今年のアイアンマンカップは、朝からひどい雨。初めての経験でした。
小野グランドGCに向かう車中、同伴者は「帰りたい帰りたい。」と嘆いておられました。お誘いした手前、申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、これもゴルフ、プレーしだしたら面白いだろうと思っておりました。
クラブについて着替えて、早速練習場に行こうとしたときに、カッパを着るかぬれていくか随分悩みました。どうせカッパを着ても汗でどろどろになるのなら、最初から雨で濡れる方が良いかと思ったからです。カッパの暑くて蒸れるのはかないません。結局、雨に濡れていくことにしました。ぬれていくことを覚悟すると、雨なんてへっちゃらになっちゃうんですね。不思議なものです。
練習を終え、スタートホールに向かう途中、マスター室前に戻ると、そこにはたくさんのプレーヤーが雨雲を見上げています。すでにずぶ濡れになっている私を見て、あらあらという顔をしている人もいました。どおりで練習場に人がいないはずです。
結局スタート時刻は予定通りで行われました。
しかし、フェアウェイ上どこかかしこも水が浮いています。グリーン上も水浸し。カップにはなみなみと水があふれています。ティーショットは良いのですが、セカンドショット以降ゴルフになりません。少しでもかむとざっくりしそうで、かと言ってトップしても水たまりでボールが止まってしまいます。
グリーン上もひどい有様で、川はできているし、芝はぐっしょりと濡れています。カップまで4度も打たなければ届かないこともありました。どれだけ強く打ってもたまった水で止まってしまいました。かと思えば、重いだろうと力一杯打ったボールが思いの外転がってしまい、遙か彼方に行ってしまうことも。これには前述の同伴者Iさんもお手上げで、Iさんの眉毛はハの字になっておりました。
残りの18ホールほどは、だんだんと天気が回復しようやくアイアンマンカップらしくなってきました。最後は濡れた服が乾くほどになりましたが、靴の中はぐちょぐちょで、風呂場で靴下を脱ぐと足の裏が見事にふやけてしわくちゃになっておりました。
結果は以下の通り。うまい人はどんな天候でもうまいですなぁ。やれやれです。