NHK夜の爆笑問題のニッポンの教養~「爆問学問」
この番組を時々見るのだけど
これがなかなかおもしろい。。。
今日の午後は先週の再放送。
「障害学」を専門とする 東大の福島智教授との対戦。
福島教授ご自身も
幼いころに視力を失くし、18歳で聴力も失った。
「指点字」という人の指の動きで言葉をキャッチして
自分の言葉で相手に伝える・・
自分の声さえも聞こえないけれど
過去の記憶から話す事は出来るのだという。
目が見えず、耳も聞こえない真っ暗な世界。
想像してみた。
誰もいない静かな夜、電気を消して真っ暗な部屋に
独りポンと置かれてしまった状況だろうか・・。
これが果てしなく続く世界。。。
考えただけでも怖くなる。
教授が研究している「障害学」とは?
障害とは何なのか・・?
生きる意味とは・・・??
そんなテーマで爆笑問題と教授の話が進んでゆく。
教授の言葉の中で印象的だったのは
「バリアフリーを限定しないこと、
バリアフリーを限定してしまうバリアを取り除くこと」
「障害とは社会が決めてしまった一つのルール」
そうなんだよね・・。
障害者と限定されてしまった時から
仕事も制限されて社会から孤立してしまう一方で
バリアフリーという言葉で社会はやさしく労わってくれる。
考えるとすごく矛盾しているのかもしれないな・・。
不便な事を補う為のバリアフリーに力を入れる社会。。
でも、それと同時に障害者に対するバリアを取り除いた社会でなければ
いつまでたっても孤立する障害者は減らないのだろうな。。
もし私が同じ立場だったら、
もし僕が障害をおってしまったら、
もし大切なあの人が・・・
そんな想像力が大切かもしれないと
感じる今日の私です。。。