6月に入り、田植えの情報があちこちから入り出した。淡路にいる知り合いも、「先日田植えしたけど、ぐにゃぐにゃでベテランの農家に笑われた。」と(いらぬ情報ですけど)電話で話したので、前からもう一度見たいと思っていた風景を尋ねてみた。
淡路島の南の端、鳴門大橋の近くに「若人の広場公園」がある。ここは戦没者の慰霊施設ではあるけれど、名前だけ聞くとちょっと興味がわいて、何人かで尋ねたことがあった。もう30年も昔の話。それがいつの時期だったのか良く思い出せないでいたけれど、そこから見た景色が忘れられなかったのです。山道を車で行くと、草ぼうぼうの駐車場があって、そこから妙に荒れたレンガの歩道を行くと、だだ広いレンガの絨毯の広場がひろがる。そしてそこから眼下に広がる、海、そして田植えが終わって水が張られた一面の田んぼ。その田んぼ水面に空が映り、まるでそこにある山々が、あたかも海に浮かぶ島のように見えたのです。いつまでもその景色を眺めていた記憶だけあります。
都会育ちの私?ですから、田植えの時期がいつなのかはっきりしませんから、5月の連休にも一度尋ねてみました。しかしまだそこにはタマネギが植わっていましたから、退散。そしてまた6月18日に尋ねてみました。早朝日が昇る前に家を出発し、早朝の景色を見に行きました。
ところが、また写真のように、田植えは終わっていませんでしたし、朝から空は白い雲で覆われて、田植えの終わったいくつかの田に写る空は青くありませんでした。またまた空振りに終わりました。来年こそ、もう一度あの景色に出会いたいなあ。
10数年前まで、この「若人の広場」は、廃墟になっていまして、廃墟ファンに知られる名所だったようです。今は駐車場もご覧の通り整備されています。9時開場ですしたから、中には入れませんでした。
ところで、そこまで行くのに高速道路を使って行きます。もう何年もゴールド免許なので、警察にご用になるのだけはまっぴらで、スピードを出すときは速い車について…行くのがいつものパターン。しかし、今乗っているのが「シルバーのクラウン」。走行車線を走っていて、いい車が通り過ぎる瞬間にウインカー出して後ろについて後を追おうとすると、途端にその調子よく走っていた車がスピード落として、左車線に入るんです。それどころか右後ろから調子よくスピード出して通り過ぎようとする車を見つけても、近くまで来ると左車線に入ってしまうということも度々です。
僕の車を「覆面パトカー」と勘違いしてしまうのらしいです…(^^;)
時に、慎重に追い抜きながら、追い抜くときに僕の車の中をのぞき込んで来ることも。
覆面パトカーには、天井にフィンはついていません。何やら仰々しいアンテナがついていますから、それを目印にしてください。お願いします。お願いですから僕の前を調子よく走ってください。宜しくお願いします。
福良の港まで、トイレを借りに行った…。