今年は祖父が亡くなって30年。我が家は神道なので、30年祭になるそうな。
お祭りなんですね(笑)。当然、お坊さんではなく神主さんに来てもらいます。
そこで気になっていたのが、お墓のコンクリート製の階段。
地盤の沈下か何かで割れが入り、壊れていた階段を新しくすることに。
こういうお墓に関する整備は、年忌があるとき意外はするものでないというので、この機会に新しく作り直しました。
作業が終わり、地面をならしていたら何か丸いものが目に付きました。拾い上げてみると穴の開いたお金のようだ。
お墓にお金が落ちているのは、そんなに珍しいことではないので、良くて50円玉、無難なところで5円玉だななんて思って泥を落としてみると・・・
寛永通宝でした。
このお墓は、祖母が亡くなった36年前に祖父が建てたお墓。
それも自分が生まれる数日前に出来たそうなので、少なくても36年間は土に埋まっていたことになる。
今回、階段を作り直さなければ、永久的に日の目を見ることはなかっただろう、なーんて考えていたら妙に愛おしくなってしまいました。(大げさだなぁ。)
寛永通宝は結構あるものなので、そんなに価値があるものではないそうですが、こういう物を見ると調べてみたくなるのが、自分の悲しい性。
調べていると、裏面に波模様があったり、点があったり、漢字が書いてあったりと色々ありますが、これは・・・
もう風化して、薄くなっています。何が書いてあったかもわかりません(泣)。
「寶」の時の「貝」の点の部分に、特徴があるので判断できそうなのですが、該当するものがありませんでした。
価値の有無に関わらず、いつ頃の物か知りたいなぁ。
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