日曜日の研修会。年の近いM尾さんがなんだか若者っぽい帽子をかぶっていました。つばが広くて曲がってない帽子。その帽子のつばに、銀色に光るシールが貼ったままでした。なんでまた?と思いましたが、以前、勤める学校の子どもに同じように帽子のつばにシールを貼ったままにしている児童がいたことを思い出しました。
「帽子のシールはがさないのか?」
と尋ねると、慌てて
「これは剥がさないでいいんです。」
と私の手からもぎ取ります。よほど剥がされるとだめなようで…。その頃はなんで注意書きのシールなんて必要なのか全く理解できませんでした。もちろん、それからある程度理由を調べても、理解なんか出来ないでいたのです。
それが、同じくらいの年のM尾さんがおしゃれにかぶっていてビックリしたのです。
今日、練習場のショップで目を引くものがあって、それがその「New Era」のキャップ。NYの帽子の他、数種類形のなじまない帽子が置いてありましたが、そのなかで絶対に僕がかぶることがないだろう水色の帽子が、手招きしていました。あんまり気になるものだから、ショップを2周して諦めようかと思いましたが、かぶった自分の姿がなんだか格好いいような錯覚をしてしまい、
「この間のご褒美」
ということで衝動買いしてしまいました。
しかし、しかしですよ。つばに貼ったシールをそのままにするなんて、この僕が許すはずがありません。絶対、その場で剥がしてやる!と意気込んで買って帰りました。
そして、見事に、
ハッハッハ!
剥がしてやりました!
しかし、よーーーく見ると………………………………………………、
シールの跡が!!
この帽子って、シール貼りっぱなしが、デフォ????なんですか??? やっぱり。
解せぬ