聞き手の人は話す人の感情を共有しようと全部受け止め共感してくれ、一切否定しない。
それにより
話す人は心が軽くなる。。
今ある全部の感情を受け止めてもらう。
これは傾聴というカウンセリング手法の一種ですが、得られる効果は絶大なもので、対象消失で喪失感が大きく悲しみの中にある方にはぜひお勧めのものです。
◎傾聴により得られる効果
カタルシス効果→話してスッキリ。心のおもりがとれたような感が。
バディ効果→孤独感からの解放。理解者が現れたことで、心が暖かくなる感が。
アウェアネス効果→頭の中の整理。自身に対して気付きと理解ができ、転換できるきっかけを作れる。
◎カウンセリングを選ぶ際の注意点
善いカウンセラーであり、傾聴に徹してくれること
営利主義がひどくないところ
期間がかかる場合のことを考え、あまり高価でないこと
具体的なところでは
・無料の電話相談:いのちの電話、こころの健康相談など。
・大学に併設されているカウンセリングルーム:大学院生、研究員生が中心となり、料金もリーズナブルです。
・他カウンセリング料は高価ですが、確実な力のあるカウンセラーがいるところ:ここでは具体的なところは割愛いたします。
◎要注意
インチキな団体が発行しているカウンセラーというものがあります。
例えば、いい加減な講習内容を50時間受講するだけで、カウンセラーとして認定されるというものです。
カウンセリングと称して、占いだったということも。。これらは私の友人が実際に経験したことです。
宗教に勧誘するという目的のため宗教団体と隠してカウンセリング室、相談室を開設しているところもあります。