おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

食べるおばば

2018年09月25日 | 映画・DVD・映像
映画 「食べる女」を見ました。
女性の生き方って難しいのかな?
女性って まだまだそれほど自由じゃないのかな?
そんな疑問も残りましたが それと同時にこれを見て元気を取り戻したり、前を向きなおしたり
はたまた 人生仕切りなおそうと思ったり、、、
そんな人もいるのではないでしょうか?

この年まで いったい何をしてたのかしらと
都度 思ったりもするのですが
美味しいもの、、、つまりは あったかい食事をしたり
いい友人の中で 自分をしっかり立ちなおしてまた頑張ろう!

なんてね
そんな風な元気と 勇気がね
でてくる映画でした。
私にはね・・
私には 元気をくれた映画です。

小泉今日子さんが 本当に素敵でした。
カッコいい!
おばばも カッコいいおばばをこれからでも目指そう。
しょぼくれてちゃダメだ。

まあ、、、
ホント、、
生きていると 色々あるものでね。
でも 生きよう!
もうちょっと頑張れるなぁ


公開を楽しみにしていたけれど

2018年09月17日 | 映画・DVD・映像
樹木希林さんのご訃報に触れて 気持ちが沈んでいます。
今年も多くの方々が、、
残念です。

樹木希林さんの映画がもうすぐ公開されることになっていますね。
日々是好日です。
多少 茶道を嗜むし 予告編の樹木希林さんの佇まいがとても素敵だったので絶対に見ようと予定に入れていました。

とても とても 素晴らしい女優さんだと思いました。

どうぞ 安らかにお眠りください。
合掌

プーと大人になった僕

2018年09月17日 | 映画・DVD・映像
先週金曜日に見てきました。
まず どなたかも仰ってましたが
1: 放題が良い
時々??と思うものもありますが この放題に色々な思いを張り巡らせた方多いのではないでしょうか?
原題は Christopher Robinです。

2: イギリス英語
日本は 授業も 巷の放送もインフォメーションもアメリカ英語ですが やはり すごく音が違いますよね。 どちらが良いとはわかりませんが。

3: イギリスの田舎の風景が優しい
私は舞台になった辺りを含め イギリスは何度か旅をした事があります。
ロンドンの住居の辺りや square と呼ばれる場所が懐かしく思えました。
多分 行った事があっても無くても どこか懐かしく思う場所を撮影に選んでいると思います。
実際 イギリス国内には あんなせせらぎとか たくさんあって 「ここ プーさんの森みたいだよね」って娘たちと話した事もあります。
日本なら さしずめ 「トトロの森」みたいな。

4: 「クマのプーさん」に出てくるChristopher Robin少年は みんなのヒーローなのですが 大人になっても 会社の中でみんなのヒーローでした。
やっぱり 優しくて責任感が強くて 愛されるのです。

5: ネタバレですが 家族を連れて 100エーカーの森に来たChristopher Robin。その後ろ姿を見送るプーさんの顔は ぬいぐるみではありますが 色々感じる事ができる表情でした。
自分達を思い出してくれた彼? だけでなく 「大人になった」彼を受け入れた顔だと思いました。

よく いつまでも子供の頃を忘れない と言いますが、それは いつまでも子供じみていることでは無く 大人として生きて 責任果たして その上でって事なのですよね。
これを見て 変に誤解して 「子供っぽいワタシ可愛い」 とか めちゃくちゃ勘弁です。


Fall out

2018年08月25日 | 映画・DVD・映像
忘れてました!
Mission Impossible も見てます。

Fall out の ダブルミーニングにクスッですが 相変わらず トムは頑張ってる!!!

最後のセリフに as usual だったか usually だったか 忘れましたが ホント いつもながらの頑張りに脱帽と いつもながらの結末にホッと!!でした。
なんだかんだで もし 次も出たら 見ちゃうだろうなぁ。
たとえ as usual であってもね!

トム!頑張れ!

Here We Go!!

2018年08月25日 | 映画・DVD・映像


見てきました!
楽しかった!
泣けました!
ぼろぼろ泣きました。
泣き声になりそうで 我慢するのが辛かったです。

内容については これから観る方も多いと思いますので 言いませんが、

まず リリー ジェイムスが 可愛かった!
「シンデレラ」以来なのですが 私にとっては笑顔に引き込まれる女優さんです。
本当に 彼女の可愛さ満載で キラキラ光っていました。

シェール!
魔女ですね!!
いい意味で魔女です。 この人の存在感ヤバいですね!! そして 彼女の歌も やっぱり上手いです!

メリル ストリープ!
出てきた時にボロボロ涙が出てきました。 娘への母親の気持ちが 自分と重なるのかもしれません。

観ていて すっごく すっごく 娘達に会いたくなりました。
私にとって大切なものは やっぱり 永遠に大切なものだと思いました。

いやぁ 映画って!!!・・です!

次は ペンギンハイウェイを観る予定です。

Absolutely lovely!

2018年05月25日 | 映画・DVD・映像
映画 アニーの監督でもある ウィル グラックの
ピーターラビットを見てきました!

ピーターラビットは 英語 日本語 スペイン語の順番で本を読みました
Wedge Wood のシリーズもいくつか持ってます。
もちろん 湖水地方も行った事があるし
ロンドンも ハロッズも懐かしい!
何よりも 何よりも
イギリス英語が懐かしいです。

で!
この映画!

楽しかったです。

イギリス英語的には
Absolutely tremendous!
How lovely!

というものです。

作った監督はアメリカ人ですが
イギリスっぽいシニカル(字幕にないけど)
イギリス英語ならではのアクセント そして 発音
加えて お決まりのフレーズ!

可愛いだけじゃない!
私にとっては 楽しさ 懐かしさ 嬉しさ満載の映画でした。
イギリス好きな方は必見!

ああ〜
イギリス人っぽいよね〜
というセリフもあって 笑えます。
ちなみに あまり忠実に字幕で訳されてません。
問題発言(?) よく言うお決まりフレーズ等々日本語にし難かったのかもです。

映画予告もまた たくさんあって、
これからも見たい映画いっぱいで嬉しいです。

ひとつ見たい映画があるのですが 近所でやってません。
電車で1時間半!
どうしようかな〜と思案中です。

いやぁ
映画って ほんっとに良いですね!

女は二度決断する が おばばは何度も決断を撤回する

2018年05月01日 | 映画・DVD・映像
いやいや・・・撤回してたら、それは「決断」とは言えないってことですよ。
単なる「思いつき」です。

さてさて
ダイアン クルーガー見たさに映画を見てきました。
ファティ アキン監督 『女は二度決断する』
ドイツ映画なので ドイツ語は Aus dem Nichts
だしぬけに とか どこからともなくという意味だそうです。
英語での題名は In the Fade
そのどこから 邦題が「女は二度決断する」とつけられたのかわかりません。
一回目の決断と 二回目の決断は どれだ?
なんて 終わった後も考えています。

さてさて 私としてはとても衝撃的で 印象に残る映画でした。
とにかく ダイアン クルーガーがうまい!!
化粧っ気がなく 髪も無造作ですが 本来「綺麗な」と言う以上に印象的な美女です。

(あまり映画を見ないので 彼女を意識したのはタランティーノ監督の イングロリアスバスターズ
ここでは 印象的なスパイの美人女優を演じていました。)

この映画で 彼女はカンヌ映画祭での 主演女優賞を受賞しています。
それで 少し前にみた Three Billboards とオーバーラップします。
この映画でのフランシス マクドーマンドも化粧っ気のない役で かつアカデミー主演女優賞でした。
内容も 「真実を突き止めようと闘う母親」。
ただし この女は二度決断する は。。(ネタバレになるので割愛)

無差別爆弾テロの恐怖 卑劣さ 悲しみ 悔しさは 日本人の私にはわかっていないでしょう。
ここでも言われる移民や民族に対する偏見もまた 日本人には ピンと来ないかもしれないです。
彼女のtatooが なぜ 「サムライ」だったのか?
そこに赤い色を付けたのもまた 大いなる決断だったのでしょうが、彼らにとっての「サムライ」はなんだったのか?
サムライの敵討ち? 

もし 私が彼女の立場だったら・・・

今年に入って映画館に出向いてみた映画が珍しく多いです。
でもどれもがとても印象的で 考えさせられるテーマでした。
次に見たいのは
サミュエル L ジャクソンがナレーションをしている映画と・・
ピーター ラビットだわね。(笑)
ただ、どちらも近所の映画館ではやっていないので遠くまで遠征しなくちゃ!なんです。
5月から 午前中まで仕事が埋まってしまってきているので 果たして時間がとれるかしら?





Let は許可 Pentagon Papers

2018年04月12日 | 映画・DVD・映像
なかなか見に行けなかったPentagon Papersをようやく見る事ができました。
私にはなじみのある時代なので(笑)最後の最後までドキドキしながら見る事ができ 楽しかったです。
本当に最後の最後まで ドキドキするのです。
ちょっとネタバレになりますが ニクソン大統領の名前が出た時、彼の性格、そして 彼の失脚
そうそう・・・そうだったよね。
であります。
役人達の名前もどちらかというと今はわからないけれど 当時の名前には聞き覚えがあります。
そういう意味では とても身近な映画とも言えたかもです。
若いヒト達にとっては世界史の一環でしょう。

さてさて
メリル ストリープが映画の中で
Let's go. We publish. (もしかしたら We'll publish. かもですが) と言います。
ワシントンポストが 危険を冒して政府のすっぱ抜き記事を発刊するのを決めた時のセリフです。

普通に Let's ならば ~しよう! なのですが
トップである彼女が考えに考えて出した結論なのです。
ここでのLet's というより Let は まさに「許可」なんだ!!と 私は感じました。
そして Let's にすることでそれまでは どこか一体感のない存在だった彼女が会社と一体になる瞬間であります。

I allow you to publish the news. ではなく
Let's publish. なのが ぞくぞくした瞬間でもありました。

トム ハンクス そして メリル ストリープ 二人とも大好きな役者さんです。
大好きすぎるほど 大好きです。
その二人が競演しているのですから もう 濃い!!
ホントに 濃すぎるほど濃かったです。
そして 面白かった!

今年に入って 映画館で5本映画を見ました。
どれもアメリカ映画だったのですが どれにも共通するのが 政府に対する批判、弱者、移民、マイノリティに対する擁護に似たもの等々のように思います。
トランプ政権になって アメリカ映画がちょっと方向を変えている?
映画の中でも報道の自由という言葉が何回も出てきました。

とはいえ
実際は 報道操作もあるよね、報道の偏見もあるよねと穿って考えております。

The 15:17 To Paris

2018年03月06日 | 映画・DVD・映像
こちらは 今日見てきました。
監督はクリント イーストウッド

子供の頃から仲良し3人組が欧州旅行の途中で乗った電車の中で1人のテロリストを捕まえる

とまあ そういう映画です。

ほとんどは 彼らがどこでどうやって知り合って
どんな少年で
どうして今に至ったか
そして その事件に遭遇するまでどんな旅をしていたか・・
に映画の大半が割かれています。

でも
それを知らないと ただのヒーローの話で終わってしまうのですが
彼は決して優等生ではなく どちらかと言えば問題児で 劣等生で 「人を助けたい」夢をかなえるために入った空軍では落ちこぼれでもあったのです。
でも、彼はくじけなかった。
「人を助けたい」と神に祈った少年は運命に導かれるままに電車に乗ったのです。

テロリストが事を起こして 彼らが取り押さえ 乗客を安心させ 守って 救助されるまでは短いです。
息を持つかせぬ速さで終わってしまいます。
そこがまた リアリティかもしれません。

映画の冒頭では
もともと仲良しだった二人の少年の母親が学校の教師に面談をします。
そこで女性教師は
「おたくのお子さんは ADHDです。」と はっきり言うのです。
というより 言っちゃうのです。
いやいや・・教師の立場でその判断と断定はまずいだろう・・・。
集中力のない子 イコール ADHDではないし、仮にそうであったとしても それは人格否定されるものではない。
ここでも シングルマザーに対する偏見などもでてきます。
母親達の子育ての葛藤も出てきます。
もしも 自分だったら どんな子育てをするだろう、どう教師に言うだろう。
そんな風にも考えつつ見てました。
これは実際にあった事件を 実際の人が再現している映画なのですから、彼らの成長ぶりもまたリアルなのです。
子供の時にレッテルを貼ってはいけない。 貼られてもくじけちゃいけない。 
どう 成長していくか 可能性は無限ですし また 望むことは 努力によって叶えられる(可能性はあるのでしょう)
この人達が 大惨事になる前に人々を救った・・そう思うと なお一層彼らの誇らしげな笑顔がとっても とっても眩しくて素敵なのでした。

次は Pentagon Papers と Train Mission がみたいなぁ・・と 
それは月末なのでしばし映画とはサヨナラですが、 稼働が元通りになるので映画を見る時間そのものがあるか疑問です。


The Shape of Water

2018年03月06日 | 映画・DVD・映像
アカデミー作品賞 と 監督賞に輝きましたね。
耳は聞こえるけれど 言葉を発することができない女性と アマゾンで神のような存在の半魚人とのロマンスです。
まだ白黒テレビの時代
ハラハラ ドキドキもあり
ほっこりもあり
バイオレンスもあり
そして 最後は暖かい・・・



だけでなく
冷戦下のアメリカvsソビエト時代も思いだし
アメリカ側からの他国への蔑視等々も思いだしました。
ここの所 かなりの頻度で映画をみているのですが
共通した点があります。

差別をあからさまに口にだす登場人物がいる。

のです。
助演男優賞をとった サム ロックウェルのThree Billboards での役どころもそうでした。
これでもか と言わんばかりに 人種や 肌の色、マイノリティに対して 移民、弱者、職業的なものに対し
これでもか!! と 吐き続ける登場人物がいます。

でも
どの映画も それを超えて 家族になれたり 恋人になれたり そして 理解者になろうとしたり・・
変わっていける。 超えていける。
というメッセージがあるように思います。
たぶん
トランプ効果ではないかと思うのです。
彼がそこまで考えたかどうかは 疑問ですが、
大統領とは思えないほどの 「差別」「区別」待遇を強行する言動は 多くのアメリカ人や 世界に反感を与えています。
反感を与えつつ おそらく 「そういう考えあった」 「していた」という気づきもあり
それに対し 「それは いけない」「人はそうであってはいけない」というメッセージにつながったのではないかな・・と考えるのであります。

言葉を発せない女性と 言葉を持っているかどうか疑問の生物と心が通うのか?
それは 言語が違う人間同士 心を通わせることができるのだという結論につながっていくように思います。
大事なのは 言葉じゃない。
それは いつの時代も 誰もが思う事なのですがね。

さてさて
The Shape of Water 出てくる音がいいなぁと思いました。
卵をゆでる音
紙袋の口を折る音
テレビをつけたり そこから出てくる音
パイを切るフォークの音
何気ない日常の音が やわらかいなぁ
なんだか いいなぁ・・と思いました。
もちろん 悪役 マイケルシャノンが ガリガリと噛み砕くキャンディの音も なんだかすごく固い 乾燥した音がして、これもまたちょっと違うように思います。
そして 水の音・・

いい作品だったと思います。