映画「それでもボクはやってない」
・・こんなことが実際にあるのかもしれません。
夕方から時間が空いたので(暇ってことですね
)
テレビのドキュメンタリーを観た。
私はこの事件(事故)を知らなかったのだけど
「
高知白バイ死亡事故」を取り上げたものだった。
交差点で右折しようとしていたスクールバスと
直進してきた白バイの衝突事故で白バイの巡査は死亡。
バスが停止していたか、いないかが争点になり
結果的にバスの運転手の過失によるものと断定され
交通刑務所に収監される事が決定されるまでのドキュメンタリー。
バスが停止していたという証人がたくさんいて
当時バスに乗車していた生徒も停止していたと断言しているのに
これは全く受け入れられずに
離れた場所から目撃した同僚の白バイ隊員の主張だけを認める事に
とても違和感を感じてしまった。
結局、裁判は主張が信用できるかできないか、という
すごく不条理なものなのだと感じてしまった・・。
死亡された隊員にはとてもお気の毒で悲しいことだけど
事故は必ず原因があるもので
それは正しく検証されなくてはならない。
余談だけど
警察の調書なんてかなり適当なものが多いのでは、
と個人的には思っている。
実際、我が家でも家族が大事故に巻き込まれ(100%相手の過失)
調書を作成した時、
ほとんどが警官の言葉で書かれてしまったのだ。
これにはびっくりした。
綿密に書くどころか、
「こんな感じでいいですかね」みたいなニュアンスで
いくつか間違いもあったから訂正しなければそれまで。
こういう警察の適当さを知っているから
今回のドキュメントを観た時に
かなり検察有利に操作してるんじゃないかと
勝手に想像してしまった・・。
ちゃんと検証もぜずに、最終的に裁判官が
信用するかしないかという事で刑が決まってしまう裁判。
先日まで「裁判員制度反対」だった私は
今回のドキュメンタリーを見て
考えが変わってしまった。。
第三者的に事件を冷静に見つめる目が
今の裁判には必要なのかもしれない...
今回の裁判が「冤罪」だとしたら
また一つ、不幸が生まれてしまうのだから。。。
PS・・この裁判は警察の捏造があったと
私は感じますね。。。