第２次安部内閣行方？

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　４日の大手日刊新聞の編集手帳に次のような内容が、貝殻はときに厄介な物らしい。秋山真之が幼なじみの正岡子規に語った。「軍艦は遠洋航海に出て帰ってくると船底にかきがら（蠣殻）がくっついて船あしがおちる・・・」「司馬遼太郎の（坂の上の雲）」*秋山は海軍の軍人、のちに日露戦争で日本海海戦を勝利に導いた作戦参謀である。人間の営みも船に似ていると、彼は言う。「経験は必要じゃが、経験によってふえる知識とおなじ分量だけの蠣殻（かきがら）が頭につく」＊政権という船もそうだろう。航海を続けるうちに「おごり」や［惰性」が付着する。安部内閣が発足して1年８ヶ月、緊張感が薄れてこびりついた貝殻はいつもある＊「最後は金目でしょ」大臣のココロエチ貝。法案条文や国会の配布資料で訂正に次ぐ訂正を出した官僚のカンチ貝。首相と幹事長のスレチ貝。きのうの内閣改造と自民党３役の一新で、船底の貝殻はこそぎ落とせたか、＊船あしが落ちればデフレというサメ尻をかじられる。尖閣周辺をうろつく怪魚も油断がならない。にほんかいかいせんの出撃時に秋山が起草したっという報告電報をもじれば、「本日天気晴朗ナラズシテ浪高シ」である。

　　　　　　　　　　　　　　　　ある人が言っていました＜虎になりたければ虎そばに居ろ＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国民が見ている＊安部丸航路を誤るな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　これから季、美しい星空を眺めて見ましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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