独りな時間

自身の病気(痙攣性発声障害)も含め、趣味のフルート、好きな曲
日常のあれこれ綴ります♪♪
元気だしていこ~~ 

2023年9月29日 発声良好

2023-09-29 23:51:25 | 痙攣性発声障害~術後数年経過して



数年ぶりのアップ。
手術してから何年?
7年半くらい経ったろうか、、、
今ではすっかり忘れるくらい
声で悩んでいたあの頃が
もう遠い過去の事となってしまった。

この間、世の中は色々変わったような気がする。

私はと言えば
術後の経過は問題なく
日々、声を普通に出し、普通に会話し、普通に電話も出来、
コンビニでも普通にレジ前の揚げ物を注文出来、
自分の名前や住所や電話番号も、普通に言える。
普通の事が普通に出来るのが特別に嬉しい

術前の自分の声はすっかり忘れてしまった。
周囲も以前の私の声などきっと忘れてしまっている。


痙攣性発声障害という病気そのものは治ったわけではないにしろ
私の生活から消えて無くなった、、、

そう、

何事もなかったかのように
今は快適だ るんるん






こんな声になりました(術後)~海の声 cover mami

2017-07-24 00:32:35 | 痙攣性発声障害





恥ずかしながら
術後の声を公開しますね。

こんな感じの声に生まれ変わりました。


かなりクオリテイーの低い弾き語りではありますが
声の感じはこれでわかると思います。

声量はかなり落ちて
声のハリはありませんが
詰まりも途切れも震えもないことがわかると思います。

術後の声がネット上にはあまり上がっていないようなので
思い切ってここで公開しますね。


よければ聴いてください



海の声 cover mami

手術後~それから

2017-07-15 00:50:54 | 痙攣性発声障害




早いもので、術後1年半経ちました。

術後の検診も良好、
SD(痙攣性発声障害)の日々から
事実上の卒業です。


以前の私がそうだったのですが
手術をされた方のブログを読んでは
実際の声を聞いたことがないので
自分自身も少々不安ではありました。
一体どんな感じの声になるのか?

前記事でも触れましたが
私の場合、


別人


になりました


自分でもそう思います(笑



声のトーンはやや高く
ややハスキーボイス。
高いといっても甲高い声ではありません。
自分で言うのもなんですが
やさしい感じになったかな~
って思います。
(個人的な感想です)


注射治療をされた方はなんとなく想像できるかと思いますが
注射を打った後のような
そんな感じの声です。


声の詰まりも途切れも震えもなく
声を出すことがとても気持ち良いです。
しいて言えば
私の場合、声帯を広げすぎ?たかもしれません。
それにより、声の擦(かす)れが強いです。
ハスキーボイスといえば聞こえはいいですが
人によっては
カラオケで歌いすぎ?
風邪ひいた?
なんて
そんな風に私の声を感じる人もいるようです。
昨年仕事中に
見知らぬおっちゃんからいじられました(苦笑


声の質をとるか
心地よさをとるか

手術をする際、これが一番の迷いかもしれません。


私は「心地よさ」を選択したのです。

その結果、擦れが強く出てしまいました。
声量も落ちたので、遠くにいる人に呼びかけても届きません。

けれど
何も後悔はありません。

日々の会話がスムーズになり
電話も恐怖ではなくなりました。
声を出すことが気持ち良いのです。
おかげでおしゃべりになってしまいました(苦笑


あとは
咳をしたりくしゃみをする時にやや違和感があります。
なんだか何処かでせき止められてるような?
声帯をチタンで固定しているので
その影響ではないかと思われます。
これは想定内ではありましたが
くしゃみが特に、、、
なんか変(笑
支障があるほどではありませんのでご安心を。


こうして
微妙な変化はあるものの
今、私は新しい声で人生を歩んでいます。
周囲の方々はこの声にすっかり慣れたようで
手術をした事すら忘れてしまうほどです。


けれど
あの日々の事は忘れません。

沢山悔しい思いをして沢山泣いて
でも
この病気になったからこそ得たものも
沢山あります。





余談ですが
久しぶりにギターの弾き語りをしてみました。

記念に録音などもしてみました。


なんとか歌になってるかな?(笑


お約束は出来ませんが
気が向いたらYOUTUBEにアップするかもしれません。


その時は


苦笑して下さいね~











入院ライフ~退院

2017-07-08 01:11:41 | 痙攣性発声障害





手術を終えて翌日から一週間の発声禁止。
声を出してはいけない入院ライフが始まりました。

熱も下がり吐き気も治まり
手術の翌日から食事を摂る事が出来た...確かそんな記憶(^^;)

退院まで独り気ままな入院ライフ。
パソコンを持ち込んでおいてよかったです。
とにかく暇、暇、暇。
術後の消毒や検診など
やる事はあるのですが
それ以外は自由時間。

喉以外は元気なので
病院内をウロウロしてました。

窓から見える富士山が
それはそれは絶景で、、、
毎日の楽しみになりましたね。
それと
院内食も楽しみだった(#^^#)

肝心の喉はというと
痛みもないし
食事も出来るし
不自由な事といえば入浴がしばらく出来なかったことかな?
傷口を濡らしてはいけなかったので。


発声禁止から一週間
やっと声を出せる日が来ました。


診察の時、恐る恐る声を出す私。


あー(発声中、、、


出た~!!


かよわいけど声が出た。


生まれ変わった私の産声。


なんとソフトでやさしい声色でしょう。

この声でこれから生きてゆくのかあ~
と、
何とも言えない不思議な感情。



手術を終えて一週間。
もうすぐ退院。


なんだか名残り惜しいような
寂しいような
暇だけどもう少し入院していたいな~
なんて
非日常の暮らしにすっかり未練たらたらです。


術後の経過も順調、
医師から退院のOKを頂き
こうして私の入院ライフは無事に終りました。



手術から1年以上経ってしまっているので
記憶が曖昧です、、、
多少、記憶違いがあるかもしれません。
記録をノートにとっておけばよかった。
すみません

とにかくこんな感じで
大きなトラブルもなく、いつもの日常に戻った私です。


声を出すことがこれほど心地よく楽しいものだったのか、、、
数年ぶりに味わったこの感覚。
当たり前の事なのに
そうじゃない経験をした日々が
過去のものとなってゆく。


しかし
変わってしまった私の声。


別人です。






つづく





















入院~手術

2017-06-28 01:41:22 | 痙攣性発声障害





入院当日。

この日は雪のため、朝から交通網が乱れ、
電車も運転を見合わせるほど。
主人の運転する車で何とか予定の時刻に間に合いました。


4人部屋の廊下側。
皆さん、病名が違います。
この病室は耳鼻咽喉科だけではないのですね、
安静が必要な方もあり、
静かな病室でした。

私も声を出すことが出来なくなるので
環境としてはよかったかな、って思います。

術後には発声が禁止になるので
筆談できるようにホワイトボードを持ち込み、
パソコンも家から持参しました。
どちらも重宝しました。


記憶が曖昧なのですが
入院して翌日には手術だったような?
そんな記憶(^^;)

いよいよ
この声ともお別れなんだな~という
少しの寂しさと
少しのワクワクと、、、
わりと冷静な私がいました。



そして


手術当日。



自宅から遠かったので、家族も付き添わず
私は独りでこの日を迎えました。


予定時刻よりかなり遅れて私は手術室へ。
とても寒かったのを覚えています。
部分麻酔なので術中の段取りやら全て聞こえちゃいました(笑
音楽でも流れていたら、もう少しリラックス出来たかも。
あ、
麻酔のおかげで
痛みはありませんでしたよ。
なんかやってるな~ってぐらい、全く痛みはゼロです。

声を出しながら
何度か調整していただき
一番しっくりくるというか、心地よい所でチタンを固定。
この判断は迷いました。
後日、また詳しく書けたらと思います。

無事に手術を終え
車いすで私は病室に戻りました。


その夜は発熱と嘔吐で幾度かナースコール。
この時もホワイトボードが重宝しました。
痛いのか、苦しいのか、気持ち悪いのかetc、
声が出ないと伝える事も出来ないので
とても助かりました。

それにしても
しんどい夜だった。


ここから一週間発声禁止。

たった一人の暇な入院生活の始まり(笑



私の声はどうなっているのか?

ちゃんと出るのだろうか?


不安を感じつつも
手術を終えた事で
ホッとして、、、


これからのんびり過ごせる入院ライフが
楽しみな私でありました。





つづく