の事も言えない他の理事は、一体何を考えていたのか。

その前にこの勧告を出した「特別調査委員会」の面々にも疑問を感じた。

力士は本場所で相撲を取り、技量審査をされる事が生業であるのに、無罪の力士まで謹慎とはあまりにも無知すぎる。

そして今月3日の理事会打ち合わせで「幕内最下位から取らせればいい。」と発言。

「大関まで頑張ったんだから、協会に残してチャンスを与えるべきだ。」と主張するも、外部理事から「大関だから責任が重い。」と反論したという。

この反論も少し足りない。「横綱」は降格がないから「引退」が的確だが、「大関」は降格がある。横綱に次ぐ位置であり力士の代表でもあるのだが、降格させ立ち直らせる手もあると思う。

そして、昨日の臨時理事会では「十両最下位からでもいいから、出直させてほしい。」と訴え、退職願を提出した。

結局、琴光喜の解雇は決定し,退職願も親方に返された。ただこの退職願は、理事辞職願との情報もある。

普段から弟子の育成には熱心な親方。協会を退職という「無責任」な行動ではなく「理事辞職願」だと私は思う。

日が経つにつれ賭博の内容が明らかになり、琴光喜の解雇は「重い」処分に感じられてきていただけに、職を賭してのこの行動には「男」を感じた。

先の理事選で琴光喜が1票投じたから云々なんて、無粋なことは言いたくない。私は貴乃花を信じたい。

阿武松には厳しい処分

2010-07-04 20:09:16 | 大相撲
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今日の臨時理事会に於いて、野球賭博に関与した大嶽親方と大関琴光喜は解雇。

時津風親方は主任から平年寄に降格と5年間の据え置き、阿武松親方を委員から平年寄に降格し10年間の据え置きの処分が下された。

大嶽親方は「除名」になると考えていたのでやや軽い処分、琴光喜も真相が明らかになるに伴い少々重い処分。

時津風親方は、先の「暴行死問題」の後任の親方になっての事案だけに自覚が足りなく軽い処分であり、阿武松親方に関しては部屋自体が「賭博の温床」となっていたとは言え、2階級降下の上10年間据え置きは厳しい処分だと感じた。

今回の処分はほぼ、特別調査委員会の提示した案に添った内容だった。

大体この外部「有識者」で組織する「特別調査委員会」なんてのも、大相撲界を少しでも理解している人が入っていない事自体、問題だったと思う。

何の「有識者」なのだか・・・。

理事長代行についても、わずか3週間足らずの期間に代行を立てろ、というのもよく分からない。

相撲全般に関してほぼ知識のないこの代行者に、この短期間で何をさせようとしているのかな?

ここは他の理事が代行する事で良かったと思うのだが。


写真は10年間、平年寄に据え置かれる阿武松親方。

力士育成に関しては他の親方衆より愛情を持っていて、私も応援していたのだが・・・。その優しさが裏目に出てしまったのかもしれない。

どうなる?相撲中継

2010-07-02 22:49:13 | 大相撲
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NHKが名古屋場所を中継するかどうかの判断を先送りしたそうだ。

同局は昭和28年(1953)5月から大相撲を中継しているが、同年秋場所からは日本テレビが参入し、同34年には東京の民放テレビ局すべてが中継をしていた。

しかし最後の民放局(日テレ)が同41年1月場所に放送を中止してからは、NHKのみの放送になっている。

そのNHKが、4日の臨時理事会の内容を協会から説明を受け、6日に結論を出すという。

中継に関して揺らいでるのも分からないでもない。

現に6月14~30日に視聴者から約8200件の反響があり、うち約67%の約5500件が放送中止を求めているという事だ。

そりゃそうだろう、今の状態でいたら反対の意見が多いに決まっている。

これがいち早く中継中止を決めていたら、放送を希望する意見が逆に多くなっているはずだ。

反対はし易いが、賛成はし難い。それが世の常。

それに感情論か否かの判断ぐらいはつくでしょう?

今までの付き合いを考えたら、放送して「やって」もいいんじゃないかな、NHKさん?

相撲協会の対応が遅いと思ったら、日本放送協会も対応が遅いんですね。協会って・・・みんな対応が遅いのかな?

さて、NHKに放送賛成のお手紙でも出しましょうかねぇ。

もし、放送中止を決めたら・・・、このお話はまた次回にでも。


写真は中継席。テレビ中継をやらないとこの放送席も使わないんです・・・。あ、これは国技館の放送席でした(笑)。