チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

毎日のケア

2010-01-28 | 日記
2010年2月5日で23歳と9ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



日光浴をするチャー君です。
チャー君の健康を保つための日常のケアは主に3つあります。

(1)ブラッシング
  以前ブログでも書きましたが、チャー君の場合はフケが出る病気のためにコームを使用しているのはA/B2つの目的があるからです。
   
   A-フケを取る
   B-毛をすく

    時間は5分が限界と書きましたが、それより長くブラッシングできる時があります!
    それは目覚める少し前あたりがベスト!
    ほとんど寝ぼけていますので、本人は何をされているのかわからず!!
    これで合計15分くらいブラッシングができます。
    チャー君のように病気が無い子はブラシで十分です。
    ブラッシングを怠けるとチャー君の場合はウン〇が大変で、オシッコの量も少なく。。
    
    以前TVで観た、ご夫婦が飼っている25歳の猫ちゃんの番組で=
      ご夫婦は毎日25歳の猫ちゃんに、玄関先で背中を中心の簡単なブラッシングをされていました。
      そのご夫婦は「猫には特別なことは何もしてなく、元気で長生きしているのは毎日のブラッシングでは」とのことを!
           

(2)マッサージ
  リンパマッサージの猫ちゃんバージョン。チャー君を横に寝せながらマッサージ。
   
   A-腕、脚の腹側の付け根を優しくさする。
   B-腕、脚の先から身体の中心に向かって軽く揉んでゆく。
   C-耳の付け根から首に掛けて軽くさすってゆく。
   D-おへその周りのお腹を中心に胸にかけて痛がらない程度にワッシワッシ揉む

    A~Cは身体の抹消部分から身体の中心にリンパを流すようなイメージで。
    Bは排泄と関係します。脚の裏側、人間で言うと太ももの裏側を押したり揉んだりします。
     ※チャー君はこの押すのが嫌いで、マッサージのラストにもってゆきます。
    事実、マッサージの後は必ず水を飲みに行くし食事も軽くします。その後は大量のオシッコのおまけつきが!
    時にはビッグボーナスとして翌朝トイレに親指大のウン〇2,3個も!!


(3)日光浴
  季節によって1、2時間位陽が入るときは必ず実行しています。
  アップした写真は、コタツを取り払いチャーベッドで日光浴をする1コマです。

   ・日光浴をさせていると、途中「もういい」とばかりにその場を離れます。どのくらい陽を浴びたらいいか動物は知っているんですね!
     
    オゾン層破壊等の問題でオーストラリアの猫たちは耳に黒色腫の癌が発生していると聞いています。
    人間も日光浴は以上のことからあまり推奨はされていませんが、太陽の力は大変なエネルギーを秘めています。
    体内でビタミンDを生成しますし、自律神経が良くなります。代謝がアップし免疫向上につながります。
    排泄機能アップ、食欲アップと良いことづくめです。
    歳老いた動物には是非お勧めします。


~~あとがき~~~~~~

マッサージDは10年前から召使さんがほとんど毎日、寝る前の日課としています。
実はチャー君の先輩猫トラ君は、腹水がたまり気がついたときは手遅れ状態で、ママが大病で入退院を繰り返しているときでした。。。
その悲しい経験から、腹水が出ないようにお腹の循環を良くしようとのことで始めたマッサージです。

時間は、本人がいいというまで5分~15分くらい。日によって違います。

一応クリスチャンの召使さんとチャー君はお祈りの言葉も忘れずに!
「神さん神さん、チャー君は今日もいい子で元気に過ごせました。明日も元気に穏やかに、できればウン〇とオシッコがいっぱいでますようにお願いします。」と。

神さんはその願いをかなえていらっしゃいます(笑い)

「神さん神さんチャー君がそちらに行くまで、毎日が穏やかで発作がでませんように。また最期は安らかに旅立てますように」

コタツ三昧の日々と介護グッズ

2010-01-25 | 日記
2010年2月5日で23歳と9ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。




コタツでくつろぐチャー君年老いた動物の強い味方です。
このコタツは人間用のものです。

チャー君は足腰が弱ってきて、小さい段差でも超えられないときがあり、ソファーの自分のベッドに行くのに三折マットの上に置いた
簡易なステップさえ昇れずに転んだりします。
チャンスがあればソファーから床にチャー君のベッドを移動させようとママと召使さんは画策していました。
(ベッドがソファーにあるために召使さんの悲惨な毎日が。。。悲惨な出来事はいずれまた)
コタツ導入にあたり、絶好のチャンス!!とばかりに、チャー君のベッドを移そうと試みましたが、頑固なチャー君はそれを拒否!

床に置いたコタツで覆われたチャー君のベッドに入っては暑くなり、クッションしかないソファーに移動、少し横になって寒くなり、
またコタツへと移動、2日目には寒いままソファーに眠り込んでいたのであえなく床への移動を断念!!
ソファーのチャー君ベッドをそのままに、コタツをどのように使用するかと考えた末、脚を2本はずし、脚をはずした辺をソファーの背に乗せ
その上にコタツカバーをかけています。

疲れて帰って来た日はコタツ三昧しているチャー君と一緒にコタツの中で眠りたい!!と羨ましい限りです。

生まれては初めてのコタツにチャー君はルンルンです

介護グッズpartⅠ

①三折マット
 ステップを置くのに適している。
 猫は歳をとっても習性で少し高いところに昇りたがります。
 適度に硬いので、猫が歩けますし、もし転んでも軟らかいので安心です。 
 ちなみにステップは100円ショップで買った大きな固めのかごを逆さにし、上にバスタオルを載せています。

②バスタオル、タオル
 爪が生え変わら無くなります。
 そうなると、爪を切っても先が割れてバスタオルの小さなループの網目に引っ掛けて大変なときがあります。
 生地のことは詳しくないので違っているかも知れませんが、シャーリング状のタオルだと爪が引っかからないので安心です。
 家では、チャー君のベッドに敷き2日ごとに交換しています。ゲロゲロをして汚したときなど簡単に掃除ができるためです。
 何枚あっても重宝します。 

年老いた動物の大敵

2010-01-23 | 日記
2010年2月5日で23歳と9ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。


アップした写真は1/22春のような陽気に誘われて庭の散歩を楽しむチャー君。この後は雄叫び三昧でした。。


歳をとった動物の大敵、それは寒さです!!
チャー君の場合は、Xデー以来1年中ヒーターを欠かしたことがありません。
湿気が多い夏の暑い時期、まさか!?と思いますが、歳老いた生き物にとっては夏でも身体が冷えて自分自身で体温の保持ができないようです。
チャー君の介護を始めて2度の夏を経験しましたが、ママと召使は自宅でクーラーをつけたことは数えるくらいしかありません。
設定温度は27度、しかもつけている時間は、20分くらい。。。。。チャー君のストップの声と共に電源をオフに。。。

チャー君は、昔からソファーの上をベットにしています。
去年の冬までは、薄いシート式の電気アンカを敷いてソファーの上に厚いひざ掛けを掛けて空間を作りそこに寝ていましたが、「寒い」とのことで
今冬からコタツを導入。ソファーの上に設置しその中で寝ています。

前回も書きましたが、歳をとってくると筋肉が弱くなり、関節が硬くなり、酸素が十分に行き渡らないため動けなくなります。
どのくらい弱くなっているかというと
    
   →①横になるのに3,4分かけないと寝ることができません。
     ②睡眠から目覚めて立ち上るのはそれほど時間はかかりませんが、前足を1歩進めるために①と同じく
      3,4分起立の姿勢のまま動かずにじっとしています。もしすぐに動いたりしたら氷の上を歩くような、足がすべり前に進めません。
     ③もちろん、飛び上がれません。飛び降りるのも無理

動かないので、更に筋肉等が硬くなり酸素が不足するという悪循環に陥ってゆくと身体が緊張状態になり眠りが浅くなります。
眠りが浅いと緊張状態が解消せずに、腸の働きが悪くなります。
そうすると、ウン〇がなかなか出なくなり、本人(猫)も周りの人間もウン〇を出すためにそれはそれは大変な作業が待っています。
腸の働きが悪くなるということは、食欲も落ちて、筋肉を作ることができなくなり、更に動かなくなる、悪循環のスパイラルに陥ることになります。
これは人間も同じことが言えますが、歳をとったら、いかに腸の働きを良くするかいうことが大きな課題になります。
暖かさだけで以上のことが解決するということはありませんが、身体全体を暖めてあげると代謝が良くなり尿の量が多くなり、以前よりも少し楽に排泄ができ、元気になることは間違いありません。

事実コタツを導入してからというもの、発作が一度もおきていません。
散歩も頻繁に行くようになり、猫が熟睡しているときに起きるケイレンをするようになり、なんといっても、ウン〇が以前より楽になりました。
年老いた猫にとって、ホットカーペット、ストーブだけでは寒いものです。

コタツは遠赤外線なので、暖かく深い眠りができるようです。
今、コタツの中を覗いたら、おひげピクピク、手足もピクピク、口もウニャウニャといいながらチャー君はすっかり夢の中です

追記=====

ほとんど動けない年老いた猫のことを漫画にした中の1コマで。
その猫の排泄物がべっとり身体に付き、排泄物を落とすために猫をシャワーで洗ったとありましたが、このチャーの介護日記を見ている方にお願いします。
絶対に年老いた動物をシャワー、お風呂には入れないでください。
一度に体力と生きるエネルギーを奪います。
動けないくらい弱っている人間にシャワーを使ったりお風呂にいれますか!?
動物も一緒です。

もしも汚したら、熱湯にタオルを浸し、硬く絞ってから身体を拭いてあげてください。
または、ペットショップに拭くだけで汚れが落ちるというようなグッズが販売されていますのでそれを使用して汚れを取ってあげてください。





ブラッシング

2010-01-19 | 日記
2010年2月5日で23歳と9ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



ヤッター!!やっとブログでチャー君をご紹介できます。専用ベッドでくつろぐチャー君
この写真は2009/夏あたり、起きがけを撮ったところで少々不機嫌です。
というか、カメラを向けるとほとんど不機嫌になりますが。。。

チャー君は、Xデー以前からグルーミングをほとんどしません。
最初、家に来たときは先住猫が大人3匹、チャー君より少し大きい子猫(生後1ヶ月に満たない)3匹いて、グルーミングはママと大人猫が
やっていたのですが、途中毛の抜け方がひどく、ブラッシングをチャー君だけ1日2回やるようになり、それがグルーミングをしなくなった原因かと思います。
歳を取るごとに、ブラッシングをするごとに毛の抜け方が多くなり、後で判ったことですがチャー君は身体中にフケが多く出る病気だったんです。

その病気がわかったときは、15歳のときでチャー君はすでに肝臓の数値が悪く薬をまったく使えない状態でしたので、毎日のブラッシングでカバーし、
それが幸いしてか今も元気なのではと思います。
おとなしいチャー君ですが、ブラッシングが長くなると筋肉が硬くなっていることもあり、最長5分が限界です。

チャーのブラッシング
 身体左右半分づつ行う。初めは、右か左半分から以下①~③を行い次に残り半分①~③を繰り返す。

 用意するもの:コーム

   ①身体の中の皮膚に指をたててわっしわっしもむ。
   ②毛の先に着いたフケを頼りにその部分の毛を掻き分けてフケがこびりついているところを探し指でとってゆく。
   ③コームでフケを落とすように全体をすく。
   ※足の後ろは排泄と関係しているので特に念入りに!
   ※コームの力加減に気をつけてください。皮膚が赤くならないようにご注意ください。

ブラッシングをしている動物は病気もせず長生きしていると聞いています。
歳をとっている動物と一緒に暮らしている方は是非!!




日常

2010-01-11 | 日記
2010年2月5日で23歳と9ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



今年24歳になるチャー君ですが、普段、発作がなければとても元気です。
「えっ!これが23歳の猫??」と思うくらいに!!
1日最低1回は、全ての窓、ドアを開け放ち空気の入れ替えをしているのですがそのとき、チャー君もベランダ、玄関の外と1,2分ですが散歩をします。
家のベランダ、玄関外は近所の猫ちゃんの縄張りらしく、しっかりとスプレーの痕跡が残っているみたいです。
それに気づいたチャー君は、「チャーここにあり~!!」といわんばかりに大きな鳴き声で叫び続けます。

マンションの1Fの通路から、庭から、それはそれは恋の季節に恋人を探し求める男性フェロモンむんむんの若猫かと勘違いするばかり。
これで、本当に心臓の発作持ちかと思うくらい元気です。

発作は、日本付近を低気圧が通過する際におきる可能性が高いです。

現在のチャー君をお見せしたいのですが、私の技術と知識が乏しいために画像のアップロードができずにいます。
画像をブログに載せたいのですが、どなたか方法を教えていただいたら大変助かります。

チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。