先の五城目出身のお巡りさんが、時間つぶしにいかが?と教えてくださった神宮外苑の銀杏並木。
日が昇る直前が一番きれいだよってことで、急行。
日が昇る直前が一番きれいだよってことで、急行。
着いた瞬間、言葉を失う。146本の黄葉に、4並列ビスタ植栽が美しい。
幹は手が回りそうもない。案内板には、「苗圃で育てて80有余年、外苑に植栽されて70年・・・云々」とある。平成2年の案内なので、樹齢100年ちょっとというところかな。
黄金の絨毯。
そういえば、東京の木はイチョウ。シンボルマークもイチョウだ。さらには東大の校章も・・・。
これは明暦の大火、俗にいう振袖火事の後、火事に強い街を作ろうという事で江戸中に「火伏の木」イチョウが植栽されたと聞いた事があったが、それと関係あるのかな。
振袖火事と言えば、本所回向院、回向院と言えば大相撲と際限がなくなるので今日はここまで。
イチョウ(銀杏、公孫樹)
イチョウ科イチョウ属 中国原産 樹高30~40m
街路樹や公園樹に利用、種子はギンナンとして食用される。
中生代の唯一の生き残りの貴重な種。
イチョウ科イチョウ属 中国原産 樹高30~40m
街路樹や公園樹に利用、種子はギンナンとして食用される。
中生代の唯一の生き残りの貴重な種。
今日は 鉄道でも大相撲でもなく、その振袖火事の話題なぞを。 モノの本によりますと、あの明暦の大火の原因となった振袖は、かの娘が火を付けたものと覚えていたのですが、実はそうではなくて、道で見染めたイケメンの坊さんに一目ぼれした最初の娘が恋の病に倒れた後、遺品としてリサイクル販売された振袖を購入した別の娘も奇病に侵されて他界。さらにその振袖を手にした第三の娘も事故死したため、その不幸を祓うべく父親が菩提寺での供養の後に振袖を燃やした際に、その火が寺に延焼し、近隣の民家に類焼したことによるんだそうですね。
歴史、それも「外伝」とかエピソード絡みが好きなもので、少々脱線してしまいました。失礼。でも、忘年会の話題としては面白いと思いますよ。
さすがご存知でしたか、私も最初は八百屋お七の件と混同していまして同様の事柄だと思っていたのですが、本を読んでるうちに真相をつかみまして、いまでは講釈師見てきたようなナントやらです。
これは先ほど調べて知ったことですが、当の本妙寺は火元の汚名を引受けたとしていますね。これもなかなかおもしろいです。
私も史実の裏話みたいなものが大好きでして、この手の話は発見があるので本当におもしろいですよね。鉄道の脱線はいけませんが、ハナシの脱線は大歓迎です。
秋アキさんとは、お酒を交えて脱線話してみたいですね。