チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

ペットロスと鬱3

2014-07-19 | 日記

身体の中にあるすべてのエネルギーが全部なくなってしまった。
ママの中でどんなに探してもエネルギーのかけらさえ見つからない。。

今までの習い性でエネルギーが見つからないことを前向きに考えようとしても、
頭の中に空洞が出現し、考えようとする力も悲しみも喜びもその空洞にすべて呑み込まれてしまう。。

ママの中に今何が起きているのか。。

思考力さえも空洞に呑み込まれ、その重大さを認識できず。
しかし、時はいつものように過ぎて。。
頭の中では人としての感情が消し去られてしまっているのに、
表面は今までと同様で変わらないままの、仕事に家事にといつもと変わらない生活をする。

以前のような集中力がなく新しいことを憶えることが難しくなり、目の前のものしか処理できず、
20代以降に覚えた英語、日本語の単語が思い出せず、
特に片づけ物をした後にそれを取り出すために、どこへ仕舞い込んだのか、、
まったく思い出せずにいました。
また、人の名前の記憶から自動消去のサイクルが早くなったこと早くなったこと。。

チャー君を亡くした悲しみから少しずつ脱出しつつある執事さんには、これ以上のストレスをかけたくなく
以前よりも元気に行動的に、きびきびとした態度を心掛けて。

しかし内面では、能力の衰えを年をとったことが原因と考えてそれを受け入れながらも、日に日に自信はどんどん落ちていく。

当時は、若年認知症かもと考えもし、、しばらく様子をみることに。。


ペットロスと鬱2

2014-07-16 | 日記

チャー君の介護に入り1年目位から身体に出た症状があります。
それは物忘れがひどくなっていること。
片づけしまいこんだ場所を思い出せず、用事を頼まれても忘れていたり。。
そのうちに新しいものを憶えることが面倒になり、ついには憶えなくちゃ、理解しなくちゃという力がどんどん失せていきました。

本来ママは超超前向きな思考の持ち主。
不運になっても、絶望的なことでも何かと理由を見出してプラスに考え、不可能を可能にしてきた女。

介護で1,2時間の睡眠時間、不規則な生活で仕方のないこと、とこの時は考えていました。
能力的に衰えてきていても、年によるものもあるし、普通の生活に戻ったら回復するだろうと楽観的に考えて。。

しかし2011年冬以降、徐々に自分の中に今まで会ったことのない別人が出現し始め。

未来に向かって前進あるのみの人が、能力の衰えと心の空虚さ、深い悲しみ、強い喪失感を経験したことにより今まで体中に充満していたやる気エネルギーが一挙に喪失したそんな感覚がありました。




ペットロスと鬱1

2014-07-13 | 日記

2011年10月1日にアップした「ペットロス」。

子供のいないママたち夫婦にとって、無意識下でチャー君を我が子と認識。

家に来て最期を看取るまでの25年間に一緒に生活してはぐくんだ愛情、そして執着が行き場を無くし、メンタルヘルスの観点からうつの症状ということは認識していましたが、、、

「ペットロス」をアップした時はチャー君が逝ってまだ3ケ月も経っていない時で、この後から始まる不可解な現象は予測できず当時はこの時が精神的、肉体的に最悪の時と考えていました。

当時、肉体的に出ていた症状は、

睡眠障害:就寝から2時間くらいで覚醒したり、起床時間が不規則になったり、とっても眠いのにウトウトし始めてすぐに目が覚める。。どんなに眠っても以前のような熟睡感がない。

背中の痛み:肩の痛みから背中、腰にかけて痛みが激しくなっていた。両足の付け根から足先までしびれるように。

嗜好品の変化:甘いものはあまり好んで食べるほうではなく、間食もほとんどしなかったのが、甘いものをちょくちょく食べ間食も習慣化する。

精神的な症状は、

心の中が乾燥してしまったような感触。

ニュースで子供の事故、事件を見ると涙が出ていた。

家事で、手を付け始めるも途中でやめる。

何に対してもやる気が起きなくなっていく。

笑うことが少なくなっている。

チャー君と過ごした思い出があいまいになっていく。

 

以上は鬱的な症状で一過性のものと考え、いつか症状は改善されるものとこの時は軽く考えていました。

 

 

 

 

 

 

 


2011年7月10日

2014-07-10 | 日記

 

今でも思い出すと思わず笑みがこぼれるような

チャー君とは楽しい思い出ばかりで、最期までお茶目でやんちゃな明るい子でした。

3年前の2011年7月10日、チャー君は猫神様の元へ旅立ちました。

 

このブログはチャー君の死をもって終了いたしましたが、あれから3年たった今も閲覧していただく方が多く

少しでもペット君つまりコンパニオンアニマルとして生活している子たちの役にたっている

チャー君と一緒に奇跡を起こした介護生活をブログにアップしたことは本当に良かったと思っています。

 

この2年間で特異な経験をいたしまいた。

このブログを読んでいただく方だからこそ、将来起きるであろうことを明日以降少しの期間アップしたいと考えております。

********************************

お花はいつもいつも私を支えてくれ、家族同然のMちゃんからいただきました。感謝で言葉にも言い表せません。

Mちゃんのお姉さん家のシーナ君が先月旅立ったとのこと。。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。