DVD市場が低落という。
確かに,次世代メディアとしてBD(ブルーレイディスク)が登場し,次世代メディア争いに勝ち,DVDもオールドメディアとなっていくということである。
今年の世界需要は62億8400万枚だが,来年2009年に64億4000万枚をピークに低落が始まり,2011年には60億9400万枚となると予想されている。
一方のBDは,今年は2000万枚だが,2011年には2億7900万枚と,14倍増が見込まれているらしい。
普及し始めたのが2003年頃というから,7年で下降期に入ることになる。
DVDの前の光学メディアはレーザーディスクだった。
初出が80年だか81年で,平成を迎えた頃にソフトの価格が下がり始め(それでも1枚6,000円はしたが),次世代メディアであるDVDの需要が確実になった96年頃には,半値になった。
つまり巨大なカートリッジに入ったVHDとの競争に勝ち,DVD出現まで10年以上にわたって市場に君臨したことになる。
また,ディジタル製品とは言えないが,圧倒的なシェアを誇った映像メディアであるVTRテープは,83年のHifi機登場以来四半世紀がたった。
私は,当時最高画質を誇ったED-Betaを持っていたが,2004年の晦日に使用したのが最後となっている・・・。
ディジタル機器の変遷の速さはめまぐるしい。
例えばMF2HD(その前は2DDだった)のFD(フロッピーディスク)など,完全な前世紀の遺物と化している。
トラブルが多く,WinXPとの相性は極悪で,私が使用しなくなって数年になる。
外付けドライブを買おうと思ったが,今となってはUSBメモリーの方が安く大容量である。
また,私は1.3Gの外付けMOドライブを使用しているが,これも使用頻度は高くない。今のうちにディスクを買い占めておこうと思ったが,DVD-Rの方が4Gの容量に加え廉価である。
・・・ということで,128mbと16mbのUSBメモリしか持っていない私としては,2Gクラスのメモリを買うべき,と思うが,身の回りの始末が悪いので軽量小型のUSBメモリは,紛失しそうで怖い。
だから,今はそれすら使わなくなりつつある。
では,仕事のデータの持ち運びはどうするのか,と思われるのだが,データの95パーセントは職場のサーバに置いてある。
データの共有が出来るし,いちいちPC同士のやりとりが省略できる。
じゃ,持ち帰り仕事はどうする,と言われるが,メールに添付して送れば空身で歩ける。どうしてもメデイアで持ち歩かなければならないときは,デジカメのメモリーに入れる。
ケーブルさえあれば,デジカメは,立派にUSBメモリの代用品となるのである。
カードリーダーがあれば,さらに言うこと無しである。
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