日々是口実~引っ越し版~

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巡業形態の変更を

2010-04-07 22:48:46 | 大相撲
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5日に行われた三重県津市での巡業で、元大関魁傑の放駒親方が巡業三カ条を厳命したという。

その内容は、支度部屋での居眠り禁止、稽古欠席は届出、稽古は手抜きしないとのこと。

こんな通達があること自体、大相撲界がたるんでいる証拠。協会員(力士)には気を引き締めてもらいたいものだ。

ただ、このような状態になる原因を作ってしまったのも、協会の責任。いっそ巡業自体を考え直してもいいのではないかと思う。

去年の秋田巡業を例にとってみると、関取衆が56名。この人数でたった一つの土俵。そこで2時間、満遍なく稽古できる訳がありません。

余っている関取は、土俵下で和気藹々と談笑。これは毎年見られる光景です。

その昔、土俵に上れない力士たちは会場外の土に円を書き、いわゆる「山稽古」をしたものだそうです。

夏巡業が終わり本場所になると、日焼けした力士(それだけ山稽古をやった証拠)を見ると期待したということでした。成績も日焼けに比例していたそうです。

また現在は会場費がかさむせいか、テケツ(チケット)代が高いのもおかしい。

巡業は2時間の「やや本気の稽古」に、4時間の「花相撲」。本場所は午前9時から午後6時までの9時間「本気の取組」です。

率にして、30%のやや本気の稽古と、100%本気の取組が、ほぼ同じ料金設定なのには、疑問を感じます。

と、まだまだ巡業に関しては言いたいことがあるのですが、きょうはここまで。

写真は平成17年の大相撲琴丘町場所。高いお金を払い見に来てくれるお客さん。もう少しよい所を見せてほしいものです。


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