神さまってなんなのか、ちょっと調べてみました。日本人として生まれた私ですが、『神皇正統記』などによると、先ず、この世界を創造した神様として、天之御中主神の名前がでてきます。そこから、高皇産巣日神、神産巣日神という神様がでてきました。次に、伊邪那岐神、伊邪那美が化生し給へるとあります。そして、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天皇家の祖神、日本神道の最高神として現れました。
私の家の神棚の中心にも神宮大麻としてまつられています。向かって右に氏神さま、左にはその他崇敬する神社のお神札をおまつりしています。
また、日本には大国主神として、出雲大社に祀られている大国主神(オオクニヌシのかみ)のお話があります。
大国主神(オオクニヌシのかみ)は、日本神話に登場する神。国津神の代表的な神で、国津神の主宰神とされています。
遥か昔です。出雲の国の繁栄にアマテラスを元首とする高天原の勢力、大和朝廷は危機を感じ、ついに大和は新興国である出雲に対する侵攻に打ってでたのでした。その結果、国を譲りはしたものの、オオクニヌシは交換条件として出雲の地に自分の社(やしろ)を築いて祀られたということです。
いずれにしましても、大国主命は出雲神話の始祖。日本神話の中心となる神で、国土経営修理保護、天下巡業、農業、禁厭の法、医薬温泉の神とされ、数々の文化的事業を神話の上に残しています。また、大黒様と呼ばれ、台所の神ともなっています。
そう、ふるさと信州、安曇野に、穂高見命(ほたかみのみこと)を祭神にあおぐ穂高神社があります。その奥宮は、日本アルプス穂高岳の麓の上高地に祀られています。昔から諏訪神社・生島足島神社とともに信濃における大社として、朝廷の奉幣にあずかってきました。穂高見命は海神族の祖神でありその後裔であります安曇族は、もと北九州に栄え、主として海運をつかさどり、早くから大陸方面とも交渉をもち、文化の高い氏族であったようです。
そして、私の暮らす地域の氏神さまは、味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)・国譲り神話にアメノワカヒコ命の友人として登場する美青年の神さまで、名前のスキは、農具の「鋤(すき)」から連想されたもので、もともとは鋤を御神体とする農業神だったようです。
八百万(やおよろず)の神という言葉があるように、神社としても様々な神社があります。神さまと私たちは、切っても切れない関係です。これからも、何か、神さまについて書けるときには書いて行けたらな・・・・。