
日本相撲協会は緊急理事会で、宮城野部屋の師匠を宮城野親方(元十両・金親)から部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)に交代させることにしたそうな。
これによって年寄名跡は交換して、伝統ある宮城野部屋は存続されるようです。
元々今の宮城野部屋、というか白鵬をスカウトしたのは熊ヶ谷親方。
現在の部屋があるのは同親方がいたからこそなのです。
そこへ先々代宮城野(小結・廣川)の娘へ元十両の金親が婿入り、先代宮城野(前頭・竹葉山)から部屋を継承しました。
本来、筋からすると功労ある先代宮城野(竹葉山)の顔を立て、先代親方が定年までは部屋付きでいるべき所を娘婿と言う事で無理矢理?継いだ(継がされた?)形になっていました。
なので、白鵬の昇進会見や優勝会見なんかでは、宮城野と熊ヶ谷の両親方が並んで・・・といった変則的な形を取っていました。
だよね~、だって現宮城野は白鵬について何も語れないんだもん(笑)。悪いけど、はっきり言ってただのオマケ。
義理や人情をも含めての大相撲。だれかこの継承について意見する人がいなかったのですかね。
金親の師匠は当時の理事長・北の湖。その理事長さえ気づかないんだから、器ではなかったようで・・・。
まぁ、理由はどうであれ、本来あるべき形に戻ったんだから良しとしましょうか。