チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

蚤ハンター再登場

2010-09-24 | 日記
2010年10月5日で24歳と5ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。


またまたビッグニュースです!
蚤がチャー君の身体に寄生しました。正確には、チャー君の身体にが1匹住み着きました。

先日、尻尾の先端に黒いものを発見。
毛をかき分けると、蚤のフンが
ママは万歳三唱を!ついでにチャー君も一緒に万歳を!

普通猫には、猫蚤が寄生します。
当たり前のことです。
しかし、寄生されていた猫が死にいたった時には、蚤は即座にその猫の死体から離れてゆきます。
蚤は生きた生体にしか寄生しません。

チャー君はこの2年5ヶ月の間数度、公園、庭等々散歩に行っています。
しかし、蚤の寄生は一度もありませんでした。
蚤からみればチャー君の身体は、生きていない生命体だったんです。

しかし、しかしです!
この1週間の間、ママたちに内緒でチャー君は蚤を飼い始めました。
蚤の寄生です。

なんということでしょう!!蚤が寄生したということは、今まで死に体だった
チャー君の身体に生命の活発なエネルギーが戻ってきたという証拠です

蚤ハンターの異名をとるママ。
実家の大型犬の蚤取りから始まり、かれこれウン十年!
獲物は寄生していることがバレないように尻尾の先にフンをする知恵者です!
昨夜、ママとのご対面(ママが取り損ねました)が済み、今夜もチャー君の身体にトラップをかけ戦闘開始です。

トラップと行ってもチャー頭からゆっくりとブラッシングの要領で、徐々に後ろ脚にかけてコームをかけて最後にお尻のところでゲット!
昨日からチャー君が迷惑顔でママを見ています。。が・・・やる気満々のママ!
成果は次回以降ご報告します。


**寒暖の激しい時期について**
人間でさえ、2日間で15度以上の差がある気候に身体は相当こたえます。
しかも長期にわたる激暑の後のこの涼しさで、病気の子、老齢の子にとって身体の調整がとても厳しい時期です。
今夜は台風が関東近海にあり、体調が急変する可能性もあります。

こんなときは、身体のマッサージを施して血行をよくしてあげること。
絶対に身体を冷やさないようにすること。

前後の脚先を触ってみて暖かくないようでしたら身体が冷えています。暖かくしてあげてください。
そうすることによって、このクレージーな時期を乗り越えられます。

今夜もママはゾンビ顔の更新をしそうです

箱座り

2010-09-21 | 日記

いきなり、ハイテンションですみません!!

しかし、チャー君がっ!!
箱座りを!!
   

この2年間見たこと無かった光景に思わず興奮してしまいました。

箱座りは猫だったら当たり前でしょ?それを何で?と疑問に思われる方がほとんどだと思います。
猫はしなやかな身体で動きもしなやかです。座る形もしなやかで、箱座りは身体がしなやかだからできる座りの形です。
しかし、歳をとるとそのしなやかさがなくなり、いままでできていたしぐさや動きが一変します。
箱座り、お座りができません。

9月に入って、この変形の形で座っていることがありました。
その時は体調が悪いのかと即効身体中をチェック。
どこにも体調の悪さがみられず、チャー君がリラックスするようにこのような座り方ではなく横にしていました。

今にして思えば箱座りをしていたんですね!
「すごいねチャー君」「奇跡の猫だミラクルキャットゥ~」「えらい!!」「親孝行なチャー君だ」と思いつく言葉を次々に!
それに対しチャー君は「ウナッ=うるさい」とのこと。。。

身体のしなやかさが少し戻ってきています。
9/12の大仕事以来、吸収がよくなったためか筋肉もしっかりついてきて体が一回り大きくなったようです。

ママたちは暑さと重さでチャー君抱っこは、、重労働になってきています。。。
が、うれしい重労働です 感謝!

ママのグルーミング 顔編2

2010-09-20 | 日記
2010年10月5日で24歳と5ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。


グルーミング顔編2を続けてアップする予定でしたが、9月の発作等の事件勃発で今日になってしまいました
m(_ _)m

口と口周りが終わり、次に目と耳です。

★用意するもの
タオル1~2枚、熱湯、1%のホウ酸水、綿棒、ティッシュ、カット綿。

※ホウ酸は薬局で販売しています。60度くらいのお湯に溶けますので上記%を厳守の上40度くらいに冷まして使用。
※ホウ酸は通常2%くらいで使用しますが、チャー君の場合は老齢で肝臓が極端に悪いので%を低く設定しています。

以下、目と耳のグルーミングでホウ酸を使用するのは1週間に1度くらいです。
ホウ酸は毒性があり、これを毎日使用することにより、微量の毒を体内に摂取することになります。
ホウ酸の毒性について→ http://homepage3.nifty.com/BORON-TECH/tec2-5.html

=ホウ酸を使用しないときは、お湯に浸したティッシュで汚れを取るようにしています=

★目
・目の周りには、ホウ酸が目からこぼれ落ちてもいいようにティッシュを広げておきます。
・カット綿に浸したホウ酸を目全体に行き渡るように点眼します。
・左右交互に2回。
・交互にすることにより1度目の点眼で目の淵についていた汚れが浮いてきます。2度目はホウ酸の中にその汚れが入り流れ出るので、それをふき取るだけで済みます。

動物病院で処方されている点眼薬も、同様に毒性があります。
特別、眼の病気で無い子には使用しないほうが良いです。

★耳
・綿棒は軽く熱湯に浸し綿棒の水分をティッシュでふき取ります。
・その綿棒で耳全体をなでるようにして汚れをふいてゆきます。
・汚れがひどければ、上記のようにした大きい綿棒で取り去ります。
 
※耳の中には絶対に水分が入らないように心がけています。
チャー君は家にきたとき耳ダニがひどくて毎日ホウ酸で耳の洗浄をしていました。
そのこともあり、今でも1ヶ月に1度熱湯をホウ酸に変えて耳の洗浄をしています。

犬の癲癇の原因の1つは、小さいころ頭を打撲したことによります。
その小さいころの原因が、老齢になって癲癇という形ででてきます。

現在、病院で処方されている薬で点耳用がありますが、本来、耳には絶対水分をいれないものです。
・飼い主の素人が実行していること
・耳の病気が治るまで長期に点耳するということ

一時的に耳の病気は治るでしょうが、その子が身体に受けるダメージは長期的に考ると恐ろしいものがあります。
一番解りやすいのが、サーファーズ・イヤーがあります。これは、海水が原因ですが、動物たちに点耳しているのは刺激の強い化学液体です。
私たち人間で毎日耳の中に水分を入れられることを考えてあげてください。あの耳から頭へかけての変な感じです。
耳の病気を治すために生体が大きなダメージを受けていることを、それが原因で後にどのような症状で出てくるのか。
耳は脳に近いところです。ご一考ください!

*****今日のチャー君*****
風が涼しくなって、しかし暑い!と変な気候です。
チャー君の後ろのコタツの電源はオンにしていますので、暖かでしかも風が通るところに寝ています。
サンマ1匹をほぼ完食。トイレが終わり快適のようで、手とヒゲをピクピク、ウニャウニャ寝言を言って爆睡状態です。
ママたちは暑っいだけです。。。
 

ウン〇タイムのお手伝い

2010-09-17 | 日記
2010年10月5日で24歳と5ヶ月になる元男の子の日本猫チャー君。
チャー君は2008年5月3日(=Xデー)、天国への旅立ちを、ママとチャー君の召使さんに邪魔をされ今に至っています。


ママがチャー君の排泄時に手助けする際の尻尾の付け根部分について、ご質問がありましたのでご紹介します。
説明不足でご迷惑をおかけいたしました。

   

画像は、今まさにウンチタイム真っ最中のチャー君です。

・骨盤と尻尾の間が柔らかくなっているところがあります。(→水色部分)
・そこを肛門に向かって、力を入れずにさすります。(→赤の矢印)

まだ、ウンチが出てない場合は、この部分に堅いものがあります。
絶対に力を入れないでください!直腸を傷つけます!!

風が涼しくなり、やっと秋の訪れがきたようです。
チャー君は網戸に向かって仁王立ちし外の様子を伺い、雄叫びのチャンスを狙っています。
食事も、アジ1、5匹入りのペーストを完食しています。

しかし、最近雨のときはあまり目が見えていないようです。
それでも、夜の抱っこ散歩を要求。

これから本格的な台風シーズン。。
今は、コタツの電源を1日入れっぱなしにしています。
前後の両脚の冷えは発作の原因の1つです。
発作持ちの子には脚の冷えを常時チェックすることで防止できる可能性があるようです。

16日木曜日激しい雨のときは、首の後ろ、両耳の間のマッサージとコタツで前後両脚を温めたことで、発作をクリアできました。

OH MY GOT

2010-09-15 | 日記
急に涼しくなってチャー君は早速コタツのお世話になっています。
電気を入れて~と訴えてきました。
寒暖の差が激しくなってきています。歳をとった動物と一緒にお住まいの方、くれぐれも温度管理に気をつけてあげてください。

   

実はチャー君の食事でママは大きな失敗をしていました。
それは、ミルのゴム部分がチャー君の食事に混入していた可能性が。

2年前からチャー君の食事はペースト状に変え、そのペーストを作る際にミルを使用。
メーカーはテスコム社製で、今のミルで3台目。

8月末からチャー君が食事を以前ほど食べなくなり。
正確には、作ったペーストを少し食べ、ペーストが入ったお皿の周りをウロウロし、「お腹減った~」と訴えてきます。
チャー君の気まぐれが始まったかと、サンマからアジ次に鰯、生鮭と毎回魚を変えて作っていましたが、結果は同じ。
更には、鶏を食べたいのかと鶏を中心にペーストを作っても同じ結果。

このころから脚の運びがどんどん悪くなり、毛もやわらかさが無くなりパサパサしてきて、白髪も目立ち始め。
また、夜のお散歩も行かなくなり・・・この猛暑と老齢で仕方ないことかとあきらめていました。

先週、何をしても食べないので魚だけのペーストを作ろうとミルにかけたら、白いはずの魚の身がグレーに変わり・・
OH MY GOT!!
全て謎が解けました。
ミルの刃部分をよく見ると本体から少し浮いています。
確かに3週間前からスイッチを入れると変な音がしていました。
なんということでしょう!!!今まで作ったペーストには全てゴムが混入していたと考えられます。

チャー君には本当に申し訳なく。。
助けるべきママがチャー君のカウントダウンを早める結果になっているとは!
一応用心して、毎回チャー君に与えるペーストは臭いをチェックして食事に出していましたが、少しのゴムの臭いは食材の中に入ったら人間の嗅覚では無理のようです。(チャー君は子猫特有の風邪が原因なのか、嗅覚が鈍いんです)

12日の考えられない超特大ウンチ。
考えられる理由はただ1つ。
身体に入ったゴム入りのペーストを異物として、チャー君の身体が一気に出したと考えられます。

12日朝からは、チャー君の脚取りが猛暑以前になり、しっかりしてきています。
毛並みも一気に柔らかさが戻り、スベスベになり白髪も1晩で消えたような。
9月に入って2回の発作も、もしかしたらゴム入りペーストと関係があるかもしれません。

動物の生体機能は、本当に素晴らしいものです。
身体の中にあった異物を出した途端、即効でベストの状態に変化できます。

普通、身体の中の異物をこんなに短期でしかも簡単に出せるのは、今までチャー君の食事、サプリに対して相当な注意を払い選んでいたからに違いありません。

***テスコム社のミルをご使用の方へ***
もしテスコム社のミルをご使用の方がいらっしゃったら、水だけまたは牛乳を入れてかくはんし黒くならないか確認してください。

ママが使用したのは製品番号:TML1000、次に粉砕力がパワーアップしたというTML180。

チャー君のペーストを作るのに最適な大きさ、便利なカップがついています。
しかし、このミルは説明書通りの使い方をしても1年ともちません。
せいぜい半年から9ヶ月でしょうか。

説明書通りの使用とは1度の使用時間が2分以内です。
1日の内に2度使用する場合は、30分以上あけないとモーターが故障する時期が早くなるとのこと。
テスコム社は規定通りの使い方をすれば1年以上もつとのこと、しかも2回も続けて使用する必要があるんですかって言われて・・(相当雑な対応にびっくりしました)

家庭で使用する前提で作られているはずのものなのに、これでは料理に使用できません。
日本の電化製品がこんなに簡単に壊れるとは・・。。

チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。