チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

マッサージ② 鍼灸で免疫力アップ

2010-03-28 | 日記
2010年4月5日で23歳と11ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



素人でもできる動物版鍼灸の図解!
指導は、鍼灸師の友人から!

アップした画像の白いドットは背骨に沿った両脇になります。
元気がないとき、病気のときはこのドットのところを刺激してください。
鍼といっても、さすのではなく皮膚を刺激するものです!

軽い病気はこの刺激だけで改善するケースもあります。
嫌がる子もいますので、その場合は更に軽く押すか、寝ているときに刺激してあげると良いです。


用意するもの=爪楊枝

やり方=背骨の両脇を頭から尻尾まで刺激してゆく。
     *1押し1,2秒、爪楊枝を皮膚に軽く触る程度で
       強く押さないで!!
     *順次尻尾に向かって刺激してゆく
     *できれば1日2,3回がベスト

効果=背骨の際にはホルモン分泌、自律神経の安定、内臓のツボなどなどたくさん
    重要なツボがあり、それを刺激することにより不快感が解消、元気になります。
    帯電している静電気が解消され、循環がよくなり免疫力アップ。

注意=背骨は刺激しないようにしてください。
     強く押さない!軽く刺激する!!無理強いは絶対に止めてください。
     嫌がったらもう少し軽くというように。。

★お尻部分の赤で囲んだ部分=肝臓のツボ
  腰にあたるところですが、ここの白ドットのところは肝臓のツボがあります。
  上記と同じように刺激をしますが、この部分だけは特に何度か繰り返し刺激してみてください。

★他、身体のあらゆる部分を爪楊枝で適当に1,2秒間刺激してください。
  病気ではないけど元気がない、免疫が落ちている子など効果があります。

★犬も同じです。
  老犬でやっと歩いているような子、肥満な子にもやってあげてください。

チャー君の場合は、この背骨の両側にフケが一番多く出ます。
指先でフケを皮膚からはがして(人で言うならヘッドマッサージのような)からブラッシングをしています。
結果、ツボを刺激しているようです。
ツボを刺激するときは、家では爪楊枝ではなく水晶のとがった先を使っています。

~~あとがき~~
背骨の両脇のツボは友人から教えてもらう以前から、重要なツボであることは認識していました。
縁あって鍼灸学校の校長先生の看病をしていたときです。
余命幾日という大病を患われていて、そのときにお弟子さんに毎日刺激させていたツボがこの背骨の両脇でした。
素人ながら、生命の源が詰まっているツボであることを認識したものです。

アップした画像のモデルをしたチャー君。
写真を撮る間はじっとしていてくれましたが撮った後はブースカ文句たらたらでした

マッサージ①

2010-03-25 | 日記
2010年4月5日で23歳と11ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



今日は、チャー君に施しているマッサージを具体的にご紹介いたします。
これは鍼灸師の親友から教えてもらい実行しているものです。
アップしている画像の向かって右が後脚、左が前脚になります。

★黄色の塗りつぶし部分
やり方=前または後脚を手に持ち支え、親指でさすります。
効 果=血行を良くし、気持ちを落ち着かせる。

★指先の黒い〇(爪の生え際)
やり方=一本一本を指で優しくさするようにします。
      (友人は爪の生え際を鍼でさしますが素人には無理!)
       刺激するのは相当嫌がりますので、応用で爪も含めさするようにするといいようです。
効 果=免疫力を高めるようです。病気、怪我をしている動物に施すと早く治癒します。
 

★赤い斜線
やり方=親指でさすります。
効 果=脚の裏側で、後脚は腸に関係するツボですので便秘気味の子には最適かと。
     前脚は、肩の筋肉を和らげるので、身体全体の筋肉の緊張を取り去るのによいようです。 
  

チャー君は、起きているときは嫌がりますので、眠っている隙にサッサとやってます。
または前回のアップしていた画像のように、ウン〇前後に実行しています。

年老いた動物の手足の冷えは相当なものです。
人間にも言えることですが、冷えは血行を悪くし免疫力を低下させひいてはあらゆる病気をひきおこします。
こまめに手足をマッサージ、ケアしてあげることで血行を良くし結果、免疫力を上げてくれます。

今年はチャーベッドの上をコタツで覆い、寒い日もポカポカでチャー君はすっかりご機嫌!
2月に1度発作が起きましたが、それ以後サプリ、食事の改善でニャゲロが治まり,2,3月の天候はめまぐるしく変化し、低気圧が何度も関東付近を通過しましたが、発作の兆候が見られず一安心です。

寝る前のブラッシングと「神さん神さん」の1日の行事が終わり、今日もスヤスヤと

ウン〇バトル PARTⅡ

2010-03-14 | 日記
2010年4月5日で23歳と11ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。




アップした写真は、ウン〇の前後で施している手足のマッサージ。
「早く終わってくれないかな」とでも言うような不満げな顔!

チャー君の場合は、死のふちから生還し、Xデー以前とは全く違う身体になり今も生きているわけですから、排泄については元気な老齢な動物にチャー君のようなケースはあてはまらないかもしれません。
しかし、身体が衰え始めると腸内環境が悪くなり、下痢または便秘といった症状が確実にあわられます。
先輩猫のトラ君は、急逝する半年前くらいから、チャー君のウン〇をなめていました。
今にして思えば、酵素を摂取していたんですね。無知なママ達でトラ君には本当に申し訳なく。

しらべを飲ませるようになり、浣腸させるほどのひどい便秘は解消。
しかし、体力は確実に落ちてきていますので、踏ん張りが利かなくなり。

★状況
 A-筋力が落ちているために踏ん張っているときに身体が揺れ、力がはいりません。
 B-排泄するまでの時間がかかり、体力が落ちているためにトイレにへたり込みます。
 C-腸内環境が悪いためにスムーズに便がでません。

★対処
 A-体が揺れるのを抑えるために、脚の後ろを手で支える。
 B-へたり込みをしたら、一旦トイレからチャー君を回収。
 C-抱っこして本人を落ち着かせ、お腹をさする。
 D-オリーブオイルかゴマ油をティッシュにつけ肛門をやさしくつつくようにする。
    (本人は抱っこされながら力みがきますので、そうしたらトイレに!)
 E-トイレに戻り排泄行動開始。このときはAのように介助。
 F-尻尾の付け根の両側をやさしく肛門に沿ってさする。

A~Fまでをやっても出ないときは、また抱っこをして落ち着かせベッドに寝せます。そうすると横になってウン〇をだすことも!

★サプリ=しらべ
開封後は要冷蔵なので、チャー君に飲ませる直前にスプーンを熱いお湯の中に入れておき、そのスプーンにしらべを出し、スポイドで飲ませるように。
朝と夕方または夜、1日2回。
以前は冷蔵庫から出してそのまま飲ませていたので、本人は嫌がっていましたが、温めるようにしたら比較的に楽に飲むように!

このウン〇バトルが始まった1年前から、あまりに立派なブツを賜ったときは、感激のあまり記念に箱に取っておきたいような(断っておきますが特殊な性癖はありませんのであしからず)
取り置きはやめて比較のためタバコの箱を横に置き、写真をとり召使さんとメールのやり取りをすることもしばしば。。(くどいようですが特殊な性癖のある夫婦ではありませんので)

今では、時間はかかりますがチャー君は自分1人で親指大のウン〇を出せるようになり!
しかし、低気圧が近づいているときは発作の関係から体力を使うウン〇行動は要注意で、必ず介助に入るようにしています。

もし、猫ちゃんがトイレの後お尻を床に擦り付け前足でズズッと移動するような行動をしたら、それは便が上手く出ていないのかもしれません。猫ちゃんからママたちにサインを送っています。歳をとっている場合は特に気をつけてください。

チャー君がこの先どれくらい一緒にいてくれるかわからないけど、最期まで安らかにと願うばかりです

ウン〇バトル PARTⅠ

2010-03-12 | 日記
2010年4月5日で23歳と11ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



前回からグロテスクなタイトルと内容で食事中の方に申し訳ないような。。。(モニター見ながら食事中の人はいないか!?)
アップした写真はチャー君特技のX寝です。半目を開け爆睡しています!

★Xデー以前
 ウン〇は1,2日に1回スムーズに出ていて下痢も一切なし。
 病気で病院に行ったのは、庭の芝生を食べたため下痢をしたときの1度きり。
 後は、健康診断、予防接種、歯石取りのみで行っただけです。
 オシッコもスムーズで本当に親思い?の健康面でも心配をかけない子でした。

★Xデー後
 2008年末くらいからウンチの出が悪くなり、トイレに行き「ウーッ」と低い声を出しながら頑張るけど出ず。
 頑張れば頑張るほど体力の消耗が激しく、筋力が弱っているため踏ん張りが利かなくなり、トイレに座り込み。
 チャー君が踏ん張りすぎるので、ペニスが完全に露出。その状態で頑張っても出ず。
 疲れて座り込むために露出したままのペニスが床、猫砂に接触するために出血。
 そのたびごとに「ギャッ」と痛がり。
 ペニスを床につけないように補助しながら、背中側から肛門の出口に向かって優しく揉み、またはお腹の
 腸あたりを肛門に向かって揉みほぐし、約30分くらいのウン〇バトル。
 やっと、小さなウン〇が1個コツンと落ちて。

乾燥したウン〇は便秘をしている証拠です。
腸の中では善玉菌が少なく免疫も相当落ちています。
お腹の中には、まだ出していない便がたくさんあり、本人はとても落ち着かないのですが、体力を消耗し疲労困憊の状態なので立っていられず、ウン〇を出すことをあきらめベッドに戻り横になり。
露出したままのペニスからは出血、本人はとても気分が良くないようで、硬くなった身体をなんとかお尻のところまで丸め散々なめていました。

時にはウン〇格闘中、体力の消耗が激しく立っていられず、トイレからベッドに移り、横になったまま力み親指大のウン〇をすることもしばしば。

便意がきたらペニスを露出させたまま血だらけにしながら、チャー君は一晩中トイレの周りをうろうろ。ママたちはそのたびごとにチャー君を何とか楽にさせたくて。。

ついに去年3月末、かかりつけの山中動物病院で浣腸をすることを決心!
浣腸は老齢で身体にかける負担が大きいこと、また生体にとって必要な菌も一瞬に出してしまうのでなるべく避けていましたが、チャー君の苦しむ様子を見ていたらさすがに浣腸しかないと!

かかりつけの山中動物病院は、院長先生、奥様、本当に動物が大好きな、動物を第一に考えた治療を施してくださいます。病気、怪我をした野良猫ちゃんをお家のなかで相当数保護していらっしゃって、近所の野良猫ちゃんの通い猫も相当数いるようで

診察台の上でお腹を揉みながらお湯を使った浣腸。そうしたら、今までためていたウン〇が出るわ出るわ!(浣腸の前後でおそらく体重が1㎏くらい違ったんではないかと!)
院長先生から「こんなにたまっていたら気持ち悪かったね」と声を掛けられ。本人も安堵したのか、浣腸が終わるとお尻をきれいに拭くのさえイイ!と拒否するような、早く帰るといわんばかりに診察台を降りようと!(飛び上がり降りができないんですが)
チャー君は、すっかり気分が良くなり帰りにはウツラウツラしていました。

しかし約1ヵ月後、2度目の浣腸を受けた3,4日後、大きなツケが待っていました。
発作です!
便秘は身体に有毒なもので、それを解決する方法の1つが浣腸ですが、チャー君の場合は発作の引き金になってしまいました。
腸には自律神経をつかさどる細胞があり、それを刺激したようです。

去年4月、最初の発作時には、何??? わけが判らず!
山中動物病院に行き、「MRIは老齢だから本人にストレスを与えるだけだからやめよう」とのことで血液検査。
結果、老齢による筋肉の痙攣による心臓発作とのこと。

マイティーの押川氏に相談
①便秘の解消が先決。 
②浣腸で下がった免疫の働きをあげること。
以上を解決してくれるのが酵素のかたまりの「しらべ」が良いとのことで早速の飲ませることに!

このときまでのサプリは1日2回の「シルバーフォース」だけで、「しらべ」は以前シルバーと一緒に飲ませていましたが、本人が嫌がり止めていたものです。
また、発作が出始めた前後よりシルバーを全く受け付けなくなりましたので、シルバーとしらべを切り替えて与え始めました。
しらべを与え始めたら、徐々に以前よりは楽にウン〇が出るように。To be continued

ニャゲロが!!

2010-03-08 | 日記
2010年4月5日で23歳と11ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。



今日はうれしいご報告です!
前々回で朝方と夕方、1日2回のニャゲロについてお話しましたが、3月に入りこれが治まりました!!
ニャゲロが先週末から全くありません。
鶏肉のももからむね肉に変えて約2週間がたっていますが、他のものは全く変えていないので、治まった要因はこれに尽きるのではないかと!!
おかげで、朝までぐっすり眠ることができます。

実は、ある本でオメガ3の亜麻仁油のことが書かれていて、オメガ3の油は細胞にとって絶対的に必要なもので生体にはとても良いものだそうです。
亜麻仁油をママと召使さんでまず試してみて、良かったらチャー君にもと考えていたところですが、よくよく考えたらチャー君は秋刀魚でオメガ3を毎日たっぷりと摂っていました。

今日帰宅したら、チャー君から特大のウン〇2個のプレゼントが!!
チャー君のことでは、3月に入り嬉しいことづくめです!!
感謝!!


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。