連日の八百長メール報道で相撲協会はまさに、四面楚歌。大相撲史上、最も危機的状況にあると思います。
また報道されている件で1つおかしいな?と思った事があります。
それは、幕下と十両との待遇の格差が八百長の温床だと言っているように感じる事。
大相撲は関取になってやっと1人前。それが十両に上がるという事です。
1人前になると付け人はつくし、社会的な付き合いも増える。
また、家庭を持つ者も出てくるし、その他諸々のお金はかかるようになってくる事を考えると、やはり100万ちょっとの給料は必要になってくると思う。
格差をなくす為に十両の給料を下げるとなるとまた、上記の関係上足りないと思うし、
またその逆として幕下にも給料を出すとなると、今度は幕下が安住の地になってしまうと思います。
その格差があるがために、関取まであと一歩の幕下上位の力士達が必至になって取組をしています。
好角家がいう、幕下上位が一番おもしろいという所以だと思っています。
格段に差があるという事は、少しでも上へと奮起させるための絶妙な仕掛け。
それらにしがみつくために八百長をしていたのは、性根が曲がった少数の人間がしている事だと思います。
なので、この格差について今さら論ずるのはお門違いかと思います。
報道の質も、もうちょっと上げるべきでは?
それよりも何よりも、3月場所の開催が危なくなってきている由、さ残念でなりません。むしろ開催してこそ、新生・相撲協会の姿勢がアピール出来るのではないでしょうか。
外国人は要らない。大学出の幕下付け出しは廃止。大学出身の下積みの少ない親方を部屋持ち親方にしない。一門制を強化し一門は対戦させない。力士同士が仲良しこよしにならない。武士ならみんな敵。
とりあえず先回同様、名前のあがった力士は休場させ、場所開催の方向で行ってほしいものですね。
このような前例を作ったら、毎回場所中止になってしまいますから・・・。
これにより、星の貸し借りも容易に出来なくなるのでは?と思いますが・・・。やっぱり、昔の一門別総当たりや、年2場所は理にかなっていると思います。
秋田場所が早々に中止になりましたね、残念としか言いようがありません。大相撲の行く末が心配です。