【かいづか いぶきヴィレッジの仕込みを行っています！】

大阪府貝塚市にある、グランピング施設「かいづか　いぶきヴィレッジ」に納品する「キャロットラペ」を作っています。こちらの商品は、グランピングの朝食のお重でお召し上がりいただけます。
実際に、キャロットラペ作りをされている2人のキャストさんに突撃インタビューをしました。

QアンドA方式でお届けいたします。

【Sさんの場合】
Q:1キャロットラペ作りの、どのようなところが楽しいですか？
A:1人参をすっているとき、無心になることができるので楽しいです。
商品ができあがった後に、袋に詰めて真空をすることも好きです。

Q:2 キャロットラペを作っていて、『これは難しい』と思う工程はありますか？
A:2 人参をすりおろすときの力加減が難しいです。

【Kくんの場合】
Q:1 キャロットラペ作りの、どのようなところが楽しいですか？
A:1オレンジジュースをお鍋に入れるときが楽しいです！

Q:2  キャロットラペ作りの、どのようなところが難しいですか？
A:2人参を細切りしているときに、同じ細さに切ることが難しいのと、細切りをしているときに包丁を扱うので、けがをしないように注意しています。

今回お話を伺った、2人のキャストさんに共通していることは、
「お客様にお出しする商品は、きれいな形でお届けしたい」ということでした。

お客様に喜んでいただきたいという思いが伝わってきました。
レシピにそって忠実に商品を作りながら、自分も楽しむことを忘れないSさんとKくんでした。
私も、2人のキャストさんのお仕事に対する姿勢を見習いたいです。

 

【第4回 親の社会科見学 「できないことは一つもない」と教えていただきました】

2月15日（水）に、第4回目の「親の社会科見学」がありました。
大勢のお客様にお越しいただき、心がぽかぽかと温まりました。
サービスに入り、お料理をお出ししていると、「ありがとう」「盛りつけがきれいね」と誉めていただけて、マスク越しに満面の笑みが咲きました。

今回のスペシャルゲストは、就労継続支援A型のキャストさんのお母様です。
フクロウに入所するまでの先輩の様子や、ここに来られてから先輩がどのように変わっていかれたのかをお話していただきました。

お母様は、「こちらに体験に来させていただいたときに、子どもが初日から『ここに通いたい』と言っていました」とおっしゃっていました。

「今までは、できないことに焦点を当てられることが多かったけれど、フクロウでは、できることに焦点が当たるようになったのが本当にうれしい」

とも話されていました。

そのお母様の言葉に、わたしも重なる部分がありました。

「できないことがあってはいけない」「他のみんなと同じようにできなきゃいけない」と
思っていたわたしは、自分に厳しくなり過ぎたり、減点主義でものごとを見てしまったりすることがたくさんありました。

ですが、フクロウと出会って、「わたしにもできることが、こんなにたくさんあったの？」と驚きの毎日です。

できないと思っていたことが、できるに変わる瞬間が、いつも楽しいです。
「わたしも、ああなりたいな」と思わせてくださる先輩の存在は、大きいです。
一つずつ、夢に向かって頑張ります。

【明日はいよいよ「親の社会科見学」。サプライズ発表もあります！】

【明日はいよいよ「親の社会科見学」。サプライズ発表もあります！】
2か月に1度の「親の社会科見学」では、私たちが日々どのように働いているのかを直接、知っていただける、最高のチャンスです。
私たちキャストにとっても、普段のお仕事の集大成。どのお仕事のポジションでも、発表会のような場になります。
明日、スペシャルゲストとしてお越しいただくのは、就労継続支援A型で働かれている、キャストさんのお母様です。

ル・クロの福祉が始まった7年前に、バリュー・ラボ・フクロウに入所されたキャストたちの先輩。
お菓子作りや冷製のオードブル作りなど、さまざまな夢を持ちながら働かれているA型の先輩は、私たちの憧れです。「私も、いつか先輩のようになれるかな」「自分にできる得意なことを目指して頑張りたい」と、前向きな気持ちにさせてくださいます。

また、明日はイベントでサプライズ発表もございます。
「ユニバーサルレストランをこの目で見てみたい」という方は、ぜひ、お越しください。

ユニバーサル・レストラン
06-6942-9666
まで、ご連絡ください。

お待ちしています。

 

【石膏（せっこう）で作るアロマストーンを、一つひとつ丁寧に】

お花の形をしているピンクやブルーのアロマストーンは、心を落ち着けたいときや、就寝前にリラックスしたいとき、作業に集中したいときなどに用いられることがあります。これを一つひとつ、丁寧に作っていきます。型に石膏（せっこう）と水を流し入れ、空気が入らないように細かく確認します。

このお仕事に関わることで、お客様がほっとできる時間のお手伝いができているとうれしいです。毎日の積み重ねで、お仕事のスピードや質も、今以上に上げられるようにしていきたいです。

アロマストーンを作ったことのあるKくんに、作っていて楽しいところ、難しいところを教えていただきました。

「楽しいところは、空気抜きの作業で、型を机にトントンとするのが楽しい」
「難しいところは、石膏（せっこう）と水があふれないようにすることと、空気抜きをしているときに出てくる気泡をつぶすこと、絵の具を細かくはかること」だと教えてくれました。

 

また、今日初めてストーン作りに挑戦しているキャストさんもいます。
私（キャスト）もいつか、ストーン作りをしてみたいな、できたらいいな、と思います。

 

 

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【働きたいあなたへのシンポジウム〜共生社会を目指して〜】

こんにちは。バリュー・ラボ・フクロウでキャストとして働いているNです。

2023年1月31日（火）に宝塚市立文化施設ソリオホールで行われたイベントに、私たちの事業所も参加させていただきましたので、その感想をご紹介させていただきます。

当日は、わくわくしながら、現地に向かいました。

イベントでは、最初にほかの企業様のお話がありました。
お昼を過ぎた頃に、私たちの代表（黒岩）のお話があり、その中で「お客様は、キャストたちが働くこの場所に、レストランとしてお食事に来られているので、彼ら彼女らが障がいを持つメンバーということに気づきにくい」「普通に接してくださっている」
という声がありました。

私にとっては、「ほかの人と同等に扱っていただいている」と感じられ、私たちをプロとして見てくださっている代表とお客様に、感謝を伝えたくなりました。

シンポジウムで登壇（とうだん）し、話をしたキャストのSくんは、話が始まるまでは「きちんと話せるかなぁ」と、どこか緊張している様子がありました。
ですが、いざ、トークが始まると、質問者の方から「今、どんな夢がありますか？」とたずねられたSくんは「サービスのビッグボスになりたいです！」と力強く答えてくれていました。

私は、あのように大勢のお客様がいらっしゃる前で自分の意見が言えるSくんをかっこいいな、その持ち前の明るさでもっとたくさんの人を笑顔にしてほしいなと思いました。

会場では、クッキーやドレッシングも販売させていただきました。

私たちがクッキーを販売している際、普段、活動している場所をお伝えすると、「谷町ですよね、また伺います！」と言ってくださるお客様がたくさんいらっしゃいました。

なかには、「このドレッシング、おいしいですよね」など、商品を知ってくださっている方がいらっしゃったり、バレンタインデー用にラッピングしたクッキーを「かわいい」とほめていただいたりと、販売時間にはレジが追いつかないほどの行列ができてうれしかったです。

クッキー以外にも、ジャポネシーザードレッシングや代表（黒岩）の著書、保冷バッグなど、様々な商品の販売を行っていると、興味深く見てくださるお客様、ECサイトでの活動が見られるリーフレットなどを「いただいてもいいですか？」とお声がけくださる方もいらっしゃって、心がぽかぽかと温まりました。

今よりももっと仕事を頑張ろう、「お客様の喜びが自分たちの喜びになることをもっと身近に感じられるように工夫し、今の自分を超えよう」と思いました。

色々な気づきが得られたイベントでした。