石川県の山中賀温泉、湯気街道を歩いていると、石畳の端っこにかわいらしい花が咲いておりました。牧野萬太郎ならば、
「おまえはだれじゃ?」
と這いつくばって観察を始めるところ。僕はスマホを向けて撮影しました。なんともかわいらしい花です。
朝早かったためなのかまだ店はすべては開いていませんでしたが、お目当てのお盆やらカップやら買うことが出来ました。社長さん価格でお安く手に入れた物もあります。
山中節のプレートを見て、山中節を聴いたことがなかったので、Amazonミュージックで再生してみると、まあ日本らしい良い感じ。車の中でじっくりと聞き惚れました。
今回の旅行は、九谷焼のお皿に絵付けすること。できあがりが楽しみです。
青森には一度立ち寄った。
ねぶた祭を見にに行ったときだ。
祭りまでは時間があったので、青森駅から青函トンネルを通って、北海道の函館まで列車の旅をしてみた。途中からたしか各駅に停まったようで、北海道を満喫したようなしてないような。乗客の中には結構年配の方も大勢いて、観察していると「青春切符」なるもので旅行されている方が多かったようだ。老人なのに青春切符って若干違和感を持っていたが、今ならわかる。
函館に着いたら、とにかく海鮮どんぶりを目指して、たらふく食べたら、一目散に青森に帰った。「北海道にでん、して」北海道の土を踏んだ。
青森は「ねぶた」。
夜のねぶたが壮観である。
撮影は私。
小学校の登下校、あぜ道を通りながら蛙を捕まえたり、用水路に笹舟を流して競争しながら友達と帰ったりしたことをセピア色の景色で覚えている。あぜ道を通ることは、都会に住む僕はもう出来ない。懐かしい田んぼの景色が目の前にあっても、人の土地だという気持ちで遠慮してしまう。何も考えることなく、あぜ道を通った小学生時代に戻れたらなと思うのは、僕だけではあるまい。
細工した筆で、針葉樹やら草やら描いてみた。ドライブラシで描いてみると、遠くにある木々の葉っぱの感じが出ると思う。「雑に雑に」描いてみるが、「雑さ」加減が難しい。雑に描くには脳みそが邪魔をする。
岩手山は雄大な山で、遠くからでも存在感がある。雪を背負った姿もしかり、青く夏の日差しを背負った姿もしかり、ずっと眺めたくなる山です。小岩井農場の緑の草原から見る姿は格別で、この景色を四季を通して眺めてみたい。
で、画の方ですが、あくまで練習で描いてみました。何が練習かというと、筆に細工をして見ました。平筆の先をはさみでチョキチョキして不揃いにしてみた。ツンツンと画用紙をなぞったり着いたりすると、不揃いの点々やら線が描ける。草原やら森林やら花やら、描きにくかったのが格段に描きやすくなった。
ちゃんと草原に、ちゃんと林に見えるでしょうか。
夏が来れば思い出す~♬
尾瀬には一度入ってみたいと思っているけれど、現役の時は時間が取れても7月や8月。絶対に水芭蕉の季節には行くことは出来なかった。
リタイヤしたら是非行こうと思っていたら、今度は「無呼吸症候群」に。電源のないところには旅行できない体になってしまった。夏山にも行けないし、尾瀬にも行けない。
尾瀬は一度は行ってみたいところ。日帰りで行けるのだろうか。
初めて北海道を旅したのは、大学時代。
自転車で北海道一周を目指したが、途中で資金不足になって一人列車で戻ったのが残念だけれど、行きたいところには行くことが出来た。
そのうちの一つが「幸福駅」
小学校の頃、友達の完志郎に旅行土産をもらった。それは「愛国→幸福」という文字が刻印された切符。北海道が日本の僻地だったのが、美しい観光地だと認識され始めたころだったのだろうか、この切符がとても人気になっていたような気がする。
北海道って途方もなく遠いところで、小学生の自分には想像もつかない場所だったのだけれど、完志郎くんにもらったこの切符で、北海道が身近になった気がした。
中島みゆきや松山千春がシンガーソングライターとして有名になって、北海道がますます身近に感じられるようにり、憧れの地になり、高校時代は大学は是非とも北海道大学にと志望校を決めたほどだ。
ま、結局、その後の「3年B組金八先生」の主役の武田鉄矢や長渕剛の影響で、福岡教育大学を受験することになったが(結局落ちた!!!)、自分の優柔不断さに今になってはあきれるばかりだ。
そうして、大学に入り、友達に誘われて北海道に自転車旅行に出かけたのは、やはりこの「幸福駅」の1枚の切符のことが、脳裏に刻まれていたのだからだろう。
その頃はまだ愛国駅も幸福駅もちゃんとあって、オレンジ色の汽車が実際に走っていた。愛国駅に自転車を置いて、この幸福駅までの切符を買い、列車にのって往復した。
残念なことに、その後再びこの駅を訪れたときには、途切れた線路にぽつんとオレンジ色の列車が飾られた観光地になっていたのが残念だ。
大学は山梨県の大学でして、10月から3月までは富士山を眺めながら毎日スケートをしていました。夏の富士山もいいけれど、やっぱり冬の富士山がいい。朝日を浴びて、すこし赤く染まり、雪の斜面の照り返しがうつくしい。
入学した春、スケート部(氷上部)の先輩に連れられて行った河口湖。部員全員で手こぎボートに分散して乗って、眺めた富士山は最高に美しかった。
思い出の景色であります。
YouTubeで水彩画家さんが紹介していた水彩紙を買ってみた。今までより大きなサイズでほぼA4サイズ。細かいところも書き込めて面白い。ちょっとずつ上達してるかなぁ。
大学時代、友人に誘われて北海道自転車旅行にでかけた。
東京からフェリーに乗って苫小牧まで船旅。早朝に着き、自転車を輪行袋から出して組み立てて荷物をくくりつけ出発したあの朝の空気はまだ忘れない。
苫小牧から東に向かう道中、パトカーに大きな声で叱られた。自転車は歩道を走れと。自転車は車道を走る物と思っていた僕らはパトカーが行ってしまうと再び歩道から車道に。その方が荷物が揺れなくて走りやすいのだ。すると、なんと待ち構えていたパトカーに再び、いや今度は罵声を浴びせられた。今ならちゃんと弁解できるんだけど。
宗谷に向かう北行きの国道は行けども行けどもまっすぐで、夏だというのに息が白くなるほど寒い。日本は広いとそう思わなければならなかった。
宗谷岬の絵に、自転車を描き込んでみた。実はもう写真も残ってないから、もう一度、自分で訪れたところを絵に描いてみようと思っている。
今度は日本本土の南端の桜島。雄大な姿に惚れ惚れした。
四万十川の水はゆったりと流れていて、しかしその水量には圧倒される。水は澄んで、川の中をのぞくと小魚がたくさんいる。川の水に浮かんで空を眺めた。まぶしい光だったなぁ。
ここは千葉県。犬吠埼灯台。太平洋を望む姿はいかにも灯台らしい姿。真夏の熱い日差しの中、やっとの思いでカメラを取り出して撮影した。ただただ暑かった。
えっと、ここはどこだっけ。いや北海道はわかってるんだけど・・・
ゴールデンウィークは僕にはあまり関係ないけど、一応暦の上では平日の月曜日のゴルフ。
もちろん半袖で一日過ごしたけれど、帰りの駐車場で空を見上げてビックリした。
ラウンド中は心地よい風と、若い芽を吹いた木々を楽しんでいたけれど、こんなに大きな入道雲が出てていたなんて。春を楽しんでいたけれど、もうすぐそこに夏がやってきているんだなと。