さてさて、昨日からテレビを賑わしている「八百長メール」問題。
今日、3人が関与を認めたようです。どこまで蔓延しているんでしょうか、興味がある所です。
昨日も言った通り、八百長は少なからず「存在」していると思ってみていました。
ましてや、人間。伝統と格式の相撲界だからといって、いい人ばかりではありません。
中にはこんな人もいるでしょうし、ある程度の八百長は「人間味」や「人情」という意味で清濁併せ呑んでいました。
ただ、、八百長があるのはここ一番という場面だけかなぁというか、そこだけにして欲しいと思っているわけで、出来るだけ無に近く・・・という思いはあります。
最近で「八百長」という言葉が頭をよぎったのは、2004年5月場所、北勝力が快進撃をした場所。
千秋楽では新入幕の白鵬に敗れ、決定戦で朝青龍に優勝をさらわれました。
この千秋楽の一番こそ、八百長があるのかな?と考えていたのですが、実際そうはなりませんでした。
日本人だったら、ましてや新入幕の力士だったら、なんとなく取りにくくて負けたんじゃないかなと思ったもんです。
八百長までも行かなくても、それが「人間味」なのかなと。
ただ今回の場合は、常習化しているような内容でその点ではやはり、残念。
やはり数年前、元小結・板井の板井圭介氏が、日本外国特派員協会で八百長を告発した時、しっかり解明していればよかったのでは?と思った今日でした。
もうこれ以上、隠せませんよ・・・。

写真は7年前の1月場所、ちゃんこ屋さんで偶然お会いした板井氏。
思っていた以上に相撲を愛している方でした。今はどう思っているのかな?
二か月にたった15日間。大多数の力士たちはまじめにけいこに励んで本場所に備えているのだとすれば、私は、NHKの中継中止にまでは及ぶまいと考えます。それぞれの力士を応援している地元に人たちに、その成果を見せられる僅かの機会。私は、相撲中継が見たいと思います。「八百長」と「無気力」とは似て非なるものとは思いますが、後者なら、ブロ野球にだって見られるのではないでしょうか。だからと言って、プロ野球中継が中止されたということは聞いたことがありません。相撲協会には、厳正な対処が義務付けられることは論を待ちません。しかし、そのことと、TV中継の可否とは、直結すべきものではありますまい。どんなもんでしょうか?
八百長はファンを欺いたある意味、先回の賭博よりも深刻な問題だと思います。が、先回同様「その他の力士」や「関係者」の事を考えると場所開催、場所中継はするべきですよね。