日々是口実~引っ越し版~

Yahoo!ブログから引越してきました。更新の予定は。。。

以外と短気?

2010-05-18 21:37:55 | 大相撲
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昨日の白鵬対鶴竜の取り組み。白鵬は冷やっとさせられました。

立合いで変わられた白鵬。少し血がのぼったのか、最後の1手は明らかに「だめ押し」、大横綱を目指す人があれではいけない。

取り組み後のインタビューでは、「力をつけてきているけど、あんな相撲ではダメ」と一理あるような事を言っていたけど、客観的に見ると「横綱 対 平幕」の一戦。

まともに行っても、勝てる訳が無いのだから作戦を考えるのは当たり前。なんとか勝ちたいと言う鶴竜の普通の考えだと思う。

はっきり言わせてもらうと、そんな事で動じてどうする?って感じがする。

そういえば、かつて大鵬 対 出羽錦の一戦で、出羽錦が「猫だまし」をした時、大鵬も「横綱にあんな技をしてくるとは失礼だ」なんて言ってた事があった。

当時の大鵬と出羽錦の年齢差は16才。いくら地位が違うと言っても、相手は大先輩力士。普通は思っても、言えないものなのだが・・・。若いからしようがないのかな?

若い頃の大鵬もこんなだったから、今回は大目に見ますか。

白鵬が目指す大横綱の双葉山さんが天から言っているよ。「ダメ押ししているうちは、ダメだよ。」と。

写真は堂々たる白鵬の横綱土俵入り。もっと堂々とね!

行司の世界

2010-05-12 19:49:20 | 大相撲

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今日の大相撲中継での特集は、「行司の世界・様式美と土俵を支える心」でした。


先日、名行司の項で取り上げた、第28代木村庄之助の故・後藤悟さんのお話を聞く事が出来た。


改めて、後藤さんの見識の深さ、大相撲への想いが伝わってきました。


また、土俵祭の模様も放送され、相撲教習所に通う若い力士が土俵祭を見学していたのもいい案でしたね。貴乃花理事(教習所所長)のいい面が、早速生かされていると思います。


やはり、大相撲は勝負だけの競技ではない事を、若い力士の他、世間にも伝えていくべきだと思います。


あと一つ驚いたのが、「方屋開口(かたやかいこう)」(または故実言上ーこじつごんじょう)の全文も紹介されたことです。


これは、土俵祭で祭主を努める立行司が言う祝詞。「天地開け、始まりてより陰陽に分かり・・・」というものです。


勝負の道理や五穀豊穣を祈るこの口上は、やはり神事である事を表しています。


陰陽と言えば、軍配の持ち方にも陰と陽があるのを思い出しました。


力士を呼び上げる際、木村庄之助は手の甲を上に向ける「陰の構え」、式守伊之助は手のひらを上に向ける「陽の構え」というものでした。


今は・・・どうなのかな?明日確認してみよう。


画像は勝川春章画、谷風・小野川立ち会いの図。裁くのは木村庄之助。行司装束は今と違い「裃」姿である。(明治43年5月場所から、総髪が裃姿に似合わないとして現在の直垂・烏帽子姿に変更。)



今場所 影の主役は・・・

2010-05-09 21:38:15 | 大相撲
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大相撲5月場所が初日を迎えました。今日は4時半頃からの観戦になってしまいました。

今場所は、白鵬に挑む新大関の把瑠都というような形式になっているようですが、今場所は魁皇に注目してみたいと思います。

自伝を出版したり、内閣総理大臣顕彰の授与が決定したりで、今場所幕内在位101場所目の魁皇。

今場所はもう1つの大台、通算勝ち星1000勝に挑もうとしています。今日豊真将に勝ったのであと8勝。

今日の相撲を見ている限りでは、体の動きもよく調子がよさそうだけど、最近は8勝どまりが多いので、今場所で達成できるかな?

まだまだ先の話だけど、今場所で大関在位59場所。去年引退した千代大海は65場所で第1位。

ここに届く頃になると、仮に8勝ずつ(ちょっと失礼かな?)で6場所後(一年後)には大関在位と、千代の富士の1045勝の記録を塗り替えることになるようです。

でもなぁ、この記録はいくら魁皇びいきの私でも、諸手では喜べない記録なんだなぁ・・・。

ちょっと複雑な初日の考察でした。


写真は、友綱部屋の浴衣を着ている人にサインをしている魁皇(笑)。

眼福!古絵番付!!!

2010-05-08 07:30:01 | 大相撲
昨日、うちに来た知り合いのおばさん(Tさん)が大相撲愛好会の会報を見て、「あだの兄さん、相撲好きだった?(お宅のお兄さん相撲好きなんですか?)」と母に聞いたそうな。



事情を聞いてみると、なんでもこのTさんのお爺さんの甥かなんかが相撲取りで、本人が送ってきた古い写真に相撲取りがたくさん載っているので、どんなもんだか見てほしいとの事でした。



その人は明治の生まれのようなのですが、事情を知るおじさんが4年前に亡くなっているので、おばさんは詳しくは知らないという。もう少し早かったら、おじさんに詳細を聞けたのになぁ、残念。



それならということで、お宝鑑定士?の私が家に送って行くついでに見せてもらうことに。


家にお邪魔して、座敷に行くと大きな額を持って来ました。いよいよお宝とご対面です。



息を押し殺し、額を見てみると・・・。



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横綱大錦、栃木山、鳳・・・。でたっ!古い!古すぎるっ!!!。絵番付ではありましたが、大正8年5月場所のものです。くぅっ~!


とりあえず、相撲をあまり知らないおばさんに「秋田出身の力士が、この両国、一湊、清瀬川、錦島・・・云々。」と説明すると「見ただけで分かるったぁ?」と感嘆していました。


そのうえ「この錦島は能代の人だ。」と言うと感激して娘さんに電話していました(笑)。


息子さん達は、お宝鑑定団に出せって言っているみたいだけど、これはこの家の先祖を証明する大事な証拠。


ここの家にあるからこそ、意味があるものなので大切にして欲しいとお願いしてきました。


額に入れているくらいだから、大切にしてくれるはずです。おじさんの遺影にもご報告しておきました。


また一人、秋田のお相撲さんを発見しました。ど~れ、調べてみますか!



5月場所番付発表

2010-04-28 20:43:27 | 大相撲
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久々に相撲ネタです。忘れがちですが一応、本ブログのメインです(笑)。

おととい5月場所の番付が発表になりました。

今場所の注目は新大関の把瑠都。何かと忙しい新大関の場所前、稽古は十分なのか明日の稽古総見で占えるかな?白鵬以来の新大関初優勝に期待してみましょうか。

それ以外では新入幕もいないし、他の大関は期待できないし・・・、関脇と小結にまた常連が座り直しましたね。ここに期待してみましょうか。

県出身では先場所負け越し5の豪風、番付を4枚下げ東の12枚目。老人ホームの慰安に忙しそうだけど、本業を疎かにしないで欲しいものです。

華王錦は西の幕下22枚目。なんとか今場所踏ん張って、巡業ではまた関取を狙える位置で秋田に来て欲しい。がんばれ!

先場所序ノ口優勝の佐々木山は、東の序二段20枚目へ大幅に番付を上げた。先場所のようにはいかないと思うけど、この位置も1場所通過でしょうね。

同じ序二段の津谷と琴渡部も後輩に負けないようにがんばれ!

関取衆に期待できないときは、幕下以下の力士にでもすがりたい気分です。

写真は、華王錦が付け人をしている高見盛を流し撮り!電車でもこんな感じで流し撮りを決めたいなぁ(笑)