水上の音楽~ア・ラ・ホーンパイプ(ヘンデル)
交響曲第3番~第3楽章(ブラームス)
世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」~第1曲「おお,運命よ!」(オルフ)
前奏曲集~亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
歌劇「椿姫」~乾杯の歌(ヴェルディ)
愛の悲しみ(クライスラー)
歌劇「フィガロの結婚」序曲(モーツァルト)
歌劇「イーゴリ公」~ポロヴィッツ人の踊り(ボロディン)
タイースの瞑想曲(マスネ)
アルハンブラ宮殿の思い出(タルガ)
ピアノ協奏曲第3番~第3楽章コーダ(ラフマニノフ)*
超絶技巧練習曲~第4曲「マゼッパ」(リスト)*
弦楽セレナーデ~第1楽章(ドヴォルザーク)
バレエ「眠りの森の美女」~ワルツ(チャイコフスキー)
ピアノソナタ第8番「悲愴」~第2楽章(ベートーヴェン)
歌劇「タンホイザー」序曲(ワーグナー)
ピアノソナタ第18番~第1楽章・終楽章(モーツァルト)*
交響曲第1番~第1楽章冒頭・第4楽章(ブラームス)*
もじゃもじゃ組曲~第1曲「もじゃもじゃの森」(野田恵作曲,谷岡肇・江藤耕造編曲)*
ピアノソナタ第16番~第一楽章(シュベルト)
アヴェ・ヴェルム・コルプス*
交響曲第25番~第1楽章冒頭
アイネ・クライネ・ナハトムジーク~第1楽章冒頭
きらきら星の主題による変奏曲(以上モーツァルト)*
「鏡」より第1曲「道化師の朝の歌」*
月の光(ドビュッシー)
オーボエ四重奏曲~第1楽章(モーツァルト)
歌劇「アイーダ」~凱旋の場(ヴェルディ)
*印,演奏シーン付
モーツァルトのオペラのアリアが2曲抜けています。
「ドン・ジョバンニ」だったか「魔笛」だつたか・・・,声楽系も弱い・・・。
前日とダブった曲を除いていますので,必然的に新規の曲目は少なくなります。
とは言え,これだけの曲を使用したのですから,こちらは十分に楽しむことができるわけですが,使用に当たっての著作権料は一体どれぐらいになるのかついつい勘繰ってしまいます・・・。
しかし,演奏シーンが大変良くできていますね。
黒木が四重奏曲を吹く場面や,のだめがリストやラヴェルを弾く場面,Ruiがラフマニノフを弾く場面等,あたかも役者さんたち本人が演奏しているかのように,うまく撮られていました。
フランク役のウエンツとターニャ役のベッキーは,すっかり填ってましたね。
さすがにお笑いに造詣が深く,バラエティー番組で鍛えたからこそ,こういうお莫迦な役柄がぴったりで,ずっと笑わせられました。
また,ジローラモ,セイン・カミュ,ダニエル・カール(一昨年,山形県某所で見かけました)にロザンナ等,日本語の堪能な外タレを総動員した感じです。
あのオリバー役のスキンヘッドは一体誰だったのでしょう・・・。
それにしても,音響効果抜群のあのホールとオケの実態は何だったんでしょう。
やはり欧州のコンサートホールは直方体なんですね。
かつての我が国のような扇形の断面よりも音響的に優れているということでしょう。
最後の演奏となったブラームスの第1番は,インテンポを基調としたすっきりした演奏でした。
冒頭の6/8の拍子感と終曲コーダへの盛り上がりの部分は,さすがに譜を読めないと辛いものがあり,さすがの千秋様も付けられなかったようです。
ただ,海外のオケをあんな風に振ることができたら,さぞや気持ちがよいことでしょう・・・。
「音楽は共通の言語」と作中で誰かが言っていましたが,まさに至言だと思います。
折しも,ウィーンフィルとニューヨークフィル(この2つの名門オケは,どちらも創立が1842年)が中国公演を行い,後者は何と北朝鮮での公演も行う,というニュースが入っていますが,世界言語たる音楽が国際平和の架け橋になるのなら,そんな素晴らしいことはありません。
この番組をきっかけにより多くの人が音楽を好きになり,多くの曲の良さを理解してくれたなら,もっともっと我が国の楽壇も賑やかになり,世界に通じる人材をより多く排出できるのでは,と思いましたし,私のように下手の横好きでも実際に音楽活動に携わる人たちが増えることを願っています・・・。
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