スタート直後の1コーナーがすべてでしたね。
赤馬の速さは群を抜いていましたので,アロンソとしては当然勝負に出るわけでして,一歩も引かぬ1コーナーの鍔迫り合い-サイドバイサイドは見応えがありました。
ま,大外から切り込んだアロンソより,イン側のマッサの方がマージンがあったということでしょう。
これで勝負はつきました・・・。
TOYOTAはトゥルーリの6番グリッド消失,ラルフは接触,挙げ句の果てに今季初の全滅,と萎えかけました。
HONDAが同士討ちしてバトンがフロントウィングを失って順位を下げたのは,琢磨の怨念でしょうか・・・。
日本勢が壊滅する中,我らのたっくんが遂にやってくれました。
走り慣れたカタルーニャサーキットとはいえ,1次予戦を軽々突破(予選は録画忘れた)。
決勝でも,上位陣の脱落に助けられたとはいえ,ワークスのHONDAを喰っての8位入賞は見事でした。
確かにライコネンやハイドフェルドの脱落はあったものの,他の下位チームは勿論,ルノーやHONDAのワークスチームを喰っての入賞ですから意義あることと思います。
単なる棚ぼたでは決してありません。
レースが荒れたときはきっちり上位に食い込む,というのは決して簡単なことではありません故・・・。
SAF1のピットは殆ど優勝したかのようなお祭り騒ぎでしたね。
A久里代表もたっくんと一緒にうるうるきていましたし,実況の塩原アナも感極まって,「A久里と琢磨のコンビは最強だ~」
と叫んでおりました。
次にポイントを取ることが如何に困難かは誰もが分かっています。
そして,もし再びポイントを取ることが有れば,いよいよステップアップが見えてくることでしょう。
今週はダブルヘッダーで,一週間後に伝統のモナコGPです。
もし,再びSAF1にチャンスが巡ってくるとしたら,荒れる可能性のあるモナコかカナダあたりが可能性があるかも知れません。
今週末は,紺碧のコート・ダ・ジュールに抱かれた地中海の宝石ともいうべきモナコGPを堪能したいと思います。
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