実写映像だと20年ぶりのリメイクでしょうか。
石原真理子主演,オーディションで選ばれたのが石黒賢で,この二人が映画の内容宜しくできてしまって,「ぷっつん」などという流行語を生み出す元となったのではなかったでしょうか・・・。
実際に実にお寒いできでして,同時期に放送されていたアニメ版の方がまだまし,といった感じだった記憶があります。
原作は昭和56年~62年にかけてビッグコミックスピリッツに連載されていたベストセラーで,当時「美味しんぼ」とともに看板的作品だった記憶があります。
同時に,私のように貧乏な20代青年の共感を呼び,バイブル的存在でした。
段ボールに詰めて保管しておいたはずが,いつの間にやら相方に処分されたようです・・・(泣)
でもって,今回のリメイクと相成ったわけですが,録画して昨晩見てしまいました・・・。
伊東美咲嬢を初めて見たのは,CX系のバレーボールの中継だったと思います。
確かarashiと一緒に出ていて,次が「逮捕しちゃうぞ」でしょうか。
昨年「電車男」見たときは,少々衰え(失礼!)を感じてしまいましたが,今回はさほどでもなく安堵(謎)。
脇を固めるキャラも皆芸達者で,原作のイメージとさほど違和感は有りませんでした。
・・・とはいえ,一ノ瀬夫人役の岸本加世子は細すぎ,四谷さん役の岸部一徳は老けすぎで蛇おじさんらしくなく,「茶々丸」のマスターの柳沢慎吾に至ってはミスキャストとしか言いようがありませんでした。
昭和58年の設定とは言えカード式公衆電話があったり,その他の風俗があまり昭和を感じさせてくれなかったり・・・と突っ込めばきりがないのですが,原作のコミックス第一巻の内容にしてはテンポが悪く,1時間見たあたりで飽きてしまいました。
何よりも,今回も公募で選ばれた五代役の中村くんは新人であることを差し引いても演技が垢抜けず,共感を得るには至りませんでした。
おそらく今後スペシャル番組として,大学生編,幼稚園編,キャバレー「バニー」編,そして大団円,と進んでいくのでしょうが,ちょっと期待薄かもしれません・・・。
個人的に原作キャラでは三鷹が好きでしたね。
一族全員歯が光るし,飼い犬(マッケンロー)も生まれた双子も歯が光る。
昭和の終わり頃,本気で赤のシルビア(アニメ版はソアラだった)を中古で探したものです。「ぼくはお金持ちです。何でもしてあげられる。」
と一度言ってみたかった・・・(言えるか)。
沢村一樹じゃ実年齢は近くても,もう少し若々しくないと・・・。
TV朝日のサイトを見ると,PIYO PIYOのエプロンを売っていました。
ついつい一瞬買おうか,と思ってしまいました・・・(買ってどうする・・・)。
しかし,あの時計坂,ロケ地はどこなんでしょう。
高台から街を俯瞰できる場所,というとやはり都下のどこかなんでしょうか(原作のスケッチは東久留米市なんて情報を以前聞いた覚えがありましたが)。
ついつい「耳をすませば」の舞台と被ってしまいましたが,一度訪れてみたい場所です・・・。
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