不思議活性

一冊の本 魂の療法


ーワイス博士の人生を癒すメッセージー 『魂の療法』を読み直しています。
2001年4月4日 発行となっているので、20年前といえば働き盛りの40代でした。結婚して、働くことに追われ・・・・。それでも、自分なりに生きるということの意味を求めて、ふと、手にした本の一冊でした。

 精神科医であるワイス博士は、治療の過程で偶然患者が過去に戻り、前世の存在を目のあたりにした体験から、霊的な世界の研究を深め、催眠療法や前世療法の思わぬ効果を実証してきました。とありましたが、私自身は、過去世の記憶は思い出せません。また、一部の人は、人間に生まれ変わりはないと、前世を否定しています・・・・。が、今の若者は、生まれ変わりとか前世を信じる人が多いと思われます。
 
  ワイス博士は「私達にとって、真の癒しとは、自分が愛の存在であり、すべてとつながっていることを知る意外に有り得ない。私達は輪廻転生をくり返しながら愛を学び、光へと向かっていく」と綴っています。ワイス博士いわく輪廻転生への深い理解は、自分の本質とは何か、何の目的で今ここに生きているのかといった問いかけに答えてくれていると。
 とは言え、現代の若者が、真に生きるとは、自分の本質とはと、哲学的に思う人はどれくらいいるだろうか・・・・。

    * * * * * *
 
 以下、『魂の療法』より、抜粋です。

 自分自身、つまり、本当の自分の本質を理解しなさい。それは永遠の存在です。これを理解すれば、あなたは物事を常に正確に見ることができるようになるでしょう。
 
 幸福は自分の内からやって来ます。幸福は外側の物事や他の人々に左右されはしません。安心と幸せの感覚が、他の人々の態度や行動に左右される時、あなたはもろくなり、簡単に傷つきます。あなたの力を絶対に他人に明け渡してはなりません。
 私達が死に、魂が高い次元へ行く時、私達は自分の行ない、業績、思考、知識などを一緒に持って行きます。他の人とどのように交流したかは、私達が物質的に蓄積したものよりも、比べものにならないほど重要です。
 自分自身を愛しなさい。他の人の言うことを気にしてはいけません。もし、本当に人の申し出や義理を断りたかったら、はっきりと断りなさい。それをし損なうと、怒りがしのび寄って来ます。必要な時にはノーと言い、やりたい時にはイエスと言った方が良いのです。したくないことを断れずにいると、病気になることがよくあります。
 一見、すばらしく見える人には気をつけなさい。最も危険な人物は、しばしば最も魅力的な包装をまとっているものです。わくわくする、楽しい、刺激的、危険な香りがする、劇的な人生を送っているといった人たちです。こうした外見は、あなたの心の目を曇らせて、そこにある危険を見えなくします。目でなく、心で相手を見ることを学びなさい。
 心の中の感覚や恐れ、動機などに気づこうとしない態度は、すべてに注意を向けている状態とは正反対のものです。自分の心がわからないと、人間関係を損なうことを言ったり行ったりしがちです。すべてに注意を向け、真に自分自身を知っている時には、不用意に人を傷つけたりしません。

 学びにも、いろいろなレベルがあります。肉体を持たなければ学べないこともあるのです。霊の姿をとる時、私達の交流の仕方はまったく異なります。肉体を持っている時にだけ、人間関係というものを体験できるのです。

    * * * * * *
 まだまだ、いろいろと考えさせられる文章が多くあります。時々、手にしてみたくなる一冊の本ではあります・・・・。


 




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