こんな本あんな本

2016-01-30 23:04:29 | 本と雑誌

・「つくおき」週末まとめて作り置きレシピ nozomi 1,300円+税 光文社

・「おにはそと!ふくはうち!」2月3日は節分の日。なぜ、鬼に向かって豆をまくのでしょうか?以外と知らない節分の由来がよくわかる楽しい行事絵本。いもとようこ 文・絵 1,300円+税 金の星社

・「かあちゃん えほんよんで」1,300円+税 絵本塾出版

「ある犬のおはなし」1,000円+税 

・「考える力の鍛え方」東大人気講義のエッセンスが詰まった、考えることが楽しくなる入門書 上田正仁(東京大学教授 物理学者) 1,300円+税 ブックマン社

・「なぜ生きる」人生の目的は何か こんな毎日の繰り返しに、どんな意味があるのだろう? 1,500円+税 1万年堂出版

・「EMDR革命」脳を刺激しトラウマを癒す奇跡の心理療法 生きづらさや心身の苦悩を短時間で解放する心理療法 1,500+税 星和書店

以上。新聞広告より。


笑う免疫学

2016-01-29 02:16:21 | 本と雑誌

著者 藤田紘一郎  東京医科歯科大学名誉教授

ちくまプリマー新書  ¥842(¥780+税)

内容

免疫とは、生体の防御というよりも共生のための手段ではないか?その複雑さから「諸刃の剣」とも言われる免疫のしくみを、免疫や伝染病研究の第一人者である「カイチュウ博士」が一からわかりやすく教える。

目次

第一章 病は免疫からー自分と他者を区別するふしぎなしくみ

第二章 免疫力のカギをにぎる腸内細菌

第三章 免疫は栄養で変わるー食べ物と免疫

第四章 「いい人」は病気になりやすいー心と免疫

第五章 免疫細胞は気がきくー寛容と免疫

第六章 免疫のバランスが健康を保つーアレルギーとがん

あとがき


おひとりさまの最後

2016-01-26 07:45:20 | 本と雑誌

著者 上野千鶴子  

「人間はひとりで死ぬもの」ひとりで、自宅で死をむかえる「在宅ひとり死」をいかにすれば実現できるのか、について記した社会論。

1月3日(日) NHK「マイあさラジオ」著者に聞きたい本のツボ にて紹介あり。

*出版社内容情報

ベストセラー「おひとりさまの老後」から8年。子供との同居で待ち構えている現実は?「在宅ひとり死」のためにはどうする?医療・介護・看護の現場に自らの切実な関心のもとに取材研究した超高齢社会の必読書

*目次

み~んなおひとりさま時代の到達

死の臨床の常識が変わった

在宅死への誘導?

高齢者は住宅弱者か?

在宅ホスピスの実践

在宅死の条件

在宅ひとり死の抵抗勢力

在宅ひとり死の現場から

ホームホスピスの試み

看取りをマネージメントする

痴呆症になっても最後まで在宅で

意思決定を誰にゆだねるか?

離れている家族はどうすれば良いのか?

死の自己決定は可能か?

死にゆくひとはさみしいか?

 


絵本と子ども

2016-01-23 09:54:50 | 本と雑誌

3-4歳;「完全な意識と記憶が始まる時期」と教育者モンテッソーリは言っている。日常の生活と、絵本の世界が理解出来るようになり、絵本の重要性を実感させられる。

4-5歳;「知的な教育を早く始めてはいけない」と教育者シュタイナーは、厳しく戒めている。知育より情操が大切。

5-6歳;「幼児の頃のあそびの結果は20代になってはじめて現れる」とシュタイナーは言っている。たくさん絵本を読んだ経験が、人間力を育くむ。

小学2年生;読書力、読解力、集中力が目立ち始める。これは、小さな時から本を読んであげてきた成果である。

小学3年生;「からだが疲れるまで飽きずに落ち着いて遊ぶ子は幸せに育つ」フレーベルの言葉。読書は、いつの間にか、考える力をつける。

小学4年生;ひとりで、どんどん本を読んでいく。大人も同じ本を読んで話をするのが良い。その経験が知的な好奇心を深める。自信をつける効果もある。

 


生涯健康脳

2016-01-22 17:18:43 | 本と雑誌

著者 東北大学加齢医学研究所 教授 瀧 靖之   ソレイユ出版 ¥1400円+税

・見た目と脳は一致している!

・1日たった30分歩く程度で、脳はイキイキする! ⇨ 実行中

・質のよい睡眠は、認知症の原因物質を洗い流す。

・お酒の飲み方で脳の萎縮度合いが決まる。⇨ 要注意

・お腹がプクっとでている肥満は脳の委縮を早める。

・脳の最高の栄養素は知的好奇心!

・人と一緒に過ごすだけで、前頭葉はフル活動!

・楽しい!嬉しい!が記憶力を高める。⇨ 愛、褒、役、仕 ;大山泰弘の本

・食べたことのない物を食べるだけで脳は元気になる。⇨ 美味しい物を食べる

・昔とった杵柄でOK!趣味を持つだけで脳は喜ぶ!

・カラオケで歌っているとき、脳の中ではスゴイことが起きている。⇨もっとカラオケ

・優しくされると、脳のストレスホルモンが減る。⇨ 与えよ、さらば・・・

・「脳の神経細胞はもう減っていくだけ」は間違いだった。

・いくつになっても「海馬」の神経細胞はふえる! 

・脳はトレーニングで、どんどん変化する! ⇨ 大人の計算ドリル再開を

・脳はたとえ壊れても、ネットワークがカバーする。

・「生活習慣」が、遺伝子を超える。

・脳は何があってもあきらめない!

朝日新聞(1/20)広告より。


4つの幸せ

2016-01-21 19:39:49 | 本と雑誌

大山泰弘;知的障害者の雇用に取り組むチョーク製造会社会長

NHK第1 午後のまりやーじゅ(1月19日) より

著書  

・働く幸せー仕事でいちばん大切なこと  ¥1512

・人生とは人の役に立つこと(13歳からの生き方教室1)  ¥1404

4つの幸せ  愛されること/褒められること/人の役に立つこと/仕事をすること


最近の登場人物(ラジオゲストなど)

2016-01-14 19:35:43 | 本と雑誌

柴田久美子;なごみの里 1月10日PM (NHK第2)著書「抱きしめておくりたい」など多数。

水野和夫;経済学者 1月11日AM(NHK第1)著書「資本主義の終焉と歴史の危機」他

古堅純子;住空間セラピスト1月14日PM(NHK第1) 著書「片づけられる子の育つ家」ほか多数。公開動画300件以上。

岩崎美枝子;家庭養護促進協会 1月14日(朝日新聞) 著書「子どもの養子縁組ガイドブック」/受け入れられたい 大人を試す子ども 裏切らぬ覚悟示せ/ 嫌がる事を執拗に繰り返す「試し行動」、思春期は「第二の試し」

 


おとなの始末

2015-12-23 15:43:27 | 本と雑誌

第1章 おとなの始末とはなにか
ーそのうちきっと、と思っているだけでは、「そのうち」は決してこない。

第2章 仕事の始末
ー仕事は楽しいか。あるいは苦痛でしかないか。楽しいと苦痛の様々なグラーションを往復しているのが、おおかたの現実というものだろう。

第3章 人間関係の始末
ー血縁がすべてか?「家族」と呼ばれる人間関係で、「家庭」と呼ばれる空間で、傷ついているひとはいないか?友人関係においてもまた。

第4章 社会の始末
ー自由に生きたい。平和に生きたい。差別は、したくも、されたくもない。「殺し、殺される」法律など、まっぴらごめん。だからわたしは、声をあげる。

第5章 暮らしの始末
ー暮らし、というこの愛おしくも懐かしくも、けれど、時に、うっとうしいもの。『Good Morning Heartache』でも聴きながら、暮らしと向き合ってみよう。

第6章 「わたし」の始末
ー第一章から第五章まで、なんとか辿りつけたとしても…。最も高いハードルがまだある。


東海村・村長の「脱原発」論

2015-09-20 02:03:07 | 本と雑誌

東海村・村長の「脱原発」論

 著者  村上達也/神保哲生  発行所 集英社

日本の原発発祥の地の村長がなぜ脱原発に転じたのか?

はじめに 「日本原子力発電発祥の地」の長が、脱原発を語ることの意味

第一章 「フクシマ」寸前だった東海村の3・11

第二章 活かされなかったJCO事故の教訓

第三章 日本の原発発祥の地として、すべきこと

第四章 原発再稼働に向かう荒波の中で

第五章 脱成長の社会に向けて

おわりに  「人権よりもカネ」で未来はあるか

読後感:本書を一気に完読した。

元村長 村上氏は、まっとうな考えを持つ立派な人である。

銀行員出身(常陽銀行支店長)ながら"カネ"より"文化"と言っている。

"国策""安全神話"を疑問と思う様になったのは、JCOによる臨界事故以降である。

国の原子力管理体制の杜撰(ずさん)さを、身を持って体験した。

福島第一原子力発電所の事故においても、JCO事故の教訓が生かされていない。

今後の地方自治のあり方は、再生破綻した夕張市が一つのモデルケースである。

経済成長"カネ"を求めるのではなく、各地方の固有の文化を育てるべきである。

生き残るのはコンクリートより文化であるに共感する。